富士山
- GPS
- 09:37
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 1,447m
- 下り
- 1,499m
コースタイム
- 山行
- 6:56
- 休憩
- 2:42
- 合計
- 9:38
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
車:熱海⇨水ヶ塚(1時間40分) バス:水ヶ塚 5:00⇨5:30 富士宮口5合目(往復1800円) 【復路】 バス:富士宮口5合目 15:30⇨16:00 水ヶ塚 車:水ヶ塚 16:10 ⇨17:40 熱海 水ヶ塚からの始発バスは6:00のはずですが、この日は5時が始発で運行を開始してました。 待ち時間なく乗れたのでラッキーでした。 復路も1時間おきの運行と言ってたのに、臨時便が次々走っており、満席になると出発してました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【5〜7合目】 6合目まではすぐに着けます。登山道に危険はありませんし道幅も広く勾配も緩いです。この区間はウォーミングアップでゆっくり登りましょう。 7合目は元祖と新の2つあります。 6〜元祖7合目、元祖7合目〜新7合目の距離はほぼ同じくらいですが、降りになると元祖7合目〜6合目がやけに長く感じます。 登山道は砂礫で、道幅が広いので休憩も追い越しも容易にできます。 【7合目〜9合目】 8合目が近づくと溶岩の上を歩くような登山道となります。また、道幅の狭い箇所が多くなり、すれ違いで待つことも多くなります。 8合目で標高は3250m。この標高は日本に富士山しかなく、高山病となる可能性が大きくなります。グロッキーとなり横になって休んでいる人も多くいました。 【9合目〜富士宮口頂上】 9合目、9号5勺と小屋があります。登山道は狭くなる部分が多くなり、ほぼ溶岩の上を歩くようになります。登っていると気づきませんが、それまでよりも勾配がきつくなっていると思います。 9号5勺からは頂上がすぐ近くに見えますが、酸素が薄いので身体が思うように動かず、距離の割りに時間がかかります。 立ち止まる人が多くなり、思ったようなペースでは登れません。 【富士宮口頂上〜剣が峰】 馬の背と呼ばれる所を歩きます。剣が峰までの最後の100mほどの勾配がきつく、足元も滑りやすいので難儀する人が多かったです。 |
その他周辺情報 | 【温泉・入浴】 今回は入浴せずに帰りました。名前を忘れましたが御殿場方面に下ると温泉があります。 【バッジ】 途中の山小屋と頂上で売ってます。今回は2018年限定のバッジをgetしました。私が購入した時点で残りが6個。 下山する頃にはなくなってました。 【その他】 頂上にある郵便局から手紙が出せます。記念に出す人が多くいました。 |
予約できる山小屋 |
八合目池田館
|
写真
装備
個人装備 |
長袖インナー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
予備手袋
防寒着
雨具
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
常備薬
保険証
携帯
時計
サングラス
ナイフ
カメラ
ポール
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感想
3度目の富士登山となりました。
3度とも富士宮口からの日帰り。そして3度とも快晴。
今回は、還暦を迎える実兄が、還暦記念に富士山に登りたいということで、そのサポートをするための登山でした。
直前まで天気が不安定で、一時は中止とすることも考えたくらいですが、当日は朝から青空が広がりました。
実家のある熱海を3時半に出発し、水ヶ塚公園に4時50分頃に到着しました。すぐに準備を済ませタクシー乗り場に向かいます。バスは6時が始発との情報だったのでタクシーに乗るつもりでしたが、この日はバスが5時から運行するとのアナウンス。こりゃラッキー!ということで、バスの往復チケットを購入しバスに乗り込みました。既にほぼ満席。何とか2席空いていて座るとすぐに出発でした。全く時間のロスなく5合目に到着。
ここでトイレに並んだことで意図せず30分ほど高地順応できました。
登り始めるとすぐに稜線越しに太陽が差し込んできました。これが眩しいのなんの。ほとんど前が見えませんが、この区間なら危険はない。
そして6合目には、あっという間に到着です。
次に目指すは元祖7合目。ここまでの登山道は、基本的に砂礫です。傾斜が緩いので、足が滑ってしまうような事はないでしょう。
そして新7合目。7合目が2つあるのは不思議な感じですが、ここにあるおかげで適度に休憩が取れますね。この区間の登山道も大部分は砂礫です。
7合目を過ぎると、徐々に溶岩地帯に入ります。
空気が薄くなるのと、足を持ち上げる段差が大きくなるので、心拍が上がります。できるだけ心拍をあげないように、呼吸が荒くならないように注意しながらペースを作るといいでしょう。
9合目からは頂上がすぐそこに見えますが、ここからが正念場。多分、多くの方が疲れと酸素の薄さに苦しみ、数歩歩いては立ち止まる事を繰り返すのでしょう。登山道が狭くなっているので追い抜きもままならず、登山者が数珠つなぎとなります。
富士宮口の頂上には浅間神社奥宮があり、休憩できる場所もたくさんあります。見ればグロッキーの方も多いようです。
ここから最高地点の剣ヶ峰までは20分ほど。馬の背の最後の登りが滑りやすく急勾配なので、登りも下りも苦労している人が多かったです。
さて、富士山は皆のあこがれの山なのだと思います。登山を始めてすぐに富士山を目指す人も多いのではないでしょうか?そういった事情ではないかと思いますが、ちょっとしたマナーの欠けが気になります。
人が多いのである程度は仕方ないのですが、立ち止まるときは人の邪魔にならないところに避けてもらいたいものです。登山道が狭い所で立ち止まられ、道をふさがれたことが何度あった事か。苦しい場所ですので、休み休み登るのは普通だと思いますが、後の登山者にも気を遣うべきだろうと思います。
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