甲斐駒ヶ岳 黒戸尾根 七丈小屋テント泊

2018年08月09日(木) ~ 2018年08月10日(金)

• GPS: 17:04
• 距離: 24.4km
• 登り: 3,071m
• 下り: 3,080m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:50
• 休憩: 0:32
• 合計: 6:22

距離 9.4km 登り 1,891m 下り 266m

6:04 尾白川渓谷駐車場
6:15 竹宇駒ヶ岳神社
8:03 8:05 笹の平分岐
9:35 刃渡り
10:01 10:24 刀利天狗
11:17 五合目小屋跡
11:21 11:25 屏風小屋跡
12:18 12:21 七丈小屋
12:26 宿泊地

2日目

• 山行: 7:53
• 休憩: 3:21
• 合計: 11:14

距離 15.0km 登り 1,203m 下り 2,828m

3:00 宿泊地
3:50 八合目御来迎場
4:43 駒ヶ岳神社本宮
4:51 5:01 甲斐駒ヶ岳
5:05 駒ヶ岳神社本宮
5:27 5:36 摩利支天
6:09 駒ヶ岳神社本宮
6:14 甲斐駒ヶ岳
6:25 駒ヶ岳神社本宮
7:10 7:11 八合目御来迎場
7:50 10:43 七丈小屋
10:26 10:27 屏風小屋跡
10:32 五合目小屋跡
11:26 刀利天狗
11:39 刃渡り
12:28 12:35 笹の平分岐
13:51 竹宇駒ヶ岳神社
13:57 尾白川渓谷駐車場

天候

晴れ　時々　曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

尾白川渓谷駐車場　無料

コース状況／危険箇所等

梯子・鎖場多数あり　
危険というほどではありませんが、慎重に行かないと危ない箇所は複数あります。垂直に近い壁を登るようなところもあるので、腕力で自分の体を支えられない人は、行かない方がいいと思います。

写真

8/9 6:04

尾白川渓谷の駐車場で前泊。広い駐車場に車は数台だけでした。

8/9 6:10

駒ヶ岳神社に参拝

8/9 6:11

吊橋を渡って、いよいよスタート

8/9 6:12

吊橋から見た尾白川。
水がとってもキレイでした。
帰りに顔を洗おう！

8/9 7:54

樹林帯の道をひたすら・・・ひたすら歩きます。

8/9 7:58

笹平の分岐までやってきました。
ここでひと休憩。

8/9 8:38

日が差してきました。
台風の影響が残るかと思いきや、樹林の中は無風。
暑くて汗が吹き出します。

8/9 8:57

木々の間からちょっとした眺望が。あの白いのは、以前に登った日向山でしょうか。

8/9 9:35

視界が開けて、甲府方面の眺望が

8/9 9:35

鳳凰三山の雄姿も。
オベリスクも見えました。

8/9 9:37

これがきっと刃渡りでしょう。
切れ落ちたナイフリッジのようですが、クサリもあるしそれほど危険ではありません。

8/9 9:40

むしろ視界が開けて気持ちいい！

8/9 9:40

諏訪方面の眺望

8/9 9:57

良い感じの休憩場所を見つけてランチタイムに。

8/9 10:01

今日はお蕎麦にしてみました。
ワサビが効いて、夏にもってこいの味でした。

8/9 10:20

黒戸尾根、ただひたすら長いだけかと思ったら、鎖と梯子が連発。ここからが核心部でした。

8/9 10:23

これでもかと出てくる梯子・鎖

8/9 11:12

五合目小屋の跡地に到着

8/9 11:12

山頂方面は雲の中

8/9 11:16

これでもかと梯子。
テント泊装備は足にきます。

8/9 11:46

木で作られた橋

8/9 11:46

古い橋の上に新しい橋。
古い橋はボロボロで、絶対渡りたくない橋でした。

8/9 11:51

しつこく梯子

8/9 11:53

まだまだ梯子

8/9 11:54

ここが一番怖かった。
垂直の壁に鎖だけ。
よく見ると、岩を削った足場があるので慎重に。

8/9 12:11

七丈小屋が見えました。
チャイムを押して受付。
テント場代600円をお支払いしました。
今日は、第1第2どちらを使っても構わないとのこと。

8/9 12:17

テント場までは小屋から5分。
こんな梯子を登らなくちゃいけません。

8/9 12:21

第1テント場？に到着。

8/9 12:43

立派なペグを貸し出していました。

8/9 12:35

これ、かなり安心感があります。

8/9 12:52

鳳凰三山が見えるナイスなテン場。

8/9 13:06

どっちみち山頂は曇りでしょうから、本日の行程はこれにて終了。
テント設営後、もう一度小屋に戻って600円のチューハイを購入、サンダルに履き替えて乾杯です。

8/9 14:59

鳳凰三山を眺めながらのチューハイ、美味し。

8/9 15:43

先日の西穂で気に入った、交ぜるだけシリーズのアラビアータの夕食。オリーブオイルをちょい足しすれば、立派なイタリアンです。

8/9 17:07

山の天気はわかりませんね。ガスが上がってきて辺りは真っ白。お陰で涼しくなりました。

8/10 2:40

2日目は朝2時30分に目が覚めました。
スマホで調べると、日の出は5時。
3時に出発すれば山頂でご来光が拝めそうなので急いで準備。
いつものコーンフレークとスキムミルクの朝食。

