【足柄古道】矢倉岳〜足柄峠〜金太郎の里・一夜城【天下統一王手】
- GPS
- 16:00
- 距離
- 17.3km
- 登り
- 1,078m
- 下り
- 949m
過去天気図(気象庁) | 2016年06月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
・一番の目的地は足柄峠ですが、そばに矢倉岳という山があったので組み入れてハイキングすることに。
・電車とバスを乗り継いで南足柄市の矢倉沢地区というのどかな山間部からスタート。
・サクッと登った矢倉岳。この前登った金時山などの箱根の山々が見渡せた。登山客はちょこっといる。
・次に到着したのは歌碑が沢山ある足柄万葉公園。右手には静岡県側に下る道があった。富士山の眺望良さそうなので自宅からのアクセス良ければこっちのコースも歩いてみたいのだが。
・道路沿いのハイキングコースを少し南下すると足柄峠に到着する。
・足柄峠一帯を散策。神社、関所跡、金太郎の石像、腰掛け石、解説板など観光客が喜びそうなものが盛り沢山。ただ観光客はとても少ない。
・富士山の眺望が素晴らしい足柄城跡へ。あいにく富士山は望めなかった。残念無念。驚いたのは中国人観光客が何人か居たこと。年齢は若い感じ。記念碑のところ(碑文を読むため近くに寄ったらサッと退けてくれてマナー良い)で写真撮りあっていたけど、こんなマイナーな所よく知ってるな〜っと。彼らの情報網に感服した。日本人にさえあまり知られてないのに。散見される他の観光客もひょっとしたら中国人かもしれない。富士山の撮影スポットとして有名なんだろうか。
・時間掛かるがバス停のある地蔵堂まで車道を歩いて行く。奈良と平安時代、東西を結ぶ主要道路だった足柄古道のあったルートだ。途中に石畳のルートもあるのだか足の調子が悪いのでパス。この下り道、歩行者は皆無だったけどロードの自転車は数人見かけた。車の通行量少ないから走りやすいのだろう。
・これにて、足柄古道、箱根湯坂路(鎌倉古道)、箱根旧街道、三つの難所越えの主要官道を全部歩けた。ちょっとした満足感に浸る。
・金太郎伝説が伝えられる地蔵堂に到着。バスが来るまで観光する。ちなみに箱根の裏側のこちら側からも金時山に登れるコースがある。
・再度、大雄山線に乗って小田原駅へ。箱根登山鉄道に乗り換えて入生田駅下車。ここから石垣山一夜城まで長い登り坂が続く。トラックが目立つ道路の歩道を頑張って歩く。途中で放置された石垣用の大きな石が見物。
・二度目の石垣山。一度目は遠足だった。前回の記憶がほぼ消失しているので真新しい気持ちで城巡りできた。
・崩れた石垣がゴロゴロしていた。下手に組み上げてない所が素晴らしい。
・工事中の場所あったり、案内板など新しかったり、もっと観光客を呼び込もうという姿勢が感じられた。意欲的ですね。
・展望台から小田原中心部の南半分を望む。豊臣秀吉たちも見た小田原城も眼下に。小田原征伐の歴史を偲びながら長時間眺める。小田原の町人達や城主の北条氏はどんな思いてこの城を見上げていたのだろうか。家康や政宗らもどんな思いでこの戦いをを見ていたのだろうか。天下統一の歴史ロマンあり。
・ここは小田原観光の際には是非寄ってほしいお勧めの城跡。一見の価値がある風景を眺められる。
・一夜城からJRの駅まで下る道路の途中に観光客を喜ばせるために設置された様々な武将の看板があった。工夫を凝らして観光客を飽きさせないようにしてる。小田原駅や小田原城を見ても感じられたけど小田原市は観光業に力を注いでるっぽい。
・東海道新幹線や箱根登山鉄道、箱根ターンパイクなどが望める眺望の良い坂で見た丹沢の大きな山容が心に残る。さらば神奈川県。
満足度:★★★★
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