焼岳北峰 新穂高の中尾より
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.7km
- 登り
- 1,381m
- 下り
- 1,378m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・中尾温泉登山口駐車場には10台ほど駐車可能。 (平日ともあってか下山時には4台しか止まってませんでした。) ・登山ポストあり。 ・中尾温泉登山口駐車場から登山口までの舗道区間は日中工事してるので、通行に注意する。 ・ヘルメットを必携。 ・焼岳小屋にてヘルメットの無料レンタルしてました。 |
その他周辺情報 | 深山荘露天風呂:入浴料大人500円 |
写真
感想
北アルプスの中では標高は低いけど、標高以上のダイナミックな景観と大地の息吹を直に感じることができる「焼岳」
自身2回目の登頂となりますが、焼岳の素晴らしさをぜひ紹介したいと思い、会社の山友を連れて登りに行った。
山友とは毎年この時季の恒例登山となっており、一昨年とその前の年は白山。昨年はちょっとラクしようと乗鞍岳に行ったが、酷い天気で山頂へは断念したことが記憶に新しい。
今回も、もしかしたら天候に恵まれないかもと、ちょっと不安がありましたが、どうも大丈夫そうだ。
当初は新中の湯ルートから登ろうと計画を立ててましたが、焼岳小屋も寄りたかったので新穂高側の中尾温泉から今回も登ることにした(中尾ルート、個人的に気に入ってるのもあるので・・・)。
深夜に新穂高に入り、深山荘の登山者用駐車場はいっぱいなのに対して、中尾温泉口の駐車場に着くと一台もクルマが止まってなかったのが何とも寂しかった。
夜明け前の4時ごろ、薄暗い中2人だけで入山した。
奥飛騨も熱帯夜なのか、登り始めは少し蒸し暑かったけど、標高を重ねるごとに空気が涼しくなってきました。
とても順調な足取りで標高を稼ぐことができた。
中尾温泉からの登山道は、最初ブナの森から始まり標高を重ねるごとにシラビソやコメツガと言った針葉樹林帯に入り、深い森の中でも微妙に植生が変わってくる。
苔が良い具合に山肌を覆い、その中には珍しいヒカリゴケを見ることができるのが、このルートの見どころの一つです。
更に歩を進めると旧中尾峠に近付くにつれて、これまでの深い森から一転して眺望が広がり、これまであまりお目に掛からなかった焼岳の山頂部分が突然現れ、そのダイナミックな大きさに圧倒されます。
同時に目の前の山肌からは火山性ガスが噴き出ており、焼岳の名に相応しく、大地の息吹を間近で感じることができます。
中の湯や上高地ルートより登山者は少ないけど、焼岳の絶妙なギャップを楽しむには中尾温泉からのルートが一番面白いのではないかと個人的には思います。
旧中尾峠から焼岳北峰までの道のりは見た目以上に長く、登るごとに疲労感もピークに達してくるが、北アルプスの絶景にテンションが上がり、疲労感を堪えながらもなんとか山頂に辿り着くことが出来た。
ダイナミックな火口部分と、遠くまで見渡せる360度の大展望は以前焼岳に登った時より素晴らしかった。
まさか富士山まで見えるとは思ってもいなかったので、達成感は半端なく気持ち良かった!
下山中に相方がヒザ痛を発症してペースが落ちましたが、予定通りの行動で時間に余裕があったので、焦ることなく無事下山することができました。
下山後は深山荘の露天風呂に入り登山の疲れを癒しました。
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