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Yamareco

記録ID: 1581591
全員に公開
ハイキング
尾瀬・奥利根

夏と秋の間の燧ヶ岳

2018年09月12日(水) ~ 2018年09月13日(木)
情報量の目安: A
都道府県 福島県 群馬県
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:50
距離
15.3km
登り
915m
下り
1,077m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
1:48
休憩
0:19
合計
2:07
距離 4.7km 登り 95m 下り 98m
12:57
13
13:18
20
13:51
13:55
12
14:07
14:16
35
14:51
13
2日目
山行
5:30
休憩
1:13
合計
6:43
距離 10.5km 登り 835m 下り 1,001m
6:42
6:43
7
6:50
115
8:45
8:50
22
9:12
9:24
18
9:42
10:23
21
10:44
10:58
65
12:03
15
12:39
42
13:21
0
13:21
ゴール地点
天候 12日:曇り
13日:晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2018年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
尾瀬御池駐車場に車を置いて沼山峠までバスを使用
※駐車場のアクセスにおいてナビ任せというミスを犯したため、往路は関越道小出ICから奥只見シルバーライン〜樹海ラインという酷道を走ることになった。事故なく帰って来られたので、そういえば面白い体験だったと思い返すことができるけれど…。18劼砲錣燭觴蠏,蠅里茲Δ淵肇鵐優襪函狭くて何度も洗い越しを超えるグネグネした峠道を2時間もの間「いつ終わるんだよ」と思いながら走った率直な感想は「なにこれ、ドッキリ?」でした。途中、工事中の区間があって片側交互通行と思いきや、交通整理の方に「作業中なので10分から15分お待ちください」と告げられた時は度肝を抜かれました。帰路は檜枝岐から東北道西那須野塩原IC経由を選択。こっちが正解。
しかしあの山深い道、紅葉の時期にはきっとゾッとするほど美しい景色なんだろうなあ…。
コース状況/
危険箇所等
尾瀬は水の豊富な環境なので、基本どこを歩いても水っぽいように思います。今回は持ち歩くだけで使いませんでしたが、ゲイターつけてもよかったかなと思いました。
その他周辺情報 宿泊は長蔵小屋。平日で空いていたせいもありましたが、とてもゆったり過ごしやすい環境でありがたかったです。寝具も清潔に感じました。そして食べ物がとてもおいしい。
登山後温泉は燧の湯。これがまた大当たりの日帰り温泉施設。浴槽の檜の香りも好ましいし、露天風呂から見える渓谷の風景も良い。全体に施設がきれいで好感度高いのですが、たった500円で利用できる。桧枝岐がもっと近かったらまた行きたいのに〜。
沼山峠から少し山道を進むと急に広い場所に出た。あ〜いいところだ。
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沼山峠から少し山道を進むと急に広い場所に出た。あ〜いいところだ。
木道まっすぐ
尾瀬沼のほとり。3本の樹が肩を寄せ合っている
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尾瀬沼のほとり。3本の樹が肩を寄せ合っている
秋の始まりが見えます
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秋の始まりが見えます
こんなにエゾリンドウが咲いてる
こんなにエゾリンドウが咲いてる
エゾリンドウ。青さが目を引きます。
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エゾリンドウ。青さが目を引きます。
長蔵小屋で山菜そばをいただきました
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長蔵小屋で山菜そばをいただきました
尾瀬沼の周囲を歩きながら。少しだけの晴れ間、燧ケ岳の全容が見える。かっこいい。
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尾瀬沼の周囲を歩きながら。少しだけの晴れ間、燧ケ岳の全容が見える。かっこいい。
トリカブト
尾瀬沼休憩所
尾瀬沼をふらふらした後小屋に戻りました。これは談話室。薪ストーブが暖かい。
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尾瀬沼をふらふらした後小屋に戻りました。これは談話室。薪ストーブが暖かい。
風呂に浸かって和んだ後、今日の夕食。切り干し大根と漬け物もありました。手をかけている感じが滲み出ていて思わずご飯おかわり。世界の中心で美味しかったと叫びたい。
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風呂に浸かって和んだ後、今日の夕食。切り干し大根と漬け物もありました。手をかけている感じが滲み出ていて思わずご飯おかわり。世界の中心で美味しかったと叫びたい。
朝ごはん前に少し散歩しました。燧に朝日が当たる
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朝ごはん前に少し散歩しました。燧に朝日が当たる
元長蔵小屋。趣のある佇まい。
元長蔵小屋。趣のある佇まい。
夢の中のような景色だよ…
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夢の中のような景色だよ…
くっきりとではないけど、逆さ燧ケ岳。
くっきりとではないけど、逆さ燧ケ岳。
今日も肩を並べている
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今日も肩を並べている
長蔵小屋の朝ごはん。日本の食事って発酵食品が多いんだなと思う。当然完食。おいしかった。
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長蔵小屋の朝ごはん。日本の食事って発酵食品が多いんだなと思う。当然完食。おいしかった。
長英新道に向かいます
長英新道に向かいます
登山スタート
足元の笹は刈られた後のもの。おかげさまで歩きやすい。
足元の笹は刈られた後のもの。おかげさまで歩きやすい。
もう4号目。いくつか見落としました。
もう4号目。いくつか見落としました。
6号目を過ぎて一旦景色が開けました。沼!久しぶり〜。
6号目を過ぎて一旦景色が開けました。沼!久しぶり〜。
階段に助けられる。尾瀬の道は人の手に助けられているなあと思います。
階段に助けられる。尾瀬の道は人の手に助けられているなあと思います。
遠〜くに見えるのは富士さん!?
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遠〜くに見えるのは富士さん!?
三角のシルエット。お分かりになるであろうか。富士山がこんな所で写真に写るなんて奇跡だ。
三角のシルエット。お分かりになるであろうか。富士山がこんな所で写真に写るなんて奇跡だ。
目指す山頂はあそこだ❗️
目指す山頂はあそこだ❗️
尾瀬ヶ原と至仏が姿を見せました。昨年はあの頂上に居たんだ。
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尾瀬ヶ原と至仏が姿を見せました。昨年はあの頂上に居たんだ。
俎板瑤謀着!こちらは昼ごはんを広げるスペースが狭そうです。燧ヶ岳大権現の祠あり。
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俎板瑤謀着!こちらは昼ごはんを広げるスペースが狭そうです。燧ヶ岳大権現の祠あり。
尾瀬沼と山々。
柴安瑤カッコいい。尾瀬ヶ原と至仏山も居る。感慨深いです。
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柴安瑤カッコいい。尾瀬ヶ原と至仏山も居る。感慨深いです。
長蔵小屋で朝受け取ったおにぎり弁当🍙
わかめと梅干しにいわしの角煮。腹が満たされて幸せ。
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長蔵小屋で朝受け取ったおにぎり弁当🍙
わかめと梅干しにいわしの角煮。腹が満たされて幸せ。
燧ヶ岳山頂の柴安堯立派な山標だ。
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燧ヶ岳山頂の柴安堯立派な山標だ。
尾瀬ヶ原を見るにはこちらのピークの方が全容が見られて良いです。
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尾瀬ヶ原を見るにはこちらのピークの方が全容が見られて良いです。
ガスがかかってきちゃった
ガスがかかってきちゃった
ガスの動きは早い。俎板瑤北瓩辰討たら青空。景色ありがとうだ😊
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ガスの動きは早い。俎板瑤北瓩辰討たら青空。景色ありがとうだ😊
山頂付近を歩く方が「初めて登る山はめちゃくちゃ楽しい!」って言っていました。同感です❗️下山しなきゃと思うと名残惜しい。
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山頂付近を歩く方が「初めて登る山はめちゃくちゃ楽しい!」って言っていました。同感です❗️下山しなきゃと思うと名残惜しい。
下山開始。小さく池が見えます。
下山開始。小さく池が見えます。
ガレ場横断。この辺りは道迷いが多いらしい。
ガレ場横断。この辺りは道迷いが多いらしい。
迷わないよう注意喚起の看板あり。残雪期は危なそう。
迷わないよう注意喚起の看板あり。残雪期は危なそう。
涸れ沢のようなところを何100mか進む。石で転げないように歩く。
涸れ沢のようなところを何100mか進む。石で転げないように歩く。
熊沢田代が近づく
熊沢田代が近づく
熊沢田代から燧ケ岳
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熊沢田代から燧ケ岳
空の青が池に落ちている
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空の青が池に落ちている
空すっげー
振り返り、何度も景色に感謝する。夏のような秋のような空。
振り返り、何度も景色に感謝する。夏のような秋のような空。
どこまでも続いていきそうな道
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どこまでも続いていきそうな道
広沢田代
御池登山口。お疲れ様❗️
御池登山口。お疲れ様❗️
長蔵小屋宿泊の際に御池の駐車券を見せると、駐車場代1000円を無料にできるコインがいただけます。
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長蔵小屋宿泊の際に御池の駐車券を見せると、駐車場代1000円を無料にできるコインがいただけます。
燧の湯。入った時は貸し切り状態だった〜。機会があればまた来たい!
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燧の湯。入った時は貸し切り状態だった〜。機会があればまた来たい!
小腹を満たすのに檜枝岐のkafejo montoにお邪魔しました。コーヒーとシフォンケーキが沁みる〜。
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小腹を満たすのに檜枝岐のkafejo montoにお邪魔しました。コーヒーとシフォンケーキが沁みる〜。

