針ノ木岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 1,409m
- 下り
- 1,396m
天候 | 両日 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雪渓脇の夏道 岩場あり |
その他周辺情報 | あんだんて https://tabelog.com/nagano/A2002/A200201/20008072/ ステーキ丼がめちゃくちゃ旨い |
写真
感想
・雪渓がなくて暑かった
・雪渓がないと意外に悪い箇所が多い
・思ったより長かった
・思ったより急登だった
・水場から最後の登り、キツイ
・テン場〜水場、遠くない?
・テン場の狭さと混雑っぷりにびっくり。4テンとか絶望的
・10分ほどさらに登ったところに幕営地あり、そちらは快適
・景色は素晴らしい!本当に素晴らしかった。
・テン場も景色よし。素晴らしい
・針ノ木山頂からは劔立山が見える。素晴らしい
・山頂にてmacorinと佐々成政のさらさら越えについて「すごすぎる」「ありえん」としばし歓談
−秀吉と信雄との間で和議が成立して家康が停戦すると、厳冬の飛騨山脈(北アルプス)・立山山系を自ら越えて浜松へと踏破し家康に再挙を促した(さらさら越え) Wikiより ※諸説あり
・山頂から種池方向へ向かう人も大勢いました。すごい
・針ノ木古道も歩いてみたい。誰かつきあってくれないかな…
・帰りに食べたステーキ丼が絶品でした
北アルプス第二弾
9月の大雪山縦走を前に、テントをかついで歩いておこう、ということでHさんと針の木へいくことにした。
何年か前に雨でPHできずに撤退した山。当時一緒にパーティをくんだずみおとお馴染みPさんも参加し、またまたにぎやかな女子山行になった。
猛暑のため雪渓はすっかり溶けてしまい、終始夏道。雪の上をあるいたのは数十歩。
雪渓歩きをたのしみにしていたのでちょっと残念。でも、ちょうど真夏のピークをすぎて秋の寒気がながれてきており、湿度もいくらかはさがってくれたのでお盆以前の地獄のような暑さはなく、比較的さわやかな夏山を楽しめた。
夏道は想像していた以上に岩、ガレ、ザレと歩きづらい道がつづいていた。
雪渓の脇をずっと登るかなりの急登。
山に慣れていない人だとちょっと怖く感じであろう岩場もいくつかあった。
最後の水場で水を確保し、テント場まで45分。この最後の登りがきつかった。
テント場は30張とのことだったが、4テンが張れるスペースがいっぱいで、10分ほど離れたビバークポイントのような場所(一応テント場)へ行くよう指示された。
めんどくさいとおもったが結果オーライ。ほぼ貸し切りの場所で騒ぎ放題。眺めも良く、トイレの問題以外は非常に快適だった。
PHは二日目の朝。
初日いまいち不調だったずみおとPはお留守番で体力温存。Hさんと二人でPH、山頂から夜明けを眺めるとともに、楽しみにしていた黒部ダムから向こうの景色を満喫した。
針の木からの展望は最高だと聞いていたが、噂にたがわぬ素晴らしさ。
深い深〜い黒部の谷から聳え立つ北アルプス。人をよせつけない山の深さ。
どんなに登山客でにぎわっていても、ここはやはり大自然が主役の秘境とよばれるエリア。
人の力の及ばない力に支配されているところなのだなあと改めて感じた。山賊がすんでいてもおかしくないだろうな、思った。
剱立山の眺めは確保別。あまりにも剱が近くにみえるので、ほんとに剱かどうか疑ってしまった。見えすぎといっても過言ではないほどよく晴れた朝だった。
それにしても佐々成正の針の木越え。どうやって戦国時代にこの山を越えたのか・・・
昔の人は本当にすごい。
40分ほど山頂で景色を満喫しテントへ戻り撤収。
下山も雪渓ではないと結構難儀。膝と足首にきた。
やれやれ、という感じで下山し、P、ずみおすすめの洋食屋さんへ行ってみた。
ステーキ丼がめちゃめちゃおいしかった。
テントでのずみお飯、ステーキ丼と今回は(今回も?)おいしいものが多すぎて運動量に対してカロリーオーバー。
お盆休みに増量した体重がもどることはなかったが、たのしい登山だったのでこれでよし。
タイミングよく気候、荷物の重さ等が体感でき、北海道へむけてよい足がかりになったのもよかった。
ナナカマドの実がほんのり色づき始め、日暮れ時にはすばらしい夕焼け。
山にはもう秋の気配がただよっていた。
今年の夏山は充実している。すずしくなり、山以外にもやらねばならぬことがたくさんあったことを思い出した。秋はすこしペースダウン、バランスよく楽しんでいこう。
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