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Yamareco

記録ID: 1583228
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
妙高・戸隠・雨飾

戸隠山

2018年09月16日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:36
距離
16.7km
登り
1,088m
下り
1,092m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:23
休憩
1:08
合計
6:31
距離 16.7km 登り 1,104m 下り 1,093m
6:46
6
6:52
17
7:09
12
7:21
7:31
37
8:08
19
8:57
8:59
8
9:07
9:30
30
10:00
10:01
39
10:40
10:41
15
10:56
11:00
7
11:07
50
11:57
11:58
6
12:12
12:14
35
12:49
12:50
24
13:14
3
13:17
ゴール地点
天候 曇り時々雨
過去天気図(気象庁) 2018年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
前日夜 戸隠中社 駐車場にて車中泊。
コース状況/
危険箇所等
前日からの雨のためか 全体的にぬかるんでいた。
登山届は別アプリにてネット提出。
その他周辺情報 下山後、そばを食べようかと思ったけど、どこも満車で止められず今回は諦め。
風呂は長野まで出て ぶらっと若里 利用 700円
駐車場
奥社口は有料なので森林植物園に駐めました(無料)
6時過ぎに着きましたが余裕です。下山後は満車状態。
駐車場
奥社口は有料なので森林植物園に駐めました(無料)
6時過ぎに着きましたが余裕です。下山後は満車状態。
トイレ やっぱり入山前に行っておかないとね。
トイレ やっぱり入山前に行っておかないとね。
植物園。
随神門まで遊歩道を歩きます。
雨で濡れていたので、これが結構滑るんです。要注意。
植物園。
随神門まで遊歩道を歩きます。
雨で濡れていたので、これが結構滑るんです。要注意。
植物園からそれなりに歩きます。
植物園からそれなりに歩きます。
随神門到着。
7時前なのに観光客?と思しき人々、数名。
この時間なら堪能できるね。
随神門到着。
7時前なのに観光客?と思しき人々、数名。
この時間なら堪能できるね。
参道 このあたりから勾配が上がってきます。
参道 このあたりから勾配が上がってきます。
ゼーハーしながら・・・ボケてますw
ゼーハーしながら・・・ボケてますw
奥社。毎年のように来るけど、今回はちょっと意味合いが違いますw
奥社。毎年のように来るけど、今回はちょっと意味合いが違いますw
晴れていれば、ここからよく山が見えるのに・・・
晴れていれば、ここからよく山が見えるのに・・・
九頭龍様にもお参り。
九頭龍様にもお参り。
ここから先は初めて踏み入れます。
いよいよです。緊張!
ここから先は初めて踏み入れます。
いよいよです。緊張!
手を合わせました。
手を合わせました。
木の子 発見!
まだ心の余裕がありますw
木の子 発見!
まだ心の余裕がありますw
今までの低山とは違い、やっぱり傾斜もキツイし
足場も不安定です。気合です。
今までの低山とは違い、やっぱり傾斜もキツイし
足場も不安定です。気合です。
ちょっと見晴らしが効きそうな所でしたが
何も見えず沢の音だけが聞こえました。
ちょっと見晴らしが効きそうな所でしたが
何も見えず沢の音だけが聞こえました。
来ました!鎖場。
さて、慎重に確実に落ち着いて
挑戦
来ました!鎖場。
さて、慎重に確実に落ち着いて
挑戦
鎖場が連続します。
鎖場が連続します。
どこも濡れているので 滑らないように
気をつけます。
どこも濡れているので 滑らないように
気をつけます。
百間長屋に到着です。
百間長屋に到着です。
西窟。
手を合わせます。
西窟。
手を合わせます。
なかなかキテます。
少し、馴れてきました。
なかなかキテます。
少し、馴れてきました。
クリア後、下を撮影。
よく登ったもんだと我ながら感動w
クリア後、下を撮影。
よく登ったもんだと我ながら感動w
もう完全にロッククライミングです。
頭を使います。
もう完全にロッククライミングです。
頭を使います。
胸突岩
ここはなかなか凄かったなあ。
3点確保、鎖だけに頼らず、足場をしっかり確保。
自分に言い聞かせます。
胸突岩
ここはなかなか凄かったなあ。
3点確保、鎖だけに頼らず、足場をしっかり確保。
自分に言い聞かせます。
ついに来ました、蟻の塔渡り。
でもなんか、不思議と落ち着いていました。
ってか、ここまでの行程で とても戻る気にもなれず、
ある意味、肚が座ったのかもしれませんw
ついに来ました、蟻の塔渡り。
でもなんか、不思議と落ち着いていました。
ってか、ここまでの行程で とても戻る気にもなれず、
ある意味、肚が座ったのかもしれませんw
恥ずかしながら・・・四つん這いになりましたw
誰もいないしねw 
もう、格好なんて言ってられません。
1
恥ずかしながら・・・四つん這いになりましたw
誰もいないしねw 
もう、格好なんて言ってられません。
剣の刃渡り部分。
ここは跨がず、腕をかぶせてスライドしながら
クリアしました。
剣の刃渡り部分。
