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Yamareco

記録ID: 152796
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
霊仙・伊吹・藤原

【廃村を訪ねて】西藤原から藤原岳・銚子ヶ岳・静ヶ岳・竜ヶ岳縦走

2011年11月21日(月) ~ 2011年11月22日(火)
 - 拍手
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
15:36
距離
25.7km
登り
2,623m
下り
2,536m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

【1日目】
三岐鉄道西藤原駅8:20→大貝戸登山口8:30→五合目9:25-40→八合目の先10:20-25
→藤原山荘11:10-45→藤原展望台12:00-10→(10分休)→孫太尾根分岐13:35
→治田峠14:35-40→茨川廃村15:30(幕営)
7時間10分(歩行5時間50分)

【2日目】3:45起床
茨川6:15→治田峠7:10-15→銚子ヶ岳→8:15-30→静ヶ岳9:45-50→竜ヶ岳11:10-20→
石榑峠12:20-30→長尾滝13:20→(休憩10分)→宇賀渓14:35
8時間20分(歩行7時間25分)
天候 21日:晴れのち曇りのち雪のちあられのち雨
22日:曇り時々雨のち晴れ
過去天気図(気象庁) 2011年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 タクシー 自家用車
公共交通機関を利用の場合、現在では宇賀渓からのバス便はないので、
三岐鉄道の駅まで徒歩かタクシー利用になる。(最寄駅は三里)
コース状況/
危険箇所等
・西藤原駅、大貝戸登山口に登山ポストあり。
・藤原展望台からの下り、雨に濡れた石灰岩や落ち葉に埋もれた粘土質の急坂で滑りやすい。
・石榑峠からの下り、渡渉箇所がいくつもあるが、苔で滑りやすく、また歩幅が必要な箇所も多いので注意。
いなべ市あたりは時雨れて虹。
2011年11月21日 07:04撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/21 7:04
いなべ市あたりは時雨れて虹。
虹の根っこを捉えた!
2011年11月21日 07:18撮影 by  DSC-TX5, SONY
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11/21 7:18
虹の根っこを捉えた!
レトロな三岐鉄道。切符も律儀に硬券でした。
2011年11月21日 07:54撮影 by  DSC-TX5, SONY
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11/21 7:54
レトロな三岐鉄道。切符も律儀に硬券でした。
西藤原でも虹。
2011年11月21日 08:21撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/21 8:21
西藤原でも虹。
山の上は曇ってます。
2011年11月21日 08:24撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/21 8:24
山の上は曇ってます。
大貝戸道(表道)の入口にある神武神社。
2011年11月21日 08:29撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/21 8:29
大貝戸道(表道)の入口にある神武神社。
ここらは晩秋の雰囲気。
2011年11月21日 09:14撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/21 9:14
ここらは晩秋の雰囲気。
五合目。
2011年11月21日 09:21撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/21 9:21
五合目。
八合目。
2011年11月21日 10:15撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/21 10:15
八合目。
虹を見おろす。
2011年11月21日 10:25撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/21 10:25
虹を見おろす。
九合目。ここまではいい天気だったのだが。
2011年11月21日 10:36撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/21 10:36
九合目。ここまではいい天気だったのだが。
雪が積もってます。
2011年11月21日 10:58撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/21 10:58
雪が積もってます。
2011年11月21日 11:49撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/21 11:49
2011年11月21日 11:55撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/21 11:55
2011年11月21日 11:55撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/21 11:55
2011年11月21日 12:00撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/21 12:00
小屋を出て、展望台へ向かう道から振り返って。
2011年11月21日 12:00撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/21 12:00
小屋を出て、展望台へ向かう道から振り返って。
展望台まで来たものの展望なし。
風強し。
2011年11月21日 12:09撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/21 12:09
展望台まで来たものの展望なし。
風強し。
2011年11月21日 12:10撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/21 12:10
ルート上の要所に、この看板が設置されている。
2011年11月21日 12:33撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/21 12:33
ルート上の要所に、この看板が設置されている。
落ち葉の下が泥ですごく滑る。
2011年11月21日 12:38撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/21 12:38
落ち葉の下が泥ですごく滑る。
このあたり滑りまくり、七転八倒。
2011年11月21日 13:04撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/21 13:04
このあたり滑りまくり、七転八倒。
ここらもまだ油断できない。
2011年11月21日 13:18撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/21 13:18
ここらもまだ油断できない。
だいぶましになってきた。
2011年11月21日 13:36撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/21 13:36
だいぶましになってきた。
恐怖のスリップエリアを通過してほっと一息。
2011年11月21日 13:36撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/21 13:36
恐怖のスリップエリアを通過してほっと一息。
これは15番の間違いだと思う。
2011年11月21日 13:45撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/21 13:45
これは15番の間違いだと思う。
2011年11月21日 14:02撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/21 14:02
番号なし。
2011年11月21日 14:04撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/21 14:04
番号なし。
こちらが正しい14番。
2011年11月21日 14:06撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/21 14:06
こちらが正しい14番。
2011年11月21日 14:07撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/21 14:07
2011年11月21日 14:08撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/21 14:08
2011年11月21日 14:13撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/21 14:13
2011年11月21日 14:15撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/21 14:15
2011年11月21日 14:16撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/21 14:16
2011年11月21日 14:22撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/21 14:22
麓はよく晴れているけど。
2011年11月21日 14:22撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/21 14:22
麓はよく晴れているけど。
771mピークの手作り看板。
2011年11月21日 14:25撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/21 14:25
771mピークの手作り看板。
2011年11月21日 14:35撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/21 14:35
治田峠(はったとうげ)に到着。
随分時間がかかってしまった。
2011年11月21日 14:36撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/21 14:36
治田峠(はったとうげ)に到着。
随分時間がかかってしまった。
植林帯の急坂ののち、沢に沿って下っていく。
2011年11月21日 14:50撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/21 14:50
植林帯の急坂ののち、沢に沿って下っていく。
茨川廃村の石組み跡。
2011年11月21日 15:21撮影 by  DSC-TX5, SONY
1
11/21 15:21
茨川廃村の石組み跡。
古い道標。
2011年11月21日 15:21撮影 by  DSC-TX5, SONY
