蓼科山 年忘れ山行は大展望&無風!超ラッキー?
- GPS
- 03:35
- 距離
- 5.7km
- 登り
- 808m
- 下り
- 798m
コースタイム
11:45蓼科山山頂11:50
11:55山頂ヒュッテ12:00
13:25駐車場
歩行時間3時間15分
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
白樺湖を経由、すずらん峠目指す(35km) 左側に駐車場(20台位は停められると思います) |
コース状況/ 危険箇所等 |
思った程の積雪はありませんでした。 アイゼンは携行しました。 山頂付近の岩場ではアイゼンが邪魔になる為 長靴を使用しました。 登山口から岩場の直前の急坂までは快適、 最後の急坂はちょっとアイゼン着けようかと迷いました。 トレースがはっきりしているので迷う心配はないです。 風があるとかなり体感温度が下がりますので要注意。 この日はこの季節にしては無風に近い、良い状態だったのではと思います。 |
写真
感想
学校登山でどういう訳か二度も登った山。
それ以来とても長くご無沙汰していました。
昨年頃から、晴れた日に是非とも蓼科山に登りたいと思い始めました。
何故なら二度登ったにもかかわらず、二度とも全く眺望なしだったからです。
蓼科山は意地悪でした。
ほんの10歳くらいの記憶がはっきり残っているのが不思議ですが…
何も雪のある時に登らなくても、という思いはありましたが
思い立ったら猪突猛進の性格(昨夜はかなり悩みましたが)、
気が付いたら、高速に乗っていました。
立科町「芦田」の交差点からしばらく走ると道路は数センチの圧雪状態。
スタッドレスの溝が減っているので、慎重に走るように注意されています。
白樺湖を過ぎ、後ろに迫った車を抜かせようと左に寄った瞬間!
やりました!
雪と落ち葉に隠れた側溝にタイヤを落としてしまったのです。
降りてみると前輪がなんとか側溝から脱出できていたので、
ハンドルを何回か強引に切り返して無事脱出。
やってしまったという瞬間、本当に様々に色んな事を考えるものですね!
今日はもうここで終わり?JAFを呼んですごすごと帰るの?
でも、ここで敗退する訳にはゆかない、どうしても…
しかし、喉もと過ぎるとすぐに熱さを忘れるこの性格。
駐車場に車を停めて歩きだした頃には再び気持ちがハイテンション!
大丈夫なの、と自分にブレーキをかけます。
こんな晴れ渡った空のせいです。全く風の感じられない澄んだ空気のせいです。
今日の装備は、シーズン初のピッケル、スーパー長靴の登場です。
どう考えても長靴とピッケルはミスマッチのような気がするのですが
ご覧になった方が笑ってくだされば良いだけの話。
ミスマッチ登山の開始です♪
笹原をぬう道は快適でした。尾根に取りつく急坂の後しばらくまた平坦です。
そして樹間に蓼科山の顔が見える頃から、再び急坂が始まるのですが
急坂を愛する方々におかれましては、猛烈に意欲を掻き立てられるのではないでしょうか?
私もその一人だったりして…
仰角というのででしょうか、仰ぎ見る角度からして真上に見える山頂。
これは正真正銘の直登。帰宅して改めて地図を見て納得。
岩場のちょっと手前の(最後の)急坂で、
やっぱり皮靴にアイゼンだったかなと後悔しました。
もうちょっとだけ頑張って、駄目ならアイゼンを出そう…
思った矢先、岩場に出たので一安心
岩場はスーパー長靴の真骨頂、着脱の時間はゼロ、
正に水陸両用と言いたいくらい(またまたオーバーですが)です。
但し、この長靴を履くのは登山口から雪のある時だけです。
ここからの一歩一歩の眺望の素晴らしさは言葉になりません!
見とれながら、奇声を発していた人を目撃した方がいたかもしれません。
それは、私です。
なにしろ、金松寺山で天気に恵まれず、抑圧されていましたから。
奇声を発しながら山頂に到着しました。
遮るもののない眺望に加え、周囲の山が肩を並べているか下にある
「日本のへそ」はこっちかもしれませんね。
眺望が良ければへそはいくつあっても良いかな、なんておおらかに考えています。
本当に天気が良ければ、手のつけられないハイテンションですね!
