笠ヶ岳周回 絶景稜線と激下り(小池新道⤴クリヤ谷⤵)
- GPS
- 58:15
- 距離
- 26.1km
- 登り
- 2,368m
- 下り
- 2,497m
コースタイム
- 山行
- 6:08
- 休憩
- 1:24
- 合計
- 7:32
- 山行
- 7:45
- 休憩
- 1:45
- 合計
- 9:30
天候 | 3日間とも晴れ(下界では連続猛暑日) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
行きは夜行で新穂高温泉駅下車、帰りは昼間で平湯温泉BTから乗車。 下山口の中尾高原口から平湯温泉BTまで路線バス(確か780円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
クリヤ谷コースは下山でも相当キツイ。 ガレ場や急坂があり転落に注意。 |
写真
装備
個人装備 |
防寒着
サブザック
行動食
非常食
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
GPS
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
ツェルト
|
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感想
昨年、体調不良のため鏡平山荘でUターン。今回は、そのリベンジ。
連日40℃を越したとの報道が流れる中、笠周回にチャレンジ。
熱中症を心配しての笠周回だったが終わってみると楽しく素晴らしい山行だった。
1日目は昨年歩いたコース。できたら双六小屋まで登り2日目は完全な稜線漫歩と企んだものの、夜行バスの睡眠不足と猛暑で敢え無く鏡平山荘泊。
2日目は、涼しいうちにお花に癒されながら稜線まで登り切り体力の消耗を少しでも避けることに成功(自己満足)。
弓折岳からアップダウンはあるものの絶景を眺め、お花に元気をもらいながら稜線漫歩。
3日目は、念願のクリヤ谷コース。
雷鳥岩まではガㇾ場が多く転倒すれば谷底まで。
雷鳥岩からは巻き道が多く楽しく下山できるかと思いきや、急坂との繰り返し。
難コースとは分かっていたが最後まで激下りでどこまで下っても着かず膝も脹脛も悲鳴を上げ、ダウン寸前でようやく到着。
付録
抜戸岩の手前の残雪上で休憩が一緒になった大阪からの女性4名とガイドさんのパーティーが夕食時に明日のレクチャーを始め、クリヤ谷を下るとのこと。まさか女性のツアーが(大変失礼しました)と耳を疑ったものの、注意点や行動予定をこと細かく説明している。
クリヤ谷の下山が月曜日のため終始単独を覚悟していたがペースは違えど同じコースに人がいることは心強い。熊鈴もつけずに済みそう。
翌朝、山荘を出ると間もなく後ろにひたひたと足音が。
昨日で彼女たちのペースが分かっているのでパスするかと聞くと、このペースで良いとのことで気分よく山頂に到着。ご来光を待つがガスは途切れそうにない。
下山するにあたって、変なオッサンが難コースに付いてくると思われても困るので、山頂でご来光を待つ間にガイドさんに同じコースを下るので宜しくと挨拶をすると、「難コースでもあり、お互いに存在を確認しながら下りましょう」と配意した返答を貰い少し遅れて下山開始。
挨拶時に、私のペースが遅いので気にしないでと断ったおいたものの、言葉を交わした以上は気にしている筈。
はるか先であるものの先行者を確認できることは心強い。
その上ルーファイの心配も全くなく、歩行に集中して下山できた。
最終水場を少し下った地点で、パーティの声が聞こえたので「無事に下っている」ことを伝えたところ、「これから下も気を付けて安全に下山して」との返答があり、感謝の気持ちを伝えることができたので、そこからは呑気に涼みながら下山することになった。
素晴らしいガイドさんと元気な女性パーティーに感謝と乾杯!!!
登山口まで下りてくると登山届のポストに「おかえりなさい!おつかれさま」のメモが…。(勝手に先行パーティーの人から私へのメッセージと解釈しました。)
お互いに縁がなく素性も分からない者がこの様に配意し合える暖かさを感じる山行でした。
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