2018年北海道遠征 - 利尻山（百名山96座目）

2018年08月15日(水) [日帰り]

• GPS: 09:54
• 距離: 15.5km
• 登り: 1,641m
• 下り: 1,628m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:43
• 休憩: 2:00
• 合計: 9:43

5:30 利尻山北麓野営場（登山口）
5:39 5:47 甘露泉
8:52 8:57 長官山
9:15 9:17 利尻岳山小屋
10:15 10:25 沓形分岐
10:35 11:28 利尻山北峰
11:39 11:53 沓形分岐
12:40 12:48 利尻岳山小屋
12:59 13:01 長官山
14:47 14:55 甘露泉
15:03 15:13 利尻山北麓野営場（登山口）
15:13 ゴール地点

概ね登り5時間、下り4時間でした。
山頂は秋を感じさせる気持ちの良い涼風で、あたたかいココアが丁度合いました。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車 船

前日最終便フェリー
利尻北麗野営場で車中泊
下山後は、利尻島ファミリーキャンプ場バンガロー泊

コース状況／危険箇所等

特に問題なし。

その他周辺情報

下山後の温泉は、利尻富士温泉。
登山道にある唯一の水場、甘露湧水は名水100選。利尻町の麗峰湧水も賞味しましたが、柔らかく美味しい水でした。
沓形のラーメン味楽は昆布の旨味が美味でした。

写真

鴛泊コース登山口、利尻北麓野営場を出発

早速、ヒグマに関する情報

外来種を持ち込まないように、靴を洗って入山。

広々としたテントサイトでした。

ヒグマ出没場所
8月に入って姿が見られないそうです。本土に帰郷 ? 餓死 ? ???

まろやか味の甘露湧水

三合目

ポン山分岐

乙女橋

四合目

こんな道が続きます。

五合目
雷鳥がいるわけではないそうです。

ベシ岬方面の展望が広がりました。

ベシ岬

六合目第一展望台

ここから視界が広がります。

少し上がると、トイレブース
携帯トイレ持参が必要です。

七合目胸き突八丁
急登になってきます。

第二見晴台、あと約600m

緑の島、青い海、白い雲

八合目長官山
やっと山頂が眺められました。感嘆の一言

利尻山避難小屋

雲海が後退し、海岸線が見えてきました。

九合目あと300m
最後のひと登りです。

山頂到着
日本百名山96座目

南峰とローソク岩

下山開始。
山頂直下から、見渡す限りお花畑が広がります。

登りでは気づきませんでしたが、結構崩れ落ちています。

再びお花畑

甘露湧水にてのどを潤し、登山口に戻ってきました。
靴裏とストックを洗って、温泉直行。

装備

個人装備

医薬品パック 細引き 小物パック（ヘッドランプ ラジオ ナイフ マッチ） レインウェア 防寒着 地図 磁石 笛 水（500ｍｌペットボトルx4本） 行動・非常食（ドライフルーツ カシューナッツ チョコレート 羊羹） ストック 食料（1食（昼）＋予備2食） GPS スマホ 財布 サングラス うちわ

共同装備

ツェルト バーナー（PRIMUS） コッフェル 熊撃退スプレー

感想

chappybabo

8月13日函館に上陸後、天気予報を確認したところ、北海道地方は15日に内宗谷地方のみ雨から逃れられると判断。2018年夏季北海道遠征の一座目は利尻山となりました。14日にオロロンラインを北上、夕刻にハートランドフェリーで利尻島に渡り、利尻北麓野営場泊。翌朝5:30登山開始しました。
7月の光・聖岳縦走時に茶臼岳でお会いした石川県在住の親娘と再会!! 小学生3年生の娘さんは百名山99座目ということでした。
おじさんはこれが96座目!!! 勇気づけられます。
日本百名山書籍では「利尻岳」と紹介しているが、山と高原の地図や山頂標識には「利尻山」とある。北海道の山の友人も「利尻山」と呼んでいた。「利尻岳」とした由来はなんだろうか？確かに頂上付近の山容には「岳」と呼びたくなる風格がある。
下層の雲海と上層の巻層雲に挟まれ、長官山8合目から北峰がクッキリと眺められた。初めて山頂を見上げた瞬間、その険しさと美しさとで、思わず「うぉぉ〜」と感嘆してしまった。
山頂は乾燥した涼風で、じっとしていると次第に肌寒さを感じるほどでした。
下山時は、山頂からの一面の白、黄・・・のお花畑に見惚れて、疲れを感じさせませんでした。
一応、熊鈴を持参しましたが、8月に入ってクマ出没情報はないようでした。
翌16日は雨の中、島内一周の観光後、夕刻に稚内へ。18日からのトムラウシ山へ移動しました。