石狩岳(シュナイダーコースピストン)
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- GPS
- 08:56
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 1,228m
- 下り
- 1,225m
コースタイム
- 山行
- 7:44
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 8:52
水平距離、累積標高(+、-)
10.8km、+1,342m, -1,322m
天候 | 曇りのち時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
シュナイダーコース登山口の駐車場も再整備され20台ほど駐車可能です。 トイレあり、登山届ポスト無し。 <上士幌町情報> https://www.kamishihoro.jp/entry/00003631 <森林管理署情報> http://www.rinya.maff.go.jp/hokkaido/apply/nyurin/attach/pdf/nyurin_kisei-66.pdf |
コース状況/ 危険箇所等 |
シュナイダーコースは、沢沿いのルートが台風で荒れて通行困難となっていたようですが、現在はシュナイダー登山口まで林道も開通し、その先の沢沿い左岸ルートも笹などの刈払いも完了し、ルート明瞭、歩きやすいコースとなっています。 その先の渡渉は約5mの川幅があり、ピンクテープで導かれる正面ルートは飛石の間隔が広いので、少し上流側を偵察すると丁度いいルートが見つかりました。 ただし、当日の流量によっては濡れずに渡るこをが困難な場合もありそうです。 取り付きから前半は、どちらかというと緩斜面。 中盤から急登の連続となり、細尾根、岩場も出てきますが、危険を感じるほどではありません。岩場も時折手を使う場面はありますが、短いので慎重に行けば大丈夫です。 石狩の肩から石狩岳の山頂は指呼の距離。 シュナイダーコースも登りのCTが甘いように感じました(逆に下りは個人的には丁度かな、と)。 全体を通じて危険個所はありませんが、初心者が来るとちょっと怖い思いをするかもしれません。それだけ変化の多い いいルートと思いました。石狩岳に短時間でピストンできるのも魅力です。 |
その他周辺情報 | 幌加温泉の4種の源泉を楽しめる秘境感満点な温泉です。 おばあさんは高齢で耳が遠いですが、札幌からボランティアで来られている若いご夫婦がいらして、今回はスムーズに入れました。各地の温泉を訪問し、ここのお湯が一番気に入ったそうですが、ボランティアとは頭が下がる思いです。 https://www.food-travel.jp/hokkaido/horokaonsen.html 女性専用の内湯も9月15日から再開したそうです。 ちなみに9月16日は、20代女性も硫黄泉の露天に入られてました。 今回の山旅で私は3連荘。温泉の方にも覚えられてしまいました。 いいお湯なので、また再訪したいです。 |
写真
感想
ニペソツのリベンジ翌日は石狩岳へ。
本来はシュナイダーコースで登って、音更山かブヨ沼でテン泊の周回コースを計画したが、何と、スタート直前に右足の靴底がほぼ取れかかっているのを発見。
よくみるとカカト側の半分まだ接着されていて、つま先でかろうじて張り付いているが、前足半分は完全に剥がれてベロベロ状態、泣。
これでは中止も止む無しか、と諦めかけたが、時間もあり折角なのでシュナイダーピストンで行けるところまで行ってみることにしました。
元々、ニペソツの疲れからスロースタートにしましたが、
テン泊用装備を日帰りザックに移し替えたりでスタートは6時半近くなってしまいました。シュナイダーコース往復のCTは10時間程なので夕方までは余裕とは思いますが。。。
最初、ササの刈払いされた緩斜面を小一時間。
その先の渡渉5mほどが一番の難所と思いました。
ピンクテープに導かれた先は、飛石の間隔が広く川ポチャの可能性大と判断。
少し上流側を偵察すると程よいルートが見つかりました。
その先、シュナイダーコースの名物看板?を過ぎ、急登をいくと、稜線に出ます。
アップダウンの少ない前半はあまり高度が稼げませんが、中盤以降は噂通りの急登となり、細尾根や短いですが岩場も連続します。岩角や木の枝、笹など使えるものは何でも駆使し登っていきます。
ここをテン泊の重荷だと厳しいかもしれませんね。
左にみえる石狩岳の稜線が少しづつ近づいてくるのが励みです。
