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Yamareco

記録ID: 1560486
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
十勝連峰

2018年北海道遠征 - トムラウシ山(百名山97座目)

2018年08月18日(土) [日帰り]
 - 拍手
chappybabo その他2人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
12:54
距離
21.3km
登り
1,560m
下り
1,557m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:32
休憩
2:14
合計
12:46
距離 21.3km 登り 1,574m 下り 1,573m
4:15
18
4:33
4:36
46
5:22
5:31
82
6:53
7:01
54
7:55
8:05
39
8:44
8:45
42
9:27
9:41
25
10:06
10:54
17
11:11
11:13
48
12:01
12:07
43
12:50
13:08
45
13:53
13:57
96
15:33
15:44
52
16:36
16
16:52
9
17:01
ゴール地点
登山口と山頂の標高差は1,150m程ですが、カムイサンケナイ川沿いにカムイ天上を通過する長い尾根道(往復で計12km)、そこからコマドリ沢出合を経て頂上までの2回にわたるDown & Upで、合計約21kmの道のりでした。
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
当初、トムラウシ野営場泊を予定していたが、トムラウシ短縮登山口(トイレあり。)に変更。
夏季休暇中とあってか、夕刻までに車は10台以上ありました。
早朝3時頃から続々と車が到着。結構な賑わいです。
コース状況/
危険箇所等
カムイ天上付近からコマドリ沢出合まで泥濘化のため、靴がドロドロになりました。
山道からの水はけを良くするためか?山道脇の所々で笹が刈り取られていました。
別の先行パーティーがコマドリ沢出合上部に、親子熊を目撃したとのこと。我々は遭遇しませんでした。
その他周辺情報 下山後はトムラウシ温泉国民宿舎東大雪荘にて汗を流しました。
売店にてトムラウシTシャツをGet。
何故か登山口での写真撮影を忘れてしまい、写真は温泉コース分岐からスタート
何故か登山口での写真撮影を忘れてしまい、写真は温泉コース分岐からスタート
坂を登りつめると、カムイ天上に到着
この後、泥濘の道が続く。
坂を登りつめると、カムイ天上に到着
この後、泥濘の道が続く。
こまどり沢まで約200m下降
こまどり沢まで約200m下降
こまどり沢沿いに左岸を登ると「コマドリ沢分岐」の標識
一本道なのだが、「分岐」とある?
こまどり沢沿いに左岸を登ると「コマドリ沢分岐」の標識
一本道なのだが、「分岐」とある?
コマドリ沢の水は要煮沸です。
コマドリ沢の水は要煮沸です。
前トム平までの沢沿いに、アザミのお花畑
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前トム平までの沢沿いに、アザミのお花畑
お花畑を目に焼け付けて下山
お花畑を目に焼け付けて下山
途中道標
前トム平への登り。
前トム平への登り。
前トム平到着。
石狩連峰が眺められます。強風です。
前トム平到着。
石狩連峰が眺められます。強風です。
トムラウシ公園へ向け、下ります。
トムラウシ公園へ向け、下ります。
トムラウシ公園の底の辺り
トムラウシ公園の底の辺り
また登りかえします。
また登りかえします。
ガスの中から奇形異形の岩稜が現われます。
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ガスの中から奇形異形の岩稜が現われます。
尾根全体が現われました。
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尾根全体が現われました。
200m程登ってきました。
200m程登ってきました。
頂上直下に到着。
頂上直下に到着。
頂上アタック開始!!!
濃霧の中、進みます。それにしても風が強い。
頂上アタック開始!!!
濃霧の中、進みます。それにしても風が強い。
山頂です。百名山97座目!!!
標識が凍てついてます。
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山頂です。百名山97座目!!!
標識が凍てついてます。
ガスが晴れるのを待ちます。寒い~ 指がしびれてきました。
ガスが晴れるのを待ちます。寒い~ 指がしびれてきました。
雲が切れた。急いでカメラを構えシャッターを切ります。
石狩連峰が広がる。
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雲が切れた。急いでカメラを構えシャッターを切ります。
石狩連峰が広がる。
山頂の小洞穴にはつららが・・・
この後、下山を決意
山頂の小洞穴にはつららが・・・
この後、下山を決意
チングルマの綿毛も凍てついてます。
チングルマの綿毛も凍てついてます。
トムラウシ公園への道中、晴れてきました。
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トムラウシ公園への道中、晴れてきました。
おぉ美しい。トムラウシ公園全景
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おぉ美しい。トムラウシ公園全景
晴れていれば、頂上で昼寝してみたい。
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晴れていれば、頂上で昼寝してみたい。
トムラウシ山の山容を確認できました。
トムラウシ山の山容を確認できました。
頂上付近にズーム
頂上付近にズーム
トムラウシ公園を見上げる。
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トムラウシ公園を見上げる。
こんな岩礫帯もありました。ナキウサギの鳴声がかわいらしい。
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こんな岩礫帯もありました。ナキウサギの鳴声がかわいらしい。
コマドリ沢を囲むカール
コマドリ沢を囲むカール
新得町方面が眺められます。
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新得町方面が眺められます。
ナキウサギの鳴声を背に、最後の岩礫帯を越えます。
ナキウサギの鳴声を背に、最後の岩礫帯を越えます。

