記録ID: 1560489
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沢登り
東北
福島県阿武隈水系 甲子南沢 沢登り
2018年08月18日(土) [日帰り]
![情報量の目安: S](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 05:44
- 距離
- 8.8km
- 登り
- 887m
- 下り
- 879m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
私自身確か7回目の南沢遡行ですが、いままで難なく超えていたF2がなぜか越えられませんでした。全般的に以前より脆くなっているような箇所がある感じ。8月16日に東北方面で大雨がありましたが、その影響か明らかに増水していました。甲子山頂に突き上げる直下のスラブ帯を登りましたが、下部の濡れている所はぬめっており、また乾いている上部も石が乗っており、緊張を強いられます。脇の草付を頼りに登りましたが、初心者がいる場合は十分な配慮が必要です。南沢自体は2級と紹介されていますが、要所でやらしい所があるなと思いました。結局ロープは使わず。 |
その他周辺情報 | 登山口の大黒屋で日帰り入浴ができます。700円。内湯は時間によって入れないようでした。混浴の大岩風呂は洗い場が無いので身体をあらうことは出来なくお湯で流すだけとなります。でも子宝の湯として風情のある浴場ですのでお勧めです。水深が結構深いのでリラックスというわけにはいきませんが気持ちいい。 |
写真
ベテランのCOBA氏は直登ルート。写真のところ水流側(左側)にトラバース気味に行くところでは、岩がもろく苦労して抜けたようです。その先に残置シュリンゲがあります。私には難しいのでいつものように右から草付に登ろうとしたのですが、何故かホールドもなく、泥と草付でスタンスも安定せず、切羽詰まり、結局お助け紐を出してもらいました。前回までは行けたのですが状況が変化したのかな?それともへたくそになっただけか?
30m大滝。ここは水流左側、草付に取りついて、途中から落ち口に。下部は傾斜は緩いがざれており登りにくい。落ち口手前の岩は慎重に、立木からは根っこをつかみながらという感じです。高度感があります。
山頂に近くなってきました。この辺からスラブ帯ですが、ここはか細い水流があり、ぬめっています。傾斜もそれなりにあるので、そのままでは登れなく、脇の草や脇の立木枝を頼りに登るしかありません。かなり長いスラブなので、スリップしたら相当下まで滑落する危険性があります(滑り台状態)。ですので、初心者・初級者がいる場合はしっかり確保する必要がありますが、支点は期待できません。
藪は10mほどかな。10分くらい格闘したらダイレクトに山頂に出ます。山頂におられた単独行の方に、「登山道はこっちにあるよ」と声をかけられました。道に迷ったと思われたのでしょうか?お騒がせしました。
装備
共同装備 |
8×30m 1本
爆竹(熊対策)
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感想
いつもは難なくこなせていたはずなのに、F2が登れなかった(巻きっぽいルート)。以前より状況に変化したのか、それともクライミングがへぼになったのか?同行者のベテランCOBA氏も「以前よりなんか全体的に荒れている」との感想。私たちの居住地からは近いので、早朝に出発して夕方には帰宅できる手軽で充実できる沢です。今回は他の遡行パーティは居ませんでした。
初心者・初級者を連れて行く場合は要所要所、しっかり確保すれば大丈夫とは思います。帰りの東北道は帰省渋滞が激しく、途中から下道を駆使して帰宅しました。
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