記録ID: 1557215
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜
親不知から白馬岳 帰りは祖母谷地獄の野天で締め
2018年08月11日(土) ~
2018年08月15日(水)


体力度
10
2~3泊以上が適当
- GPS
- 34:27
- 距離
- 59.4km
- 登り
- 5,483m
- 下り
- 4,942m
コースタイム
2日目
- 山行
- 8:29
- 休憩
- 1:27
- 合計
- 9:56
距離 14.8km
登り 2,216m
下り 739m
3日目
- 山行
- 7:18
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 7:43
距離 13.5km
登り 1,303m
下り 711m
4日目
- 山行
- 9:58
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 11:06
距離 20.1km
登り 1,501m
下り 1,684m
5日目
- 山行
- 4:11
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 5:07
距離 10.8km
登り 439m
下り 1,822m
過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
・えちごトキめき鉄道・親不知駅から観光ホテルまではタクシーを利用。 (糸魚川タクシー TEL 025-552-0818 @1800位) ※駅から駐車場はそれ程遠くは無いですが、長い洞門区間は歩道が無くブラインドカーブだらけでさらに交通量も多く危険。歩かない方が無難かと思います。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・コース全体を通して整備されており歩き難い箇所はそれ程無かったと感じました。コース上は水場も多く給水に苦労することは少ないと思われます。 コース状況 …粒た憩察平読埣痢糎ぅ岳〜朝日岳) ・整備が行き届いており歩き易いコースです。急な箇所も所々ありますが、過剰な程ロープが設置されており、不安は無いかと。 ・親不知から犬ヶ岳まではほぼ樹林内歩きです。早朝でも蒸し暑く、この時期登るのはかなりの苦行。もう少し涼しい時期がお勧めです。 ・犬ヶ岳から黒岩山は潅木帯の稜線歩き、黒岩平は湿地帯(泥濘はあまりない)、長栂山で樹林に入り、吹上のコルから朝日岳がザレ場の吹きさらしと表情豊かなコースが楽しめます。 ・朝日岳から朝日小屋までは比較的急な下りですが、お花畑を横目に見ながら下れば小屋はすぐだと思います。 朝日岳(水平道)〜雪倉岳〜白馬岳 ・こちらも整備が行き届いており歩き易いコースでした。 ・水平道は現在コースの備中でした。木道設置前の箇所は泥濘となっています。また水平と言ってますがアップダウンは結構あります。 ・小桜ヶ原に入ると木道のある湿原歩きです。滑り止め付きの木道なので歩きやすいです。 ・赤男山トラバース部は所々ガレ場あり。 ・雪倉岳の急登を登り一旦下れば避難小屋。ここから鉢ヶ岳をトラバースしダラダラとしたザレ場を登り返せば白馬岳山頂は間も無くです。 ・注意点として雪倉の登りから白馬岳まで、ほぼ吹きさらし。風除けの潅木も少なくなります。悪天候時は中間の避難小屋以外逃げ場が無いので、この区間は無理は禁物です。 G鯒漏戞狙郷絣戞疏鎚戝温泉 ・こちらも整備されたコースでした。急傾斜部分はそれ程多くはありません。 ・白馬から清水岳までは稜線歩きと山腹のトラバースが半々位。ガレたトラバース箇所もあるので少々注意は必要です。 ・清水岳から不帰岳避難小屋は尾根歩きですが広尾根で歩きやすいです。前半は池塘の点在するお花畑、後半は樹林帯です。 ・避難小屋からは樹林帯歩き。展望は少なくなります。百貫ノ大下りは急な箇所も少々ありますが、足場の悪いトラバース部分が多く滑落注意です。また梯子や階段の横木が腐ってるので注意が必要です(ロープは設置されている)。 ち鎚戝温泉〜欅平 ・アスファルトの観光道路です。渓谷の景色を眺めながらのんびり歩きましょう。 水場 ・シキ割 沢水です。流れは細め。 ・黄蓮 こちらも沢水です。シキ割より流れが細かった。 ・栂海山荘 小屋裏に天水タンクあります。表のバケツの水は使えないと思う。 ・北又 未確認。かなり流れが細いらしい(栂海山荘同泊の方談) ・黒岩平 数ヶ所沢が流れています。水量は豊富。1,700m付近の渡渉点が最終の沢となります。 ・朝日小屋 雪渓の融雪水?無料です。 ・水平道上 数ヶ所小沢あり(天気次第か)。 ・赤男山トラバース 数ヶ所小沢あり(天気次第か)。 ・鉢ヶ岳トラバース 雪渓の融雪水。水量は多い。 ・不帰岳避難小屋 小屋から30秒程枝道を下る。水量豊富。 ・百貫山トラバース 沢多し。 |
写真
感想
海抜0mから山頂へ。
以前から憧れてたルートを今夏楽しんできた。
さすがに低山エリアは蒸し暑く、体力の消耗が激しかったが、
稜線に出てしまえば快適な山歩き。
途中、雷雨による足止めもあったが、行程通しては概ね快適な山行だった。
親不知から朝日岳までは登る人も少ないらしく(逆は多い)、すれ違う度に励ましをいただいた。嬉しく励みとなる半面、ちょっとこそばゆい感じ。
初日は栂海山荘泊(ここまでが暑くて大変だった)、2日目が朝日小屋泊と、どちらもそれ程混み合わず快適な小屋泊(朝日の晩飯は噂通り豪華で美味かった)。3日目も順調に距離を伸ばし昼前に白馬岳山頂到着。前日の雷はともかくそれ程苦労しなかった所為か、「あら、もう着いたの」といった感じだったが、暫し山頂で余韻に浸る。
満足の後は少し下り白馬山荘で休憩。念のため翌日以降の予報を再確認するとあまり芳しく無い様子。残念だが行程を短縮して下ることとした。
下山は清水岳経由。このコース、北アとは思えない程静かで、景色も良くお花畑も綺麗で、とて気持ちの良いコースだった(今回歩いた中でここが一番でした)。気持ちよく下れたせいか、あまり疲れることなく不帰岳避難小屋到着。
翌朝は同行程の相方もでき、会話を楽しみながらのんびり祖母谷へ。祖母谷地獄の野天で汗を流し欅平へと下山した。
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