ここは跨がず、腕をかぶせてスライドしながら
クリアしました。
振り返って・・・
怖かった〜
そして「無事、生きてます」
1
振り返って・・・
怖かった〜
そして「無事、生きてます」
ホッと一休み。
八方睨到着。
八方睨。
睨んでみたけど・・・
何も見えません(泣)
2
睨んでみたけど・・・
何も見えません(泣)
高山植物
この紫色の花がいたる所で見られました。
名前はわかりません。
高山植物
この紫色の花がいたる所で見られました。
名前はわかりません。
名前も知らぬ 小さな白い花。
命の危険を晒してきた直後に視界に入り、
たまらなく愛おしく感じてしまったのは
私だけでしょうかw
名前も知らぬ 小さな白い花。
命の危険を晒してきた直後に視界に入り、
たまらなく愛おしく感じてしまったのは
私だけでしょうかw
そして山頂。
感慨無量です。
そして山頂。
感慨無量です。
霧の中
景色が良ければ最高なんだけどな〜
と思ったけど贅沢は言いません。
ここまで来れただけで十分です。
霧の中
景色が良ければ最高なんだけどな〜
と思ったけど贅沢は言いません。
ここまで来れただけで十分です。
いつものコンビニおにぎりで
暫し休憩。
入山口で3人とすれ違ってから
ここまで誰とも会ってません。
いつものコンビニおにぎりで
暫し休憩。
入山口で3人とすれ違ってから
ここまで誰とも会ってません。
山頂後はこのような道が続きます。
ぬかるんでいたり、濡れていたりで
なかなか難渋します。
山頂後はこのような道が続きます。
ぬかるんでいたり、濡れていたりで
なかなか難渋します。
山頂後は岩登りのような急斜面はありませんが
時折、切り立った崖の上を歩きます。
ピークを過ぎて、緩みがちな気を引き締め直します。
山頂後は岩登りのような急斜面はありませんが
時折、切り立った崖の上を歩きます。
ピークを過ぎて、緩みがちな気を引き締め直します。
崖。
ガスってますが結構、ヤバそうです。
慎重に。
崖。
ガスってますが結構、ヤバそうです。
慎重に。
九頭龍山山頂
ガスがよく見えますw
九頭龍山山頂
ガスがよく見えますw
ガス、ガス、ガスです。
ガス、ガス、ガスです。
ピンクのキノコって。
ありなの?w
ピンクのキノコって。
ありなの?w
一不動着。
ようやく山小屋を見ました。
中を覗きましたが、ちょっと怖い感じ。
一不動着。
ようやく山小屋を見ました。
中を覗きましたが、ちょっと怖い感じ。
一不動から牧場まではガレ場や
沢下りでとても難渋しました。
ある意味、この区間が一番
辛かったような気がします。
一不動から牧場まではガレ場や
沢下りでとても難渋しました。
ある意味、この区間が一番
辛かったような気がします。
ガレ場。
もうガレガレです。
ガレ場。
もうガレガレです。
氷清水。
なんかオアシスのような気分に。
汚れた手と顔を洗い、数杯、飲みました。
無茶苦茶、美味しかった。
氷清水。
なんかオアシスのような気分に。
汚れた手と顔を洗い、数杯、飲みました。
無茶苦茶、美味しかった。
沢下り。
もう完全に渓流釣り師の気分です。
岩から岩へと流れる水を避けながら下ります。
自分はこれが苦手で、大丈夫だと思って足を
石に乗せると、裏切られ何度も靴を水没させました。
靴の中が気持ち悪い。。。
沢下り。
もう完全に渓流釣り師の気分です。
岩から岩へと流れる水を避けながら下ります。
自分はこれが苦手で、大丈夫だと思って足を
石に乗せると、裏切られ何度も靴を水没させました。
靴の中が気持ち悪い。。。
滝。
美しいですがこの横が鎖場です。
岩を流れる水に足が滑らないように
鎖をしっかり掴んで降りました。
ここも怖かったなあ。
1
滝。
美しいですがこの横が鎖場です。
岩を流れる水に足が滑らないように
鎖をしっかり掴んで降りました。
ここも怖かったなあ。
まだまだ、安心はできませんね。
まだまだ、安心はできませんね。
帯岩。
ここもなかなかですよ。
「落ちたら、ヤバイよね」
って思えるところです。
1
帯岩。
ここもなかなかですよ。
「落ちたら、ヤバイよね」
って思えるところです。
帯岩
鎖があるから、足さえ滑らさなければ
大丈夫。言い聞かせます。
帯岩
鎖があるから、足さえ滑らさなければ
大丈夫。言い聞かせます。
滑滝
右に鎖場。
ここを下るんです。
1
滑滝
右に鎖場。
ここを下るんです。
ようやく見えました、牧場。
ようやく見えました、牧場。
登山道。
石に印です。
登山道。
石に印です。
一不動からの降りは、登山道らしきものがないので
沢を降る感じになります。なので、時折ある
このような目印をたよりに下っていきます。
1
一不動からの降りは、登山道らしきものがないので
沢を降る感じになります。なので、時折ある
このような目印をたよりに下っていきます。
いかにも木の子
登山道
木にも目印です。
1
登山道
木にも目印です。
ようやくまともな道に
ようやくまともな道に
数ヶ所どころではありませんw
数ヶ所どころではありませんw
ようやく牧場です。
無事に戻れました。
ようやく牧場です。
無事に戻れました。
ささやきの小径。
ようやく安心して歩ける道。
トレランモードにしようかと思ったけど
もう疲れ切って余力、気力もありません。
惰性で歩きます。
ささやきの小径。
ようやく安心して歩ける道。
トレランモードにしようかと思ったけど
もう疲れ切って余力、気力もありません。
惰性で歩きます。
植物園、駐車場から
とうとう、終始ガスに包まれていた
戸隠山です。
植物園、駐車場から
とうとう、終始ガスに包まれていた
戸隠山です。