最後、石狩の肩と呼ばれる稜線にポンと出る感じ。
そこは噂通り、2つほど張れるテン場らしき跡もあります。
石狩岳は眼の前。山頂までは厳しい登りも岩場もなく歩きやすいです。
ほどなく山頂に到着。昨日のニペソツとは打って変わって独り占め。
長休止していると男性が一人上がってこられました。聞くと地元の音更にもう25年程住んでるという元東京人でした。モトクロスバイクで林道をかっ飛ばしたり若いころはされていたようですが、 山は2年ほど前に始めたばかり。もっと早く始めていればよかった、とおっしゃっていました。
標高が1m高いと言われる隣の山頂まで少しのアップダウンで行けるのですが、私は靴の状態が気になって一刻も早く下山したい思いから、誘惑を断腸の思いで?断って下山します。
シュナイダーコースの下りも大変でしたが、一度登っているルートなので勘所が分かっているので思ったより歩きやすく感じました。それでも休憩しながら慎重に下るとほぼCT通りになりました。
最後の渡渉も水量は朝と変わってないので、少し上流の短い飛石をジャンプします。
短いと言っても、エイヤ!とジャンプするシーンあり、バランスを崩しかけた私は一瞬冷や汗ものでした、笑。
最後、笹の原のルートを下ると駐車場の河原はすぐでした。
石狩岳、シュナイダーコースしか歩けませんでしたが、登山コースとしては変化もあり、とても素晴らしいコースと思いました。次回機会があるとしたら、音更山から十石峠の稜線も歩いてみたいし、トムラウシまでの縦走路もかなり長い&熊出そうですが機会があれば歩いてみたい、と思いました。
下山後、自身3連荘の幌加温泉へ。
今宵は20代の女性も露天に入られてて、逆に無防備なこちらがビックリ!(女性は勿論タオル巻き+男性付きの残念パターン)
ボランティアの若夫婦が幌加温泉の火を守って行かれることを祈っています。
このエリアはいい山が多いので、千葉からは近くはないですが、また来たいと思いました。
半日早く下山したので、上士幌の道の駅で車中泊後、十勝川温泉、グランベリーファーム、帯広駅前の豚丼発祥の店・ぱんちょうなどいっぱしの観光の後、空港に向かいました。
コメント
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ニペソツのリベンジお疲れ様です。
こんなに早く行かれるとはびっくりです。
それと石狩岳を続いての登頂、なかなかですね
それにしても靴最悪な事にならなくてよかったですね
一応、自分の場合は万が一の為に結束バンドを二本持って行ってます。最悪の場合はしのげるかと思います。
momohiro先輩、メッセージありがとうございます。
いや〜、中途半端で年越しを迎えたくないな、との思いがありまして、
以後のスケジュールみると、今でしょ!<古ぅ!?
と行ってきました。
3連休だったので、ついでに隣の石狩岳も計画したのですがm靴の問題もあり、また撤退リベンジか!?泣。と一瞬思いましたが、何とかシュナイダーで歩ききれました。
私もニッケル線とミニペンチ、細引きは常備してますヨ。
以前、同級生ハイクの際、やはり底がはがれたのがいて、役立ちましたからね。
でも3年目の大手Brand靴でも、こうなるか〜!いや参った!って感じでしたね
海外からの個人輸入なのでクレームは差し控えています。
遅コメです。
ニペに続いての石狩岳、それも連続車中泊とは、執念
前回の北海道巡業で沼の原を周回した際に、分岐点で「石狩岳→」の道標を見掛け、大きなザックを背負った若者が通り掛かり、言葉を交わしたことを思い出します。
遠いんだろなぁ…と。
拙者は北ア・薬師岳の稜線で見事に靴底の前半分が剥がれたことがあります。
薬師岳小屋で針金を使って応急処置して頂き、事なきを得ました。
もう30年前のことです。
結束バンド、100円ショップにもありそうですね。
いえいえ、折角北海道まで行って、二ぺソツのリベンジだけではもったいないので、隣の石狩岳もセットで歩いてきました。でもテン泊予定はが見事日帰りピストン
石狩岳〜沼の原間を歩かれた方々のレコ拝見しましたが、やはりルート不明瞭箇所もあり、長くて熊が出そうと感じます。でも、あまり歩かれていない=自然が残っている、と解釈する私はいずれ行きたいコースのリストには入れました!<いつになるやら
最近の靴は剥がれない、のウワサを見事に裏切る状態でした。3年でこうなるとは、左は全く問題ないだけに製造不良なんだろうな、と
結束バンド、使えそうですね、私も仕入れときます
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