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11/21 15:21
古い道標。
八幡工業高山岳部小屋。
元は分教場だったそう。
軒下を借りてテントを張る。
2011年11月21日 15:22撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/21 15:22
八幡工業高山岳部小屋。
元は分教場だったそう。
軒下を借りてテントを張る。
2011年11月21日 15:23撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/21 15:23
名大WV小屋
2011年11月21日 15:23撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/21 15:23
名大WV小屋
茶屋川にかかっていた橋は流されてしまったのか。
2011年11月21日 15:35撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/21 15:35
茶屋川にかかっていた橋は流されてしまったのか。
ここで死んだのか、雌鹿の骨が、ほぼ全身残っていた。
2011年11月21日 16:00撮影 by  DSC-TX5, SONY
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11/21 16:00
ここで死んだのか、雌鹿の骨が、ほぼ全身残っていた。
翌朝
2011年11月22日 06:23撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/22 6:23
翌朝
2011年11月22日 06:58撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/22 6:58
治田峠まで登りかえす。
2011年11月22日 07:08撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/22 7:08
治田峠まで登りかえす。
2011年11月22日 07:18撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/22 7:18
2011年11月22日 07:18撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/22 7:18
まっかっか
2011年11月22日 07:20撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/22 7:20
まっかっか
2011年11月22日 07:23撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/22 7:23
2011年11月22日 07:27撮影 by  DSC-TX5, SONY
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11/22 7:27
銚子ヶ岳に近づくと真冬の雰囲気。
2011年11月22日 08:07撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/22 8:07
銚子ヶ岳に近づくと真冬の雰囲気。
銚子ヶ岳山頂。
2011年11月22日 08:16撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/22 8:16
銚子ヶ岳山頂。
2011年11月22日 08:16撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/22 8:16
2011年11月22日 08:16撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/22 8:16
2011年11月22日 08:45撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/22 8:45
静ヶ岳山頂。
2011年11月22日 09:47撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/22 9:47
静ヶ岳山頂。
2011年11月22日 09:49撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/22 9:49
2011年11月22日 10:00撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/22 10:00
2011年11月22日 10:03撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/22 10:03
2011年11月22日 10:12撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/22 10:12
2011年11月22日 10:13撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/22 10:13
2011年11月22日 10:13撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/22 10:13
2011年11月22日 10:22撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/22 10:22
2011年11月22日 10:22撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/22 10:22
2011年11月22日 10:28撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/22 10:28
2011年11月22日 10:41撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/22 10:41
2011年11月22日 10:41撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/22 10:41
今日も虹。
2011年11月22日 10:44撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/22 10:44
今日も虹。
2011年11月22日 10:51撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/22 10:51
2011年11月22日 10:51撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/22 10:51
2011年11月22日 10:51撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/22 10:51
2011年11月22日 10:51撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/22 10:51
こんもりと竜ヶ岳。
2011年11月22日 10:57撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/22 10:57
こんもりと竜ヶ岳。
霧の中の光に向かって。
2011年11月22日 11:02撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/22 11:02
霧の中の光に向かって。
来し方を振り返る。
2011年11月22日 11:04撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/22 11:04
来し方を振り返る。
眩しさに祝福されているような。
2011年11月22日 11:10撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/22 11:10
眩しさに祝福されているような。
竜ヶ岳山頂。
2011年11月22日 11:11撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/22 11:11
竜ヶ岳山頂。
雪と草のオブジェ。
2011年11月22日 11:12撮影 by  DSC-TX5, SONY
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11/22 11:12
雪と草のオブジェ。
2011年11月22日 11:22撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/22 11:22
2011年11月22日 11:27撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/22 11:27
2011年11月22日 11:32撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/22 11:32
2011年11月22日 11:38撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/22 11:38
2011年11月22日 11:41撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/22 11:41
重ね岩
2011年11月22日 11:42撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/22 11:42
重ね岩
振り返るとめっちゃいい天気。
なんだかなぁ。
2011年11月22日 12:01撮影 by  DSC-TX5, SONY
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11/22 12:01
振り返るとめっちゃいい天気。
なんだかなぁ。
2011年11月22日 12:01撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/22 12:01
石榑峠(いしぐれとうげ)
2011年11月22日 12:18撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/22 12:18
石榑峠(いしぐれとうげ)
車道が通じてるので車がたくさん。
2011年11月22日 12:18撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/22 12:18
車道が通じてるので車がたくさん。
2011年11月22日 12:57撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/22 12:57
長尾滝。
2011年11月22日 13:20撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/22 13:20
長尾滝。
2011年11月22日 13:48撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/22 13:48
2011年11月22日 14:05撮影 by  DSC-TX5, SONY
11/22 14:05
撮影機器:

