ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1537773
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

今回は軽めに大池→白馬→猿倉 〜山神様の嫉妬〜

2018年07月26日(木) ~ 2018年07月27日(金)
情報量の目安: S
都道府県 新潟県 富山県 長野県
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:35
距離
18.6km
登り
1,324m
下り
1,916m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
1:58
休憩
0:08
合計
2:06
距離 4.5km 登り 614m 下り 94m
13:28
0
13:28
46
14:14
14:21
4
15:10
15:11
23
2日目
山行
5:03
休憩
1:39
合計
6:42
距離 14.1km 登り 711m 下り 1,846m
4:54
41
5:35
5:37
35
6:12
6:16
32
6:48
6:59
31
7:30
7:48
15
8:03
8:10
7
8:17
8:42
26
9:08
9:19
15
9:34
9:42
68
10:50
11:02
1
11:03
11:04
32
11:36
乗鞍岳から白馬大池山荘までは渋滞。通常なら10分強で行けると思います。
岩室跡周辺も難所で登り渋滞が多い。ハイシーズンの週末は大渋滞になるかもしれません。
天候 26日 くもり/晴れ 夜から快晴
27日 終日快晴 信州側2,000m付近に雲海
過去天気図(気象庁) 2018年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 タクシー 自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
栂池山荘までロープウェイ
猿倉から栂池ロープウェイ乗り場まではタクシー(5,300円)
コース状況/
危険箇所等
特段の危険個所無し。
大雪渓の落石くらい。小規模な落石を2回見ました。
栂池山荘横の登山口から入山。
2
栂池山荘横の登山口から入山。
少し暑い。
木道も整備されており歩きやすい。
木道も整備されており歩きやすい。
雪渓を渡る。
風が気持ちいい!
雪渓を渡る。
風が気持ちいい!
乗鞍の広野では雲がかかり、遮熱効果抜群だった!
乗鞍の広野では雲がかかり、遮熱効果抜群だった!
ここで目の前を歩いていたおじ様が別グループのおば様達に追いつきステップの取り方を事細かに説明を始める。
狭い道で立ち止まっては「ここを踏みなさい」「それは無駄」「その石は踏むな」「もっと足元に目配りを!」と・・・。5〜6回くらい。
私はこんなことヤマレコに書いたことはありませんが、
あなたの後ろがどんどん渋滞してますよ〜!足元とともに後ろへの目配りもお願いします。(苦笑)
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ここで目の前を歩いていたおじ様が別グループのおば様達に追いつきステップの取り方を事細かに説明を始める。
狭い道で立ち止まっては「ここを踏みなさい」「それは無駄」「その石は踏むな」「もっと足元に目配りを!」と・・・。5〜6回くらい。
私はこんなことヤマレコに書いたことはありませんが、
あなたの後ろがどんどん渋滞してますよ〜!足元とともに後ろへの目配りもお願いします。(苦笑)
白馬大池に一番近いテント場を確保。
この日の風向きではこの場所はトイレよりも風上でした。
大半のエリアが風下で、少し気になりました。
2
白馬大池に一番近いテント場を確保。
この日の風向きではこの場所はトイレよりも風上でした。
大半のエリアが風下で、少し気になりました。
テント数47。
自分は一番端っこ!
振り返るとこんな感じ!
2
テント数47。
自分は一番端っこ!
振り返るとこんな感じ!
明日はこの尾根を進みます。
明日はこの尾根を進みます。
にぎわうテント場。
3
にぎわうテント場。
腕時計を外し、温めたワインを片手に何もせず、ただひたすら静かな時の流れを享受する。
※ちなみにオーストリア在住の従姉妹によると、ヨーロッパでは半数の人がワインは温めて飲むらしいです。
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腕時計を外し、温めたワインを片手に何もせず、ただひたすら静かな時の流れを享受する。
※ちなみにオーストリア在住の従姉妹によると、ヨーロッパでは半数の人がワインは温めて飲むらしいです。
ここからは夕日は見えないが、刻々と変化する雲の色でその状況を理解できる。
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ここからは夕日は見えないが、刻々と変化する雲の色でその状況を理解できる。
テント場に夕暮れが訪れる。
3
テント場に夕暮れが訪れる。
今夜は満月。
満点の星は見えないか。
今夜は満月。
満点の星は見えないか。
3時過ぎに起きたらド快晴。
暑くなると厄介なのでとっとと出発してしまおうと思う。
3時過ぎに起きたらド快晴。
暑くなると厄介なのでとっとと出発してしまおうと思う。
朝陽が上がってきた。
白馬岳に向けて出発!
朝陽が上がってきた。
白馬岳に向けて出発!
さようなら白馬大池。
良い場所でした。
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さようなら白馬大池。
良い場所でした。
稜線に朝陽が当たる。
気温は10℃ちょっとだろうか。少し肌寒い。
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稜線に朝陽が当たる。
気温は10℃ちょっとだろうか。少し肌寒い。
小蓮華に向けて歩く。
小蓮華に向けて歩く。
振り返るとずいぶん上がった朝陽。
振り返るとずいぶん上がった朝陽。
完全に森林限界の上なので日中だと相当暑そう。
この時間はまだ少し寒い。
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完全に森林限界の上なので日中だと相当暑そう。
この時間はまだ少し寒い。
台風接近中とは思えない超快晴!
台風接近中とは思えない超快晴!
近く見えるけど歩くととっても遠いんです。北アルプスは。
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近く見えるけど歩くととっても遠いんです。北アルプスは。
2000m付近に雲海。
2000m付近に雲海。
船越の頭到達。
どこから見てもとんがっています▲!
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どこから見てもとんがっています▲!
