記録ID: 1593994
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沢登り
東北
御神楽岳 御神楽沢奥壁
2018年09月23日(日) [日帰り]
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体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 13:17
- 距離
- 16.5km
- 登り
- 1,654m
- 下り
- 1,649m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 12:02
- 休憩
- 1:12
- 合計
- 13:14
距離 16.5km
登り 1,657m
下り 1,660m
三連休だが、天気が良いのは中日の日曜日のみ。当初の計画を変更し、前から行きたかった御神楽沢奥壁、前夜入り日帰りの計画で入山した。
<9/22 移動日>
三連休初日だけあって渋滞と事故で喜多方まで約6時間。閉店間際の坂内食堂に入って、肉そば大盛りを注文。その後登山口で宴会&車中泊。楽しい夜を過ごした。
<9/23 御神楽沢—奥壁—山頂―湯沢の頭―下山>
長い行程なので4時に出発。まだ暗く、湯沢出合までの道も急斜面があるので慎重に。5時前に湯沢出合。空が明るくなるまで30分ほど大休止。そこからは美しい渓相が続き、1時間ほどでム沢出合へ。ム沢には険悪そうな大滝がかかっている。ム沢出合を過ぎると御神楽沢は大小の連瀑が続き、全く飽きない。御神楽大滝30mは右壁から小さく巻いたが、これが唯一の巻きとなった。二つ目の大滝は左壁より容易に登攀(卦蘢度)。核心と言われる上部ゴルジュだが、一見不可能に見える入り口の滝も、ヘツって取付いて見るとさほどではない。そのあとすぐヌメった滝を登り、樋状のゴルジュをほぼ水線沿いに抜けて、御神楽沢奥壁が眼前に広がる河原に出る。実はある意味ハイライトはここからだった。