鋸山〜大岳山〜御岳山〜日の出山〜金毘羅山・縦走

2011年12月10日(土) [日帰り]

• GPS: 07:39
• 距離: 24.4km
• 登り: 1,627m
• 下り: 1,779m

コースタイム

7:51奥多摩駅-8:09愛宕神社-9:31鋸山-10:44大岳山10:44-10:53大岳神社-11:47御岳神社11:57-12:13ケーブルカー駅-12:53日の出山-13:28麻生山-14:48金毘羅山-15:30武蔵五日市駅

天候

快晴　風弱い

アクセス

利用交通機関：

電車

奥多摩駅から

コース状況／危険箇所等

標高800mあたりから積雪あり。鋸山の手前は北面でアイゼンを装着するかどうか迷う。はしご・クサリはとくに難しいところではない。

大岳の手前は踏みあとなく、処女雪の状態。踏み跡ができて凍ると、アイゼンが必要か?

大岳→御岳間は人が多く、圧雪されていた。凍ると滑りやすく、今後注意が必要か?

御岳山からは雪が少なく、歩きやすかった。ただし、麻生山へのルートは積雪あり。

写真

12/10 7:51

我が家から4:49の始発に乗って出かけましたが、奥多摩駅に着いたのが7:46。短い冬の日には相当なハンデです。鋸山へは、氷川渓谷にかかる橋を渡ってすぐ右の「愛宕神社」入り口の階段を登らなくてはなりません。

12/10 8:03

神社への参道です。この先に187段の急階段が待っています。ここで早くも軽装の若い人に抜かれました。相当なスピードで上がって行きました。

12/10 8:09

愛宕神社の5重の塔です。

12/10 9:16

鋸山までには、いくつかの梯子と鎖場がありました。雪がつもっている梯子は慎重に通過しなければなりませんが、鎖場は念のため鎖が設置されているといった程度ですので、特に危険ということではありませんでした。

12/10 9:25

鋸山の手前にある三角点「1046.7m」。奥多摩駅は350mなので、700mほど上がってきたことになります。

12/10 9:37

鋸山山頂。視界はほとんどありません。手前の御前山への分岐点からは御前山がよく見えたのに...。

12/10 9:57

鋸山からの下りは緩やかで、鞍部は日当たりも良く心地よい雪上行軍でした。

12/10 10:16

積雪4-5cmといったところでしょうか。右側には富士山が見え隠れしますが、なかなか開けたところには出ません。

12/10 10:30

大岳山直前の鎖場。この手前で馬頭刈尾根への分岐点があり、先行者はすべてそちらに向かったみたいで、その分岐点から大岳山山頂までは処女雪の中を行きます。

12/10 10:41

大岳山頂からの富士山。大菩薩嶺が左下に見えます。

12/10 10:43

大岳山山頂は御岳からの登山者で賑わっていました。

12/10 10:53

大岳山の手前ですれ違ったのはわずかに4人だけでしたが、大岳山から大岳神社までのあいだに30人以上の人と行き違えました。みなさん積雪にもかかわらず、お好きなんですね。

12/10 11:13

大岳神社下にて。ここでも同じくらいの積雪がありました。

12/10 11:47

1時間ほどかかって御岳神社に到着。

12/10 12:13

日出山に向かう予定が誤ってケーブルカー乗り場に行ってしまいました。山の中ではなく、人里で道迷いとは.....。

12/10 12:20

おかげで100円で3個のゆずが手に入りました。

12/10 12:53

戻って登りなおして駅から40分ほどで日の出山山頂に。眺めは最高でしたが、ひとの多いこと、多いこと。山頂の直下にはきれいなトイレもあり、宴会をするにはもってつけ?なのかもしれません。

12/10 13:28

麻生山へは金毘羅尾根と白岩の滝への分岐点から10分ほどで到着。展望には恵まれません。戻るのも悔しいので、そのまま踏み跡を追ってまっすぐに下りましたが、悪路。杉林の中を白テープを目印にして...ただ、すぐに尾根道と合流するので迷うことはなさそうです。

12/10 14:48

金毘羅神社。

12/10 14:53

金毘羅神社の下にある公園。ここは未だ紅葉の盛りでした。

12/10 15:30

終点の武蔵五日市駅。さまざま下山口から、バスが集まってきていました。ホリデー奥多摩号に連絡するダイヤのようです。

撮影機器：

Canon IXY DIGITAL 10 Canon

感想

孤独のハイカー

初のアイゼン持参の山行きでした。

木曜・金曜に積雪があり、冬山の訓練となりました。とはいっても最深部でも5cmあるかないかでしたが....。一時アイゼンを付けようかと迷いましたが、先行者の踏み跡にアイゼン使用のあとがなく、とりあえず少しスピードを落として通過。軽アイゼンの装着や使用感を試しておけばと後から思いました。

季節は冬を迎えたというのに、けっこうな人出でびっくりでした。御岳山周辺だけでなく、日の出山山頂は複数の団体に占拠されていました。

金毘羅尾根は人がなく、トレランの人とマウンテンバイクの2人に追い抜かれただけで、すれ違った人はいませんでした。

全体的にコースは整備されていて、危険と思われる個所はありませんでした。