小蓮華到着!
はるか奥の並びは右から浅間、四阿、横手、岩菅っぽい。
はるか奥の並びは右から浅間、四阿、横手、岩菅っぽい。
これが清水岳?
槍、穂高。
槍の右肩遠方は乗鞍。
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槍、穂高。
槍の右肩遠方は乗鞍。
立山?(たぶん)
白馬、杓子、白馬鑓、唐松、五竜、鹿島槍の後立山連峰が全部見え!
この写真で一番高いピークまで行きます。
白馬、杓子、白馬鑓、唐松、五竜、鹿島槍の後立山連峰が全部見え!
この写真で一番高いピークまで行きます。
北方は水平線。
あー、やっぱ全然近付かない。北アルプスでかすぎる!
あー、やっぱ全然近付かない。北アルプスでかすぎる!
徐々に暖かくなってきた。
冷たい風の中で浴びる強い日差しの気持ちよさ!
徐々に暖かくなってきた。
冷たい風の中で浴びる強い日差しの気持ちよさ!
三国境。
富山、長野、新潟の県境。
三国境。
富山、長野、新潟の県境。
この辺は石が浮いていて結構疲れる。
この辺は石が浮いていて結構疲れる。
全然汗もかいていない気がする。
全然汗もかいていない気がする。
進んできた道をたまには振り返ってみる。
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進んできた道をたまには振り返ってみる。
目標捕捉‼️
白馬岳登頂‼️
北アルプス南部方向。
北アルプス南部方向。
剱の存在感は相変わらずすさまじい!
威圧感といった方が良いのか。
写真じゃ伝わりませんか?
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剱の存在感は相変わらずすさまじい!
威圧感といった方が良いのか。
写真じゃ伝わりませんか?
編笠(八ヶ岳)の先に富士。
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編笠(八ヶ岳)の先に富士。
南アルプスも端ー端で見えます。
南アルプスも端ー端で見えます。
草津白根、四阿、浅間。
草津白根、四阿、浅間。
北信の山々。
水墨画見たい。
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北信の山々。
水墨画見たい。
白馬山荘に向けて下山します。
白馬山荘に向けて下山します。
杓子に立ち寄ろうか悩み中。
時間と体力的には行けるけど・・・。
杓子に立ち寄ろうか悩み中。
時間と体力的には行けるけど・・・。
北信の山々。
立、劔、毛勝三山。
立、劔、毛勝三山。
白馬山荘見えた!
白馬山荘見えた!
白馬岳頂上宿舎も!
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白馬岳頂上宿舎も!
白馬山荘。
なんでも揃う天空のホテルです。
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白馬山荘。
なんでも揃う天空のホテルです。
ロケはすごくいいのに。
テント場がないのが残念。
ロケはすごくいいのに。
テント場がないのが残念。
やっぱり杓子は止めよう。
ソロだと気乗りしない。
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やっぱり杓子は止めよう。
ソロだと気乗りしない。
白馬山荘からも富士山も望める!
白馬山荘からも富士山も望める!
頂上宿舎のテント場。
縦走路上のテント場なのでこの時間帯はガラガラ。
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頂上宿舎のテント場。
縦走路上のテント場なのでこの時間帯はガラガラ。
白馬山荘を下から見上げるとこんな感じ。
2
白馬山荘を下から見上げるとこんな感じ。
写真で伝わるイメージ?ほど全然暑くない。
気温は低く風があって気持ちがいい。
(登りだとやや暑いか?)
写真で伝わるイメージ?ほど全然暑くない。
気温は低く風があって気持ちがいい。
(登りだとやや暑いか?)
ガスが上がってきた!
2
ガスが上がってきた!
さっきトラバースしてきた小雪渓。
さっきトラバースしてきた小雪渓。
この山域はとにかく人が多い!
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この山域はとにかく人が多い!
雪渓に入る。吹きあがってくる風が最高に気持ちがいい!
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雪渓に入る。吹きあがってくる風が最高に気持ちがいい!
多くの人とすれ違うがいわゆる軽アイゼンは登りも下りも難しそう。あれは上級者用ですね。
初めて使うなら10本爪がいいです。
でも重いし、硬いし、疲れるので自分はチェーンスパイク。
これがベストだけど付けている人が誰もいない。こんなにいいものなのに・・・
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多くの人とすれ違うがいわゆる軽アイゼンは登りも下りも難しそう。あれは上級者用ですね。
初めて使うなら10本爪がいいです。
でも重いし、硬いし、疲れるので自分はチェーンスパイク。
これがベストだけど付けている人が誰もいない。こんなにいいものなのに・・・
と思ったら、このお嬢さんたちはチェーンスパイクだ!
後にも先にもこのお二方だけでした。
スパイク部ではなく雪上ではチェーンが良く食いつく。
タイヤチェーンと同じイメージ。
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と思ったら、このお嬢さんたちはチェーンスパイクだ!
後にも先にもこのお二方だけでした。
スパイク部ではなく雪上ではチェーンが良く食いつく。
タイヤチェーンと同じイメージ。
大雪渓を抜けると樹林帯。
木々が水分を含んでいる今時季はそれほど暑くない。
大雪渓を抜けると樹林帯。
木々が水分を含んでいる今時季はそれほど暑くない。
白馬尻小屋で小休止。
白馬尻小屋で小休止。
最後は少し林道を歩く。
この日、唯一「暑い!」と思ったのがココ!
最後は少し林道を歩く。
この日、唯一「暑い!」と思ったのがココ!
今日歩いてきた稜線を振り返る。(右:小蓮華、左:白馬、鞍部が三国境。)
こうしてみてみるとすごい標高を処理してきたことに気が付く。
今日歩いてきた稜線を振り返る。(右:小蓮華、左:白馬、鞍部が三国境。)
こうしてみてみるとすごい標高を処理してきたことに気が付く。
最後はまた登山道を歩いて・・・
最後はまた登山道を歩いて・・・
猿倉荘到着!乾杯!
ここからタクシーで栂池に戻る。
タクシー料金は5,300円です。
猿倉荘到着!乾杯!
ここからタクシーで栂池に戻る。
タクシー料金は5,300円です。

