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Yamareco

記録ID: 159051
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
石鎚山

雪化粧の石鎚山

2011年12月31日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
06:05
距離
8.5km
登り
913m
下り
913m

コースタイム

8:20山頂成就駅〜8:45成就社9:10〜9:25八丁〜10:25夜明峠〜11:00二ノ鎖分岐〜11:35弥山山頂13:35〜14:25夜明峠〜16:10山頂成就駅
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2011年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
石鎚登山ロープウェイ : 往復1900円
駐車場 : 500円/日
コース状況/
危険箇所等
積もっていた雪はおそらくクリスマス寒波によってもたらされたもので、ほとんどパウダースノウで残っていました。積雪量は成就社付近が〜10cm程度、夜明峠〜二ノ鎖あたりは〜20cm程度、上部は場所によりバラバラです。
ピッケルの出番は無く、ストックのほうが便利でした。

頂上付近の三ノ鎖の迂回道の桟道、ここが凍ると危険です。手摺の高さまで雪がある箇所もありました。
駐車場のおじさん曰く、アイゼンは8本爪以上、ピッケル要とのことでしたので、こういった装備で危険箇所に対処しましょう。

弥山登頂時には天狗岳へのトレースがありませんでしたが、この日見た限りでは4人の方が往復していました。

この日の本ルートの登山者は見た限りでは、日帰り、泊まり合わせて40人程度でした。
この日のロープウェイの始発は8:00、最終便は17:00でした。参考まで。
山頂成就駅と瓶ヶ森。
2011年12月31日 08:20撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/31 8:20
山頂成就駅と瓶ヶ森。
2011年12月31日 08:34撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/31 8:34
成就社へ向かう林間の道。
2011年12月31日 08:35撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/31 8:35
成就社へ向かう林間の道。
成就社
2011年12月31日 09:10撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/31 9:10
成就社
2011年12月31日 09:19撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/31 9:19
八丁坂のカーブ地点より。
中央右が1921mピーク、左の樹間に弥山と天狗岳。
2011年12月31日 09:23撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/31 9:23
八丁坂のカーブ地点より。
中央右が1921mピーク、左の樹間に弥山と天狗岳。
2011年12月31日 09:47撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/31 9:47
1cm強の樹氷。
試しの鎖場付近にて。
2011年12月31日 09:55撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/31 9:55
1cm強の樹氷。
試しの鎖場付近にて。
夜明峠付近より弥山、天狗岳を見上げる。
2011年12月31日 10:21撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/31 10:21
夜明峠付近より弥山、天狗岳を見上げる。
夜明峠よりもう1枚。
2011年12月31日 10:25撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/31 10:25
夜明峠よりもう1枚。
夜明峠付近の緩い斜面の登り。
2011年12月31日 10:31撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/31 10:31
夜明峠付近の緩い斜面の登り。
土小屋方面には岩黒山、筒上山、手箱山が見える。
2011年12月31日 10:35撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/31 10:35
土小屋方面には岩黒山、筒上山、手箱山が見える。
大森山と瓶ヶ森を望む。
夜明峠からの登りにて。
2011年12月31日 10:46撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/31 10:46
大森山と瓶ヶ森を望む。
夜明峠からの登りにて。
二ノ鎖手前より。
2011年12月31日 10:54撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/31 10:54
二ノ鎖手前より。
三ノ鎖の下より天狗岳(たぶん)を望む。
2011年12月31日 11:24撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/31 11:24
三ノ鎖の下より天狗岳(たぶん)を望む。
2011年12月31日 11:19撮影 by  DSC-TX5, SONY
12/31 11:19
弥山山頂
2011年12月31日 11:41撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/31 11:41
弥山山頂
弥山から反時計廻りに延びる稜線、西ノ冠岳。
奥に道後平野。
2011年12月31日 11:43撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/31 11:43
弥山から反時計廻りに延びる稜線、西ノ冠岳。
奥に道後平野。
1866mピーク、二ノ森、クラセの頭、左に五代ヶ森。
2011年12月31日 11:45撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/31 11:45
1866mピーク、二ノ森、クラセの頭、左に五代ヶ森。
南南西の眺望。
手前は面河山へ延びる尾根。
右奥の冠雪した山は大川嶺、中央奥の冠雪した山は中津山(明神山)。
2011年12月31日 11:49撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/31 11:49
南南西の眺望。
手前は面河山へ延びる尾根。
右奥の冠雪した山は大川嶺、中央奥の冠雪した山は中津山(明神山)。
天狗岳。
左に土小屋登山口と岩黒山。
2011年12月31日 11:50撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/31 11:50
天狗岳。
左に土小屋登山口と岩黒山。
土小屋から瓶ヶ森へ延びる稜線。
中央に伊吹山、瓶ヶ森の手前に子持権現山が見える。
2011年12月31日 11:52撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/31 11:52
土小屋から瓶ヶ森へ延びる稜線。
中央に伊吹山、瓶ヶ森の手前に子持権現山が見える。
中央に瓶ヶ森、稜線は反時計廻りで奥に延び、左に巻いたところの白いのが伊予富士。
瓶ヶ森の左奥に笹ヶ峰が出て、その左に沓掛山と黒森山。
笹ヶ峰と沓掛山の鞍部越しに見えるのが赤石山系。これらは同定できず。