蓼科山に長らくご無沙汰していた事をお詫びしました。
とりあえず写真を近くの登山者の方にお願いして、そそくさと退散です。
心残りはありますが、汗で冷えた身体ではいたたまれませんし、
喜びのあまり、踊り出してしまったかもしれないので。
ヒュッテの近くまで来ると風がおさまりました。
ポットに入れて来たコーヒーを飲んで一息つくと、去り難い思いにかられます。
ちょっと早すぎ、と思いながら下山開始です。
暖かい日差しのおかげで雪が緩んでいて、快調に下りました。
駐車場から車を出そうとした時、
あれっなんでこんなにハンドルが重いんだろう、と不安。
気のせいかなと走り出すと、左側がガタガタと音を立て始めました。
あっ、パンク!どうしよう!そうです、側溝の災いです。
nav-Uで調べたガススタは二軒とも廃業。
可哀想に無駄な距離を走らせてしまいました。
愛車はもうじき20万キロ走破しそうな御老体。でもそれだけにいとおしいのです。
2軒目のガススタ付近でJAFを呼びました。
立込んでいるというお話でしたが1時間で来てくれ、助かりました。
スペアタイヤはノーマル、温泉は諦め、凍結が酷くならないうちに帰宅です。
年忘れ登山が、忘れられないドタバタ登山になってしまいましたが
終わり良ければすべてよし、今年は良い年でした、ということにしましょう!
私のへんてこな記録を読んでくださり、エールを送って下さるヤマレコの皆様、
本当に有難うございます。良いお年をお迎えください。
まだ3カ月の新参者ですが、記録を掲載させていただくようになって
山の楽しみが一挙に倍加しました。
来年もなにとぞよろしくお願い申し上げます。
こんばんは。
蓼科山、ロングブーツで登られるとは
今までのレコ、拝見してkyom4さんのフットワークの
良さに、感服したレコでした
来年は、群馬にもお越しください。
良いお年をお迎えください
スーパー長靴を御存じない方もいらして、山頂で「それなに?」と質問される始末
恥ずかしさを通り越していましたね
2011年最後に全くのドタバタ劇を演じてしまいました。まだこの続きがあるんですよ
続きは明日以降となります。暇だったらまた見てくださいね 山に行ってると思いますが
群馬の山行きたいです〜 先日もヤマレコで物語山に行かれた方の記録拝見して、唸ったり、そわそわしていたところです。
欲張りと思われるかもしれませんが、物語山とセットで一日で登れる山はありませんか?関東百名山、群馬百名山なら更にgood なのですが
贅沢言うな!と怒られそうですが
いかがなものでしょう?
kyom4さん ご無沙汰です。
長靴にピッケルですか?面白い取り合わせですね。
時々雪山で長靴で登っているおじさん(私も十分おじさんですが・・・)を見かけますが、概して「マタギ」のような身の動きをしています。
kyom4さんのかなりできますね。
それにしてもドタバタ登山ご苦労様でした。
鈴鹿もかなりの雪が積もっています。今週末にアイゼンとストックでトライしてきます。
今年も良い山行を。
こちらこそ御無沙汰しております。
今年も楽しく、安全に山歩きをしたいものですね
鈴鹿の山も雪が沢山積っているようですね。藤原岳・御在所岳・鎌ヶ岳にお邪魔して以来、鈴鹿のヤマレコの記録を興味を持って読ませていただくようになりました
雪の中を果敢にトライされている方が沢山いらっしゃるのですね、凄いです
ところで、二泊三日で高見山、倶留尊山、三峰山に登りたいのですが、アイゼンがあれば大丈夫でしょうか?
中央道からどんな順番で回ったら効率が良いんでしょうか?
林道は当然凍結ですよね、危険個所とか、通行止めとかは?
何か注意することがあれば色々教えていただければ大変助かります。宜しくお願いします
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