双子山 2223.8m
- GPS
- --:--
- 距離
- 5.8km
- 登り
- 322m
- 下り
- 331m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特になし |
写真
感想
昨年歩いた78km強歩大会の後、いつまでも右股関節が痛いので病院に行ったら、私のコマネチはシリアスな問題を抱えていることが分かった。
80歳までに手術が必要になるだろうと。
もう山は無理だろうと諦め、1年が過ぎた。
ところがこの夏、鈍い痛みが和らいで長い階段の上り下りをしても痛くなかったので、試しにリハビリハイキングに繰り出した。
深い森の奥深くで深呼吸することも必要だった。
高見石小屋までのハイキングも考えたが、今まで行った事のない双子山周遊を選んだ。
前夜、早起き出来たら行ってみようと気軽に考え、地図だけテーブルの上に置いて寝た。
朝5時、母にどうでもいいことを質問されて目が覚めた。
それから寝ぼけ眼のまま30分で支度。
たまたま来ていた妹に山に行く事を伝えたら「溺れるなよ」と言われた。
「今日は海じゃないよ。山に行くんだよ。」と言ったら、どうやら双子池で溺れるなと言う事らしい。
池の近くまで行って覗いていたりした時に足を滑らせて溺れるなと・・・
なるほどね!ありがとう。
7時半、大河原峠の駐車場到着。
ここだけまだ台風が去っていないような強い風と雨が降ってきそうな暗い空。
車の中で1時間待機して様子を見ることにした。
9時、少し風が弱まってきたので出発。
久しぶりの登山靴。
足の退化よりも登山靴の靴紐の縛り方を忘れていた私の脳みその退化にびっくり。
今回はリハビリなのでゆっくり歩くことを心掛け、コマネチの痛みが出てくるかどうかを調査。
歩き始めて30分後、双子山に到着。
痛くない。
「コマネチ、痛くないよー!!」
誰もいない頂上で叫びたいほど嬉しかった。
次に向かうは双子池。
熊笹が肩程まで生い茂ってる。
下り始めてふと、この道で合ってるか不安になり地図を確認する。
雑念を抱いてると迷いやすい。
山も、人生も。
双子池には小屋があるから近くまで行ったら人の気配がするだろうと思って歩いていたが、森の中、急に小屋の屋根が見える。
おやつ休憩はコーヒーとセブンのクロワッサン。
昨夜買っておいた浅野屋の高級パンは、我慢できなくて来る途中の車中で食べた。
静か過ぎて誰もいない池では、ソロテントが1つだけ。
あの人も森の奥で深呼吸したかったのかな。
私も本当はテントを担いで、池の畔で読書でもして過ごしたかった。
双子池を後にし、足の痛みがないのでぐんぐん歩いてしまう。
今日はリハビリだからゆっくり歩かなければと思うのに、歩くのが楽しくて。帰って”家ついてっていいですか?”が見たくて。(私の住んでいる地域では土曜日の昼1時頃から放送している)
12時半までに大河原峠に着けばLet it beが2回は聴けるかも・・・
時計を見ながらぐんぐん歩く。
もし大河原峠に着いて「家ついてっていいですか?」って言われたらどうしよう。
ネタの宝庫ってくらい私の人生には色々ありすぎちゃって何から話そう?
80歳までに手術が必要になるって言ってもさ、それ位の年齢なら大概の人が足腰弱ってきてるだろうし、だいたい80歳まで生きてるかな?私。
おじいさんが100まで生きたし、私も長生きするかもわからないな。
無理をするのは良くないけど、自分で限界を決めたらいけない。
あと30分位歩けば着くかな?と思っていたら、大河原峠到着。
時には雑念も必要。
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