雪化粧の石鎚山
- GPS
- 06:05
- 距離
- 8.5km
- 登り
- 913m
- 下り
- 913m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
駐車場 : 500円/日 |
コース状況/ 危険箇所等 |
積もっていた雪はおそらくクリスマス寒波によってもたらされたもので、ほとんどパウダースノウで残っていました。積雪量は成就社付近が〜10cm程度、夜明峠〜二ノ鎖あたりは〜20cm程度、上部は場所によりバラバラです。 ピッケルの出番は無く、ストックのほうが便利でした。 頂上付近の三ノ鎖の迂回道の桟道、ここが凍ると危険です。手摺の高さまで雪がある箇所もありました。 駐車場のおじさん曰く、アイゼンは8本爪以上、ピッケル要とのことでしたので、こういった装備で危険箇所に対処しましょう。 弥山登頂時には天狗岳へのトレースがありませんでしたが、この日見た限りでは4人の方が往復していました。 この日の本ルートの登山者は見た限りでは、日帰り、泊まり合わせて40人程度でした。 この日のロープウェイの始発は8:00、最終便は17:00でした。参考まで。 |
写真
感想
当初は元日に初日の出登山をする予定でしたが、天気予報が「31日に行け」と言っていたので、31日に日帰りで行くことにしました。
ロープウェイで成就駅に上がったときの気温は-7℃。服を調整して成就社へ向かいます。
成就社までは緩い登り坂だったのでアイゼンを付けずに歩きましたが、成就社でアイゼンを付ける人が多かったので、僕もそこで付けることにしました。
が、靴に嵌るはずのアイゼンがなかなか靴に嵌らず。原因は、別の靴に付けるときのサイズに調整していて、その状態でこの靴に嵌ると思い込んでいたためです。
その上、ベルトの最後の止め方がなかなか思い出せず、無駄に時間を要してしまいました。シーズンの初めは出発前に確認しなくてはならないのですが...
同行者には先に行ってもらっていたので、成就社を出て後を追います。この辺りは積雪量が多くないので、階段の木にアイゼンで穴を空けないよう注意を払いながら歩きます。八丁坂の下りの途中では白い山頂部が見え、期待が高まります。
前社森基部への登りは急傾斜の階段もあり、ふくらはぎには堪える箇所もあります。
やがて同行者に追いつき、付いて歩きます。
夜明峠が近くなると前方の視界が開け、山頂部が良く見えます。沢山写真を撮りたいところですが、新調したカメラ(OLYMPUSのTG-810)のスティック操作が難しく、手袋の着脱と合わせてスムーズに撮影することができません。
土小屋から瓶ヶ森に至る稜線を左手に見ながら緩い坂道を登って行き、林間の道を過ぎると再び視界が開けます。二ノ鎖の下の鳥居が見え、テントを片づけている方もいました。聞くと、前日入山してこの日の日の出を見て降りる、という行程だそうです。
二ノ鎖の区間を巻いて、一ノ鎖も同じように北側から巻きます。鉄製の桟道、階段には山肌に吹き付ける雪が溜まりやすいようで、手摺が埋まっているところがありましたが、雪が凍っていなかったのでそれほど恐怖を感じずに通過できました。
トラバース道を過ぎて左に折れて少し進むと弥山山頂に着き、待ちに待った晴天下の眺望を楽しみます。
中国地方や九州の山並みまでは見えませんが、四国の山並みはほどんど見ることができます。
地図と方位盤を頼りに瓶ヶ森に重なる山々の山座同定をします。剣山系も冠雪していたので判別しやすく、南西方面で冠雪していた山も居合わせた方に聞いて「大川嶺」、「明神山」と教えて頂きました。
山頂小屋の下にあるコンクリート製の倉庫で腹ごしらえをして、下山します。
終わり
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