茶臼岳〜聖岳 記憶を辿る旅
- GPS
- 19:08
- 距離
- 30.1km
- 登り
- 3,553m
- 下り
- 3,347m
コースタイム
- 山行
- 9:01
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 10:07
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山届は畑薙大吊橋にあります。 下山届けも義務付けられています。バス利用の場合、運転手さんが回収します。 |
その他周辺情報 | 白樺荘 日帰り入浴可 食堂あり |
写真
感想
4年前、聖岳→茶臼岳のルートを2泊3日で行ってきた。今回は逆のルートをソロで、1泊2日の行程で計画。近いうちに赤石〜聖を繋げたいし、その参考にもなるかと薄れた記憶を辿る旅。
沼平駐車場に停め、林道歩き約40分。5時に畑薙大吊橋を渡る所から登山開始。ここは2年前にも登っているのでタイムを削り難いことも承知。なので飛ばすことよりもゆっくり一定のペースで歩くことを心掛ける。おかげで息が切れることなく、休むことなく足を運べたので横窪沢小屋まで予定より1時間短縮。
少し休憩し、コーラを買って出発。最近アミノバイタルより効くと思ってる(笑)。
樹林帯で心地良い風にも助けられ、急登の連続でもバテることなく茶臼小屋に到着。ちょうどヘリによる荷揚げの最中で、念願のシーンを間近で見ることができてラッキーだった。
11時までに茶臼小屋に到着しなければ茶臼岳ピストンに変更すると、心配してくれる友達にも、登山届にも記入してきたので、1時間早くクリアできて良かった。
ここでもコーラを買いたいところだったけど水補給で我慢。さすがに持ってるドリンク減らさなきゃ。5時間でコーラ+ドリンクの900ml、ゼリー飲料100g×2、180g×1消費。4年前よりグッと減った。
茶臼小屋で休憩後茶臼岳へ。上河内岳、聖岳が大きくここからの眺めが大好き。ここから聖方面に歩くのは初めてなので楽しみ。向かってくる人はいるけど私と同じ方向の人がいないからほぼ貸し切り状態。4年前はガスが湧き始めて、竹内門辺りも眺望ゼロだったから、岩にこんな模様があったんだと初めて見るような光景ばかり。
上河内岳を前に、少し栄養付けておこうとザックを下ろすと、雷鳥の子どもがチョコチョコと現れる。お母さんはどこかな?と見まわすと岩の上。おじゃましました。
途中すれ違いの3人組の方。「今日は天気も良いし、良いことありますよ。」と声をかけていただいた。それは本当だった。この後上河内岳の肩にザックをデポし山頂目指すが、ちょうどツアーの団体さんも到着。なんと、そのガイドさんが憧れのブロガーさんだった!
南岳はマツムシソウ、ナデシコのお花畑を通って到着。ここからの下りは、西側に大きくガレていて、結構急なので注意が必要。聖平小屋に向かう木道が見えるとホッとした。
翌日は3時出発で聖岳山頂を目指す。
下山する聖沢登山口から井川観光協会の送迎バスに乗って沼平駐車場へ帰るのだけど、最終バスが13時という何とも早い時間。それに間に合うように下山するためには8時に聖平小屋を出なくてはいけない。荷物は多少デポしていくが、ナイトハイクだし往復4時間以上かかるのでそう減らすことは心配でできない。月も星も見えてて好天が期待される。登り始めは寒くないので薄着で。
小聖を過ぎてもライトは必要。5時位から無しで歩けた。やはり山頂に近づくにつれ風が強く肌寒い。ご来光は奥聖越しに見えるので、ちゃんと見たい場合は奥聖に行くしかない。今回はバスの時間がネックとなり行くのをあきらめた。一度行っているので諦めは付く。
下山開始。ザレている山肌がズルズル滑るので慎重に下りる。
聖平小屋に着き、手早くデポしておいた荷物をしまい、コーラを買って下山開始。
ここからの記憶が随分あいまいで、本当に4年前ここを登ってきたのだろうか?と疑問に。
ただ、休憩しおやつを食べた場所だけは鮮明に覚えていたのには笑えた。
余程のことがない限りバスの時間には間に合いそうだったのでのんびり歩く。慌てると危険な箇所が随分とあるので。実際ちょっと危ない事もあって。片側が切れ落ちているガレ場で、シカが驚いたのかガサッと音がした瞬間大きな石が目の前をゴロゴロ落ちていき、しばらくは小石もガラガラ音を立てて落ちていくという場面に。真上で落とされたらアウトだった。転がる音が収まるまで通過せず様子を見た。
そんなこともありながら無事下山。バス発車まで時間があるので、買ってきたお湯でティータイム。お茶が飲めるだろうと想定した段階で、今回は余力があるなぁと感じた。
4年前に初めての南アルプスに選んだルートは確かに過酷だった。目的地に着くことだけを考え、歩くことを楽しむ余裕は全くなかったんだろうと今だから思える。時間・ペース配分、水分を含めての装備の検討、柔軟にルートを変更できる勇気、それが出来るようになって少しは成長できたのかなと思ったりもする。聖岳〜赤石岳縦走、少しは近づいてきたかな。
コメント
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天気にも恵まれた良い山行でしたね。
送っていただいた写真には驚きましたよ。
世の中本当に広いようで狭い。
今度、川根に遊びに来てください。
kenpapaさん、ありがとうございます!
写真、さすがにシェ〜はお願いできませんでした(笑)。
本当にこんな偶然てあるんですね。
もっと南部もウロウロしなくては・・
川根いいですね。山行とセットでおじゃまします♪
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