感想

昨年の夏に至仏山に登った時、尾瀬ヶ原を挟んで向かいにあるきれいなフォルムの燧ケ岳が印象に残りました。この時はかなりガスの多い山行になりましたから、もう一度尾瀬に来てぜひ晴れた空の尾瀬ヶ原を上から見てみたいということが漠然とした目標になりました。
関東からは車でのアプローチが困難な檜枝岐から入る日程は体力的に余裕がある時にぜひ実現したいと考えました。運転時間往復10時間、総距離700辧なかなか骨のある移動でした(偶然酷道を体験したせいもある)。
その甲斐あって期待以上の景色を体験できたと思います。毎度のことながら同じような写真がすごい枚数集まりました。それらを編集しつつ、写真は実際に見た景色と同じものにはなりえないとあらためて思いました。
今回、歩行時間もやや長めだった分、下山最後の30分は「尿意との戦い」の一面がありました。無事下山できて良かった…。

特筆すべきは長蔵小屋の過ごしやすさ。歴史ある山小屋であるがゆえに随所に適度な配慮が更新されてきた跡が見え、色々なことが丁度良い空間に仕上がっていました。薪ストーブがぱちぱちと音を立てる様子は動画でいただいて帰りました。時々見て癒されよう。

小屋の宿泊客は平日とあって10人と少なく、このことも過ごしやすさの一因となったと思います。周囲の方の山話を伺えてホントに参考になりました。新潟からの方、関西方面からの方、千葉から来ている方もありました。また別の場所で会うかもしれない、会わないかもしれない、そういう関係性が貴重で得難いものに思えてなりませんでした。いつだって一期一会です。


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