感想

前回の常念は結構疲れたので今回は軽く。
この山域はすごく人が多い。
いつどこを歩いていても必ず数人は目にする感じで平日なのに時折渋滞もあり。

確かに北アルプスの中では非常に登りやすい山。
白馬岳のみ目指すのであれば猿倉から大雪渓を抜けるのが最も早く楽。
しかし今回は稜線歩きもしたかったので縦走にしたけど、これは頂上山荘泊で逆周りしたほうが明らかに楽だし安全。
事実、この日も逆周りの方の方が圧倒的に多く感じられた。
今回のルートだと1日目と2日目のバランスがすごく悪い。
1日めなんてほとんど登っていない気がする。

でもその分白馬大池ではのんびりできた。

非日常の空間に身を置き何もせずに過ごす。

それがどれだけ贅沢でどれだけ価値があるか。

テント場にいる人やヤマレコをご覧の皆さんはきっとそれに気がついている。
でも世の中の殆どの人は知らずに生きていてとても勿体無いと思う。

もっと多くの人に知ってもらいたいと思う一方で、混雑して欲しくないと願う自分もいる。

そんな過ごし方をする登山者のことを山はどう思っているのだろうか。
しばらく考えてみて、自分の中でその答えを1つだけ見つけてみた。

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技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
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白馬岳(猿倉から栂池)
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5

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