甲斐駒ケ岳 黒戸尾根ピストン
- GPS
- 09:37
- 距離
- 21.5km
- 登り
- 2,649m
- 下り
- 2,654m
コースタイム
- 山行
- 8:14
- 休憩
- 1:24
- 合計
- 9:38
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 白州塩沢温泉(フォッサマグナの湯) 竹宇駒ケ岳神社駐車場より20号を諏訪方面へ行ったところ |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
装備
個人装備 |
ズボン
半袖シャツ
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
昼ご飯
行動食
非常食
飲料水3L
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
保険証
携帯
サングラス
タオル
ストック
特小無線機
携帯酸素
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感想
憧れの甲斐駒ヶ岳の黒戸尾根コース。
中央高速を利用して竹宇(ちくう)駒ケ岳駐車場に5:30到着。
連休中日でしたが、駐車場は余裕がありました。
まずは駒ケ岳神社でケガなく帰ってこられますようしっかり手をあわせます。
事前に色々な方の山行記録の写真を見ると、直角ハシゴやら鎖場・刃渡りはかなり危険そうに写っておりましたので、若干不安とともにスタート。
また、日帰りだときついコースである、とも書かれておりましたので、心してペースは上げ気味で歩きます。
初っ端はくねくねとした急坂がつづき、ひと登りすると緩やかな道になり、木漏れ日のなか森林浴を楽しめます。
緩やかな道が終わると、ここからはひたすら長い急登が続き、第一関門と思われた刃渡りの登場です。
ここは写真で見るよりも危険な感じではなくホッとしました。(ただ雨の日は来たくありませんね…)
ビビリな私でも難なくクリア。
ここらで標高2,000mを超えてきますからひとまず深呼吸してペースを落とします。
刃渡りを過ぎると第二ラウンドの始まりで、長い階段やらクサリが登場し、一歩一歩着実にこなしていく感じ。
どちらかというと岩場をよじ登るより階段?ハシゴ?のほうが、ちょっぴりハラハラしますが、登ることより下るのことのほうが不安でした。
たぶん経験を積めば、不安はないほうなんでしょうねぇ。。
自分はビビリなんだなぁ(笑)
そうそうモンベルの皮手袋は滑らず、前回の雨の八ヶ岳に続いて役に立ってくれました。
自分の中で靴と手袋は命を守る大事なパーツに認定です(笑)
急な岩場を自分が楽に登れそうなコースを探しながら進むのはとても楽しく、疲れを感じることはありませんでした。ただ調子に乗ると痛い目に合いそうなので、集中して緩急つけて進んでいきました。
トイレに行きたい気持ちも背中を押してくれ脚がタレることなく七丈小屋に到着。
確か、ここまでは景色を楽しむというより、急登を楽しむ感じだったような?
水場とトイレは七丈小屋が最初で最後なのでしっかりと済ましておきました。
トイレは200円で水場利用は100円。
ベンチは少ないので譲り合いましょうね。。
パンを頬張り、再スタート。
すぐに八合目御来迎場が現れます。
日の出を拝する霊場だけあり、景色が素晴らしい!
素晴らしい、って表現は簡単すぎる…
なんだろ‥う〜ん雄大?荘厳?行った人にしかわからないよなぁ。。
ここからは景色を味わいながら進むので、疲労を感じますが頑張れます。
正直、急登は続きますので駒ケ岳神社本宮が現れたときに、
あっ、着いちゃった。って感じでした(笑)
いかに登ることに必死だったか‥
天空の青空の下、大己貴命(おおなむちのみこと)が祀られてということです。
その昔、修験道山へ籠もって厳しい修行を行うことにより、悟りを得ることを目的とする日本古来の山岳信仰の凄さが身をもってわかります。
ここからは駒ヶ岳頂上までクールダウンをかねてちょこっと歩いて到着。
ここで昼食休憩し、身体が冷える前に復路のスタートです。
下りは安全にゆっくりと。。
登ってくる方たちと譲り合い、声を掛け合って安全に歩きます。
前後で話し声が続きますので、あっという間七丈小屋に到着。
ここで水分補給・トイレにタオルとステッカーを購入して長〜い下りの始まり始まり。
ビビリの私はハシゴ・階段は登ってきた姿勢で一歩づつ降りました。
(後続の方にはお待たせしてしまったかもしれません。ご勘弁を)
広い樹林帯まで降りてきたところで、トレールランナーな相棒には先へ行ってもらい私はのんびり下山です。
しばらくして、往路で岐阜県からソロで来た方とご挨拶をきっかけにそこからはおしゃべりしながら楽しくも永遠に続く下りにコテンパにやられながら駒ヶ岳神社まで無事に帰還。
いやぁ、楽苦しかった〜。。
甲斐駒ヶ岳は上りより下りが圧倒的にきつかった。。。
なんといっても翌日の筋肉痛が過去最高(笑)
でもまた再訪したい山ナンバー1になりました。
もし迷っている方がいるのであれば、是非オススメしたいコースです。
標高2,000mを超えたところからの景色は雄大で最高です!
ただ決して楽なコースではありませんでしたので日ごろから山歩きのために運動しておいたほうが良いかもしれませんね。
私はビビリなので、鎖場を想定して週に数回だけですが運動をするようにしました(笑)
ますます山歩きにハマってしまいそうです…な気持ちを残しつつ筆を置きます。
ご挨拶した方々、ありがとうございました。
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