蓼科山
- GPS
- --:--
- 距離
- 5.6km
- 登り
- 810m
- 下り
- 810m
コースタイム
天候 | 快晴(風も弱く登山日和) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山口周辺で積雪10兪宛紊領匹踏まれた道。 ・昨晩雪が降ったのか笹が雪で真っ白だった。 ・全体的に積雪はまだ少ない。 ・直登の急登はもう少し雪があった方が登りやすい。 ・森林限界を出た岩場も雪少なく歩きにくい。 ・出発時間が遅かったためか、上り下りともアイゼン無しでOK (アイゼン装着率7割ぐらい?) 早朝は雪が硬いはずなので軽アイゼンぐらいあった方が良いと思う。 |
写真
感想
ほぼ25年ぶりの冬山再開第一弾。
かなり天気が良さそうなので赤岳に行ってしまうか、優しい北八にするかで直前まで迷ったが、
装備に不安があったため自嘲して安全圏の蓼科山に行くことにした。
蓼科山の往復では物足りないので双子池・亀甲池を周遊して竜源橋に降りようと思ったが、
恥ずかしながら蓼科山の急登でバテてしまい、ピストンになってしまった。(赤岳に行かなくて良かった)
以下 行程概略
駐車場到着が遅くなってしまい8:30過ぎだったが、6〜7割ぐらいの入りで意外と空いていた。
相当寒いが快晴無風状態で上も風が弱いだろうと期待が膨らんだ。何しろ鼻水を凍らせて登るつもりだったので…
装備はスキーウェア上下にスパッツ、フェイスマスク、ゴーグル(使用せず)、ストック、革登山靴。
登山靴除けばゲレンデスタイルです。アイゼンは持参しませんでした。
最初の急登に差し掛かると、早くも冬木立に白い氷の花が咲き目を奪われる。
下は雪と石や岩のミックスでアイゼンを付けている人は歩きにくいと思う。
しばらくがんばって平坦な地形になると、雪も増え綿帽子をかぶった針葉樹がいい雰囲気を醸し出す。
氷の花をまとった林の向こうには真っ白な蓼科山本体が大きくせりあがる。ここからが強烈な急登となる。
雪はまだ少なく大きな石はまだ隠れていない。アイゼン無しで登れるが、体力の消耗を防ぐには、やはりアイゼンを付けた方が良さそうだ。
早くもバテバテで歩いていると、アイゼンでガシガシ登って来る人に抜かれた。
だんだん樹木の背が低くなり、あたりも真っ白になる。振り返れば逆光に霞む中央アルプス、そして南アルプスや南八ヶ岳が素晴らしい。
今日はどこも穏やかで登山日和のように見える。
雪山のために20劼鬚瓩匹膨禹浬珍をして体力維持に心がけてきたのだが、楽勝で登れると思っていた蓼科山で、恥ずかしながらバテバテになってしまった。
バテバテと同時に森林限界を越えると、歩きにくい岩稜帯に出る。
さすがに刺すような風が吹き気持ちがなえる。こりゃ駄目だという気持ち。
すぐに東斜面のトラバースになり風が止む。山頂ヒュッテが見えてホッと一息。
頂上はまだ雪が少なく大きな岩は隠れていないが大運動場のように広い頂上は真っ白、表示板のエビの尻尾が冬山の雰囲気を感じさせてくれた。
バテて頂上まで3時間もかかってしまい、予定していた双子池・亀甲池周遊はとても無理になってしまった。今度は楽をしてピラタスから行ってみたい。
ピストンになって時間に余裕ができたので、頂上では東斜面で風を除けてのんびりと休憩した。こんなことならコンロを持って来れば良かった。
帰りは登りと違って大展望を楽しみながら楽しく降りることができた。雪道ではアイゼン無しでも転ばなかったが、
下の笹原は雪も消えはじめ泥が出ている所もあり、油断して尻餅をついた。久々に履いたスキーパンツの尻を泥だらけにして無事駐車場まで戻った。
まだ、年末の蓼科山は冬山登山というよりハイキングの領域ですが、これから雪が増えればもっと楽しくなると思います。
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