8/10 3:28

ヘッデン点けて、山道を登ります。
足元を見ると、こんな石が。

8/10 3:49

やっぱり鎖・・・

8/10 3:50

鎖・・・

8/10 3:55

こんな場所も

8/10 4:02

稜線が明るくなってきました。
急がねば。

8/10 4:10

これ、有名な剣の刺さった岩ですね。
うっすらと月明かりに浮かび上がりました。

8/10 4:39

やっと山頂が見えました。
どうやら5時の日の出に間に合いそうです。

8/10 4:41

山頂に到着しました。
日の出の時刻には間に合ったんですがあたりは真っ白。
太陽の位置もわかりません。

8/10 4:42

まあ、一応記念撮影
山頂は貸し切りでした。

8/10 4:58

しかたないので、前回登らなかった摩利支天に行ってみることに。
この時、ガスが晴れて眺望が。

8/10 5:10

摩利支天も姿を現しました。

8/10 5:10

太陽も。

8/10 5:18

直接摩利支天に行くルートがあるみたいなので、GPSログを頼りに向かうも、痛恨のルートミス。こんな崖を降りる羽目に。

8/10 5:22

GPSだと、こんな崖を降りるみたいだけど・・・

8/10 5:22

正規ルートに戻って摩利支天を目指します。

8/10 5:24

はい、こちらが摩利支天のピーク！

8/10 5:25

ご機嫌で記念撮影

8/10 5:29

雲海も広がっていました。

8/10 5:40

戻る途中で、片方だけの登山靴が落ちていました。なぜ片方だけ？遭難者がいないかしばらく上下見ましたが、誰もいません。片方だけ落とした人はどうしたんだろう？

8/10 5:42

さあ、もう一度登り返します。

8/10 5:53

振り返ると仙丈ケ岳が姿を現しました。

8/10 6:02

山頂も晴れたみたいですね。

8/10 6:06

本日2度目の山頂に。
やっぱり貸し切り、贅沢ですね。

8/10 6:06

今度は快晴！

8/10 6:06

富士山に北岳

8/10 6:08

諏訪方面は雲海

8/10 6:41

2本の件も今度はくっきり

8/10 6:44

行きでは余裕が無かったお花も撮影

8/10 6:44

こんなお花が咲いていたんですね。

8/10 6:50

こんな坂、よくヘッデンだけで登って来たな。

8/10 6:58

鳳凰三山の絶景

8/10 6:59

帰りも鎖場

8/10 7:07

雲海の絶景

8/10 7:12

だいぶ降りてきました。
左に見えるのが2本劔の岩

8/10 7:36

テント場まで戻ってきました。

8/10 8:40

のんびりと撤収しながら、袋麺ヤキソバの昼食（朝だけど）？
これ、夕食でもいけるボリュームです。

8/10 9:38

小屋前で水を補給して帰ります。
この水場は本当にありがたい。

8/10 9:51

さあ、またまた鎖場。
登りでビビった場所ですが、下りはそうでもなかった。

8/10 9:53

ピストンですからね。
やっぱり鎖と梯子。

8/10 10:17

鎖と梯子・・・

8/10 13:37

うんざりするほど歩いてやっと吊橋が見えてきました。

8/10 13:40

川で念願の顔を洗ってさっぱり

8/10 13:50

駐車場に戻って終了です。

撮影機器：

RICOH WG-4 RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

感想

そーしん

夜半に台風が関東に接近、ということで台風の影響が少なそうな南アルプスに行くことに。樹林帯歩きの長い黒戸尾根なら台風の影響で風が残っても安心・・なはずでしたが、却って無風で蒸し暑さにやられました。
そのかわり、台風の影響もあってか、七丈小屋までの登りですれ違ったのは1組だけ。早朝（深夜？）の山頂までのはまったくの一人。テン場までの下りで1組と、ほぼお山を独り占め状態でした。こんな日もあるんですね。
黒戸尾根、今月号の「山と渓谷」に「岳人のあこがれ」と書いてあったので、行ってみる気になりました。岳人には程遠い存在ですが、あこがれの黒戸尾根、楽しめました。摩利支天は絶景なので行かなきゃ損ですよ。


もうちょっと詳しくブログで書いてます。よろしければどうぞ。
https://sosin.naturum.ne.jp/e3124750.html

コメント

異能☆

見ごたえありました
お疲れ様です
見ごたえがありました！！

黒戸尾根かぁ、上りはともかく下りがなぁ（汗）

そーしん

Re: 見ごたえありました
黒戸尾根で登って、北沢峠に下るっていう手もあるんですが・・・　車で行くならやっぱりピストンでしょうね。