最奥は薄いが、中央右に矢筈山の山塊、伊予富士の右奥に出る白いのが剣山系。
2011年12月31日 11:53撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/31 11:53
中央に瓶ヶ森、稜線は反時計廻りで奥に延び、左に巻いたところの白いのが伊予富士。
瓶ヶ森の左奥に笹ヶ峰が出て、その左に沓掛山と黒森山。
笹ヶ峰と沓掛山の鞍部越しに見えるのが赤石山系。これらは同定できず。

最奥は薄いが、中央右に矢筈山の山塊、伊予富士の右奥に出る白いのが剣山系。
成就方面。
奥に西条と新居浜の街並み。
2011年12月31日 12:20撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/31 12:20
成就方面。
奥に西条と新居浜の街並み。
小松の平野部としまなみ海道の島々。
2011年12月31日 12:20撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/31 12:20
小松の平野部としまなみ海道の島々。
角度を変えて、天狗岳。
奥には筒上山、手箱山も見える。
2011年12月31日 12:21撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/31 12:21
角度を変えて、天狗岳。
奥には筒上山、手箱山も見える。
頂上付近、桟道の危険箇所。
凍っていると非常に危険。
2011年12月31日 13:48撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/31 13:48
頂上付近、桟道の危険箇所。
凍っていると非常に危険。
夜明峠付近にて。
2011年12月31日 14:20撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/31 14:20
夜明峠付近にて。
夜明峠付近にて。
2011年12月31日 14:20撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/31 14:20
夜明峠付近にて。
2011年12月31日 14:32撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/31 14:32

感想

当初は元日に初日の出登山をする予定でしたが、天気予報が「31日に行け」と言っていたので、31日に日帰りで行くことにしました。

ロープウェイで成就駅に上がったときの気温は-7℃。服を調整して成就社へ向かいます。

成就社までは緩い登り坂だったのでアイゼンを付けずに歩きましたが、成就社でアイゼンを付ける人が多かったので、僕もそこで付けることにしました。
が、靴に嵌るはずのアイゼンがなかなか靴に嵌らず。原因は、別の靴に付けるときのサイズに調整していて、その状態でこの靴に嵌ると思い込んでいたためです。
その上、ベルトの最後の止め方がなかなか思い出せず、無駄に時間を要してしまいました。シーズンの初めは出発前に確認しなくてはならないのですが...

同行者には先に行ってもらっていたので、成就社を出て後を追います。この辺りは積雪量が多くないので、階段の木にアイゼンで穴を空けないよう注意を払いながら歩きます。八丁坂の下りの途中では白い山頂部が見え、期待が高まります。

前社森基部への登りは急傾斜の階段もあり、ふくらはぎには堪える箇所もあります。
やがて同行者に追いつき、付いて歩きます。

夜明峠が近くなると前方の視界が開け、山頂部が良く見えます。沢山写真を撮りたいところですが、新調したカメラ(OLYMPUSのTG-810)のスティック操作が難しく、手袋の着脱と合わせてスムーズに撮影することができません。

土小屋から瓶ヶ森に至る稜線を左手に見ながら緩い坂道を登って行き、林間の道を過ぎると再び視界が開けます。二ノ鎖の下の鳥居が見え、テントを片づけている方もいました。聞くと、前日入山してこの日の日の出を見て降りる、という行程だそうです。

二ノ鎖の区間を巻いて、一ノ鎖も同じように北側から巻きます。鉄製の桟道、階段には山肌に吹き付ける雪が溜まりやすいようで、手摺が埋まっているところがありましたが、雪が凍っていなかったのでそれほど恐怖を感じずに通過できました。

トラバース道を過ぎて左に折れて少し進むと弥山山頂に着き、待ちに待った晴天下の眺望を楽しみます。
中国地方や九州の山並みまでは見えませんが、四国の山並みはほどんど見ることができます。
地図と方位盤を頼りに瓶ヶ森に重なる山々の山座同定をします。剣山系も冠雪していたので判別しやすく、南西方面で冠雪していた山も居合わせた方に聞いて「大川嶺」、「明神山」と教えて頂きました。

山頂小屋の下にあるコンクリート製の倉庫で腹ごしらえをして、下山します。


終わり

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