感想

電気も開通せぬまま、昭和40年に廃村になったという茨川。
是非一度訪れてみたいと思い、まだ未踏であった藤原岳〜竜ヶ岳間の
縦走路と組み合わせて歩くことにした。
鈴鹿の山をテント泊で縦走なんて、何十年ぶりのことか。
月日の経つのは早いものだ。

なんかとても疲れたのは、きっと荷物の重さのせいだけではないだろう。
ドロ道で滑りまくり、一度なんか頭が下になって滑落するかと思ったり、
風は吹くわ、雪もアラレも降るわ、オマケに苔で滑って渡渉に失敗し、
腰まで水につかるわと盛りだくさんだったからだ。

虹は出まくり、廃村はひっそり、鹿の亡骸は銀杏の葉に埋もれ、
秋と冬と、色んな天気や情景が混ざった不思議な山行きだった。

今回のように強い冬型の気圧配置の時、鈴鹿北部がどのような天候になるのか、
身をもって、よーくわかりました。

計画では、竜ヶ岳から三池岳まで足を延ばそうと、
クルマを八風キャンプ場に置いたのだが、
あらかじめ実家の母に書き残しておいた、
下山予定時刻を過ぎてしまいそうだったので、やむなく石榑峠までとした。

石榑峠から道連れとなり、宇賀渓からクルマに乗せていただいた、
キャノンデール乗りの方、有難うございました。とても助かりました。

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【動画1】鈴鹿県境縦走路でアラレに降られる



【動画2】茨川廃村その1



【動画2】茨川廃村その2



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【備忘録】
行動中 水消費量:ポカリ1リットル(ハイドレ)ペットお茶0.5、テルモス0.5

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コメント

koodooさん、はじめまして。
良い山行をされていますね。
縦走に、廃村訪問に、幕営に!

鈴鹿は奥が深いですねぇ。先日、御池岳に
登って鈴鹿の魅力にヤラレタ感じです。

鈴鹿縦走もいつかやってみたいと思っています。
素晴らしい記録の公開ありがとうございました。
2011/12/7 23:18
コメントありがとうございます!
satoru-ktさん、はじめまして。

鈴鹿は、山で生活していた昔の人の息吹を
感じさせるような遺構なんかも多いですね。
こじんまりしているようでも
色んなコースや楽しみ方があるように思います。

私事ですが、これからしばらくは三重の実家に行く事が
増えそうなので、この機会に故郷の山をもっと味わいたいと思っています。

お互い良い山行しましょう。
2011/12/8 0:51
プロフィール画像
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