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Yamareco

記録ID: 1559596
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

塩見岳 ガスと雨でしょっぱい登山に…

2018年08月11日(土) ~ 2018年08月12日(日)
 - 拍手
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
28:43
距離
28.0km
登り
2,560m
下り
2,560m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
3:39
休憩
0:28
合計
4:07
11:14
11:17
67
12:24
12:24
54
13:18
13:21
34
2日目
山行
8:36
休憩
2:59
合計
11:35
3:19
15
3:34
3:34
56
4:30
4:31
84
5:55
6:39
60
7:39
7:39
3
7:42
8:29
3
8:32
8:34
48
9:22
9:22
84
10:46
10:47
42
11:29
11:32
10
11:42
12:36
12
13:12
13:13
31
13:44
13:45
36
14:21
14:30
12
14:54
ゴール地点
天候 曇り時々土砂降り
過去天気図(気象庁) 2018年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
駐車場までの林道、その林道までの国道ともに狭隘な道で、とにかく「遠いなぁ」という印象。完全舗装なので走行に支障はない。
コース状況/
危険箇所等
登山口から三伏峠までは山腹を巻くような箇所が多く、丸太組の桟橋や梯子が多数架けられている。これが歯抜けになっていたり傾いでいたりするうえに湿潤な環境で滑り通過に気を使う。
山頂手前の岩場がなかなか険しい。浮き石多数のため落とさないように注意が必要。
その他周辺情報 下山後に秘湯の鹿塩温泉に行ったのだが、お盆期間中だからか日帰り入浴を休止しており入れなかったのが残念…。
ゲートに一番近い駐車場はほぼ満車。運良く一台分だけ空きがあった。ここに停められないと離れた場所まで戻らなくてはならない。
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ゲートに一番近い駐車場はほぼ満車。運良く一台分だけ空きがあった。ここに停められないと離れた場所まで戻らなくてはならない。
この混みようである。
この混みようである。
登山口はまだ先だが、一般車両はこのゲートまでしか入れない。ゲート脇に登山届の提出ボックスがある。
登山口はまだ先だが、一般車両はこのゲートまでしか入れない。ゲート脇に登山届の提出ボックスがある。
ゲートから登山口まではおよそ40分の林道歩きだ。
ゲートから登山口まではおよそ40分の林道歩きだ。
微妙な天気予報だったが、思ったより天気がいいじゃないの♪
微妙な天気予報だったが、思ったより天気がいいじゃないの♪
林道はやがて未舗装に。登山口近し。
林道はやがて未舗装に。登山口近し。
登山口に到着。ここにも入山届けのボックスあり。
登山口に到着。ここにも入山届けのボックスあり。
のっけから急登がはじまる。
のっけから急登がはじまる。
三伏峠小屋までの指導標。10区間に分けてカウントダウンされていく仕組み。
三伏峠小屋までの指導標。10区間に分けてカウントダウンされていく仕組み。
木の根と苔と…。南アルプスらしい景色が続く。
木の根と苔と…。南アルプスらしい景色が続く。
三分の一ほど歩いた。ここで小さな鞍部を越える。
三分の一ほど歩いた。ここで小さな鞍部を越える。
道が険しくなっていく。
道が険しくなっていく。
木製の桟橋が架けられているが…これ大丈夫なんか?
1
木製の桟橋が架けられているが…これ大丈夫なんか?
湿潤な環境なので丸太がよく滑る。
湿潤な環境なので丸太がよく滑る。
7/10のあたりに水場あり。仏の清水というありがたい名前が。三伏小屋の水場は往復20分と遠いため、ここで水を汲むのもありかと。
7/10のあたりに水場あり。仏の清水というありがたい名前が。三伏小屋の水場は往復20分と遠いため、ここで水を汲むのもありかと。
お、いよいよ眺望が!と思ったら、なんだか怪しげな雲が湧いてきた。
お、いよいよ眺望が!と思ったら、なんだか怪しげな雲が湧いてきた。
ようやく9/10まできた。ここで雨が降ってきて慌ててザックカバーを取り付けた。取り付け終わった瞬間に止んだ…。
ようやく9/10まできた。ここで雨が降ってきて慌ててザックカバーを取り付けた。取り付け終わった瞬間に止んだ…。
塩川ルートとの分岐があるが通行止めになっている。
塩川ルートとの分岐があるが通行止めになっている。
あと200歩…。そんなもん数えてられん。実はこの時点で寝不足と体調不良でふらふら。
あと200歩…。そんなもん数えてられん。実はこの時点で寝不足と体調不良でふらふら。
唐突に水場近くのお花畑の画。
唐突に水場近くのお花畑の画。
雨が降ったりなんだりで小屋に到着したところの写真がないのだ。
雨が降ったりなんだりで小屋に到着したところの写真がないのだ。
一休みしてお約束のご褒美タイム。疲れのせいか一本で効いたー。
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一休みしてお約束のご褒美タイム。疲れのせいか一本で効いたー。
ここでようやく小屋の写真を撮ってないことを思い出す(笑
ここでようやく小屋の写真を撮ってないことを思い出す(笑
テン場の写真も。学生さんたちがたくさん上がってきていて賑やか。
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テン場の写真も。学生さんたちがたくさん上がってきていて賑やか。
翌朝、2時に目が覚めると満天の星空! これは午前中勝負ならいけるかもといそいで出発。日の出までの写真はありません。
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翌朝、2時に目が覚めると満天の星空! これは午前中勝負ならいけるかもといそいで出発。日の出までの写真はありません。
ところが、日の出と同時にガスがかかり塩見岳はお隠れに。これが我々が見た最後の姿だった…。
ところが、日の出と同時にガスがかかり塩見岳はお隠れに。これが我々が見た最後の姿だった…。
味のある看板。
薄暗い樹林帯を抜けていく。
薄暗い樹林帯を抜けていく。
ハイマツ帯に出ると塩見小屋は近い。
ハイマツ帯に出ると塩見小屋は近い。
塩見小屋に到着。ここで朝食。
塩見小屋に到着。ここで朝食。
山頂に向かうがガッスガス…。昨日も朝ガス、昼晴れ、午後雨だったらしいので晴れることに望みをかけて。
山頂に向かうがガッスガス…。昨日も朝ガス、昼晴れ、午後雨だったらしいので晴れることに望みをかけて。
岩ガレの斜面を登る。
岩ガレの斜面を登る。
時折明るくなる空。
時折明るくなる空。
でもすぐにガスる。期待をもたせて落とすパターンだ、これ。
でもすぐにガスる。期待をもたせて落とすパターンだ、これ。
山頂直下は険しい岩場になっている。
山頂直下は険しい岩場になっている。
浮き石も多いので落とさない&落とされないように慎重に。
浮き石も多いので落とさない&落とされないように慎重に。
右に左に岩をヘツって登っていく。
右に左に岩をヘツって登っていく。
岩壁を登り切ると思いがけず平坦な場所に出る。
岩壁を登り切ると思いがけず平坦な場所に出る。
すぐに塩見岳西峰に到着だ。三角点はこちらにある。
すぐに塩見岳西峰に到着だ。三角点はこちらにある。
すぐ近くに最高地点の東峰もあるので行ってみよう。
すぐ近くに最高地点の東峰もあるので行ってみよう。
ものの5分もかからず東峰に到着。
ちょっと晴れるのを待ってみようか。
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ものの5分もかからず東峰に到着。
ちょっと晴れるのを待ってみようか。
40分近く粘ったが寒くなってきて退散を決定。
40分近く粘ったが寒くなってきて退散を決定。
晴れるどころか途中から土砂降りに…。
晴れるどころか途中から土砂降りに…。
暗いうちに通過した本谷山山頂。一応記録しておく。
暗いうちに通過した本谷山山頂。一応記録しておく。
同じく三伏山山頂。
このあとテントを撤収して下山するわけだが、雨のためカメラはザックの奥底へ避難。写真なし。
同じく三伏山山頂。
このあとテントを撤収して下山するわけだが、雨のためカメラはザックの奥底へ避難。写真なし。

感想

予報も実際の天気もコロコロ変わる不安定な気候の中、南アルプスは塩見岳へ登ってきた。山の天気は変わりやすいというが今回ほどそれを痛感させられた山行はかつて無かった気がする。
晴れてジリジリと暑い中入山したものの、三伏峠までの道半ばで濃いガスに突入。峠に着く直前には土砂降りに見舞われ…という、なかなか手厳しい歓迎を受けた。寝不足と高い湿度で体調を崩し苦しいスタートとなった。
二日目に山頂アタックしたのだが、夜半の満天の星空に誘われて「午前中勝負だ!」とナイトハイクを敢行。ところが日の出とともにあっという間にガスに巻かれ、眺望が得られる森林限界を抜けたところからは真っ白な世界。
お昼には晴れるのではという観測を信じ、山頂付近で待機するも晴れるどころか土砂降りに見舞われほうほうの体で逃げ帰る羽目に…。下山時には雷にも遭遇。ひどい目にあった。
そんなわけで、思い出はガスと雨の立ち込める森の中の情景ばかり(笑
登頂したもののぜひともリベンジせねばならない山が一つ増えてしまった。

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コメント

お疲れ〜
遠くまで来たのにガスに歓迎されちゃったね
でも、リベンジの山が増えてよかったね!なんちゃってぃ!
南アルプスは結構雨やガスに見舞われるみたいだよね〜
私は日記で満足
2018/8/24 13:09
Re: お疲れ〜
実は今のところ南アルプスに天気で歓迎されたのはこの前の北岳・間ノ岳だけなんですよねー。甲斐駒・仙丈・鳳凰などなど全てガスられております(笑
南アルプスは岩手からだと特に遠いというのに、リベンジ対象ばかりで困ります(笑
2018/8/25 12:51
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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