装備

備考 今回ためにヘルメット、双眼鏡を調達。 残念ながら双眼鏡の出番はなかった。。。

感想

祖父母の家が戸隠にあり(今はもうない)子供の頃は毎年のように
夏休みのほとんどをここで過ごしていた。(プチ疎開)
里山の奥にそびえ立つシンボル的な岩山を子供ながらに凄い山だなと思っていた。
と同時に、
毎年のように遭難転落事故がある山だと祖父母に聞かされていて、
キレイな山並みも相まって畏怖のような感覚を持っていた。
以後毎年のようにこの地を訪れ、知り尽くしている気分になってはいるが
この山だけは麓から眺めるだけで、自分には無理だと思い続けていた。

しかしここ2.3年、山に登るようになり、素晴らしさに目覚めてから、
心の何処かにこの山の存在があったんだ思う。
だけど、難易度の高い山だし、若いならまだしも
白髪も目立ち始めたオジサンに果たして登れるだろうか・・・
いや自信がない。
それに、人様ほどでないにしろ、自分にも守るものや背負っているものもある。
大袈裟かもしれないが万が一のことがあったら、周りの人に
迷惑をかけることにもなる。
なんだか、どんどん守りに入ってる。。。

齢を重ねると イヤだね。 情けない。。。

でもなんだろう、やっぱり行ってみたい、挑戦してみたい、
しばらくするとそんな思いがもたげてくる。

動画などを見ていると明らかに私より年長の方が、
挑戦して乗り越えていっている。
そんな姿を見ると否が応でも触発されてくる。

「やっぱり行こう、やってやろう!」

自分の中のシーソーがようやく「登る」に傾いた。

ベテランの方や、もっと難易度の高い山をクリアしている方から見ると
何を大袈裟な と思うかもしれないけど、私にとってはこの決断に
至るまでの心の葛藤は、全くもって偽ざる心境なのでした。

子供の頃から、ずっと眺め続け、しかし遠かったこの山を
本日、登頂することができて、40年来の畏怖が消え
今やっと 自分の中の戸隠がコンプリートしたのだと
ヘロヘロな身体を引きずりながらも、安穏と感謝の気分で
駐車場にたどり着いたのでした。

(おしまい)



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3/5
体力レベル
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