夏の劔岳長次郎谷2018．8．21

2018年08月21日(火) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 6.7km
• 登り: 1,120m
• 下り: 1,101m

コースタイム

日帰り

• 山行: 0:745
• 休憩: 0:510
• 合計: 0:00

6:15 スタート地点
10:20 10:30 熊の岩
14:30 14:40 長次郎のコル
15:00 15:30 剱岳
19:00 19:00 カニの横バイ
19:30 19:30 平蔵の頭
0:08 7:48 前劔の門

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

扇沢から黒部ケーブル等利用で室堂へ前日劔沢へ

コース状況／危険箇所等

長次郎雪渓は熊の岩から1時間ほど上部で切れており、右側の岩壁登攀になりました。一般ルートではありません。北方稜線では懸垂下降もあり、登攀技術を持った人のみ行けるでしょう。

写真

8/21 6:35

剣沢を下る。八峰がよく見えます。

8/21 6:52

30分ほどで、雪渓が現れ、アイゼンを付けました。雪は固く凍っていました。

8/21 7:33

平蔵谷の出合。同行者1名はここから、剣沢を戻りました。

8/21 7:48

長次郎出合。例年通りの雪の状態でしょうか？

8/21 8:23

30分ほど登りました。

8/21 9:11

1時間半ほどで、右側の雪渓から離れて、少し岩場を上ります。傾斜はさほどなく、快適でした。

8/21 9:38

雪渓を横切って、熊の岩目指して、上ります。途中、熊の岩から降りてきた、単独行の人に会いました。池の谷乗越に行こうとしたが、雪が切れていて行けないとのことでした。

8/21 9:55

左側から回り込んで、中央の熊の岩に登りました。熊の岩には、テントが1張りあり、八峰から登攀者の声が聞こえました。

8/21 10:38

熊の岩で、昼食休憩。雪解け水で作ったコーヒーは最高でした。ここまでは余裕があります。

8/21 12:12

熊の岩から、長次郎左股に入ります。傾斜が急になってきます。この後、雪渓が切れて、右側の岩壁を40m、3ピッチ登り、北方稜線に出て、懸垂下降を3回行います。

8/21 14:22

長次郎のコルへ降りる最後の懸垂下降です。

8/21 14:41

長次郎のコルから長次郎雪渓を撮影しました。雪渓が、横に4、5か所切断されていて、上ることも、降りることもできない状態でした。

8/21 15:20

劔岳の山頂には15時にようやく到着。他に登山者はいませんでした。15時30分に山頂を出発。剣沢には暗くなってから到着しました。

8/22 7:43

翌日の下山途中からの劔岳。天候に恵まれました。

撮影機器：

COOLPIX S9400 ニコン

装備

個人装備

雨具 アイゼン ピッケル コンロ 地図（地形図） ヘッドランプ ロープ ハーネス ヘルメット カラビナ ロープスリング

感想

kitazonoyama21

夏の長次郎雪渓は、7月中のコルまで雪がつながっている時でないと、登攀は困難です。岩場には古い残地ハーケンがありましたが、雪がつながっていなければ、右に逃げるしかないのでしょう。一般の方にはおすすめできません。経験者のみで行かれるのが良いです。翌日の劔岳