装備

個人装備
医薬品パック 細引き 小物パック(ヘッドランプ ラジオ ナイフ マッチ) レインウェア 防寒着 地図 磁石 水(500mlペットボトルx4本) 行動・非常食(ドライフルーツ カシューナッツ チョコレート 羊羹) ストック 食料(1食(昼)+予備2食) GPS スマホ 財布 サングラス
共同装備
ツェルト 熊撃退スプレー
備考 昨日からの寒気の影響で、山頂標識は氷結し、強風でバーナーも使いにくい状況でした。
夏季登山ですが、山頂でテルモスのお湯があればココアなどで温まります。

感想

登山者で賑わいだした早朝4時出発。
キャンピングカーで北海道を周遊されている静岡県在住の男性と道中ご一緒させていただいた。
北海道地方は昨日からの寒気流入で、晩秋を思わせる涼しさ。ササや木立のざわめきが耳に届くほどの風もあり、全行程の給水量は500mlに満たないほどでした。
登山開始後、3時間程の緩急の尾根道が続きましたが、普段の山行ではないおしゃべりあり、別パーティーとの再会ありなどで、あっという間にコマドリ沢出合に到着。
後で得た情報ですが、先行パーティが沢上部に親子熊目撃したとのこと。そんなこととは知らず、人間の数的優位による安心感から熊のことは頭にありませんでした。
前トム平手前の礫岩地帯では、ナキウサギの声があちらこちらで聞こえるが、姿は見えず。下山時に一瞬の動きを察知したが、動体視力がついていかない。
トムラウシ公園では、風に運ばれる濃霧の中から現れる岩峰、池塘の造形が美しすぎる。大雪山に使われるが、まさに「カムイミンタラ(神々の遊ぶ庭)」の世界。
山頂は標識が凍てつき晩秋から初冬のような寒さ。急速に流れる雲の合間に現れる遠景にシャッターチャンスを待つこと数回。寒さに耐えられずほどなく下山開始。
トムラウシ公園辺りで晴れ間が広がるようになり、トムラウシ山の全景が現われ、やっとその山容を確認できた。
北方からは五色岳方面から東に延びる稜線とその裾野の五色ヶ原、その先に沼ノ原、後方に石狩岳、右側にニペソツ山が広がり、何度眺めても飽きさせません。
名残惜しいナキウサギの声を背にコマドリ沢出合へ下り、最後の坂道を越えると、あとは緩やかな泥濘の木道を進み登山口に辿り着きました。
最後に、同行させていただきましたS様、お疲れ様でした。この先の北海道周遊の旅もご安全に!!! いただいたBottle Clipこれからの山行に利用させていただきます。

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