秋田駒ヶ岳 駒ヶ岳八合目から草紅葉のムーミン谷へ
- GPS
- 04:42
- 距離
- 8.9km
- 登り
- 671m
- 下り
- 669m
コースタイム
- 山行
- 3:48
- 休憩
- 0:54
- 合計
- 4:42
天候 | 曇り時々晴れと強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
240台駐車可能の大駐車場は、朝はガラガラに空いていたが下山したお昼過ぎはほぼ満車だった。 7時42分始発バスで登山口の駒ヶ岳八合目8時7分着。 片道620円。アルパこまくさ内の売店でチケットを売っている。 車内現金精算も可だが両替が無いようにあらかじめ小銭を用意。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■男岳鞍部からムーミン谷に至る間に急登があり崩落の跡もある。崩落箇所は浮き石に注意。 ■大焼砂は吹きさらしで草も生えない風の通り道。ザレて歩きにくい。 ■ムーミン谷の「かたがり泉水」付近にはベンチとなる木道が数箇所あり、谷のため風も直接あたらないので休憩場所に良い。 ■トイレは八合目小屋と阿弥陀池避難小屋。 ■登山口に靴洗い場。 |
その他周辺情報 | ■前泊宿 田沢湖高原温泉「プラザホテル山麓荘」 10畳以上タイプの1泊夕食と朝食おにぎり弁当のトレッキングプランで9680円/人。 源泉かけ流し。 ■後泊宿 プラザホテル山麓荘「別館四季彩」 秋田の和牛の陶板焼きプラン1泊2食で15120円/人。 源泉かけ流し。 ■田沢湖高原の「2018秋田駒ヶ岳マイカー乗り入れ規制」 規制期間 6月1日〜10月31日までの土曜日、日曜日、祝日と6月21日〜8月19日までの平日 規制時間 午前5時30分〜午後5時30分 ※八合目駐車場の状況により、規制時間前でも乗り入れを規制する場合あり。 |
写真
感想
「てんくら」によれば強い風が予報されていたので不安を抱えながら駒ヶ根線バスに乗った。終着の八合目登山口は薄いガスに覆われており、ときおり見える上空の雲の流れは速かった。
紅葉は既に始まっており、見頃最盛期はもう少し先だと思われるが、ガスさえなければ十分楽しめる位進んでいる。時々ガスの切れ間から陽が射すと紅葉が鮮やかに映える。
阿弥陀池まで開けた登山道をゆるやかに登る。登山道の見晴らしの良さそうなところにはベンチが設置されているが、真っ白で何も見えない。ガスに包まれた阿弥陀池は幻想的である。避難小屋で小休止してから秋田駒ヶ岳最高地点の男女岳に登る。石畳と木道階段で15分ほどで山頂に至る。ガスのため山頂からの眺望はまったく無いうえに強風でまんじりとも出来ないのですぐに避難小屋まで下った。
阿弥陀池からムーミン谷へ向かう。男岳鞍部の分岐で、岩に白ペンキで書かれた「女岳」の文字が消えて判読できなかったため、横岳へ向かってしまうミスをしてしまった。途中で気がついて分岐まで戻ると、女岳方向へ向かう道に「女岳」と書かれた岩があった。分岐では注意して廻りをよく見て進む方向を確認しようと思う。
男岳分岐からムーミン谷へは急峻な坂である。崩落した箇所があって浮き石があるので足下に集中した。
谷まで下ると風は和らいだ。時々ガスが切れた瞬間に紅葉を見せていた程度だった谷が、次第に晴れ間が広がると一面チングルマの紅葉で覆われたムーミン谷の全容が見えてきた。この時期の駒ヶ岳に花はほとんど無いが草紅葉が見事である。山肌も色づいており紅葉に囲まれた木道を歩く。なお、このムーミン谷は、環境省の十和田八幡平国立公園の秋田駒ヶ岳トレッキングコースには「馬場の小道コース」と記載されている。
かたがり泉水付近の木道脇ベンチで休憩し、宿の朝弁当を食べて大焼砂へ向かう。稜線の大焼砂では強風とザレに悩まされた。強い風に体が持ってかれてまっすぐ立てないうえに、ザレに足が埋まって踏ん張るとズルッと下がってしまい、思うように前に進まないのだ。ここは風の通り道で草も生えない。この時期ではコマクサも無い。眼下にムーミン谷が見えるのだが、ゆっくり見ている余裕は無かった。ようやく登り切って横岳に到着しコーヒーで一休みする。
横岳からは焼森を経由。あいかわらず風は止まないが、晴れたので周辺の山の紅葉を見ながら八合目登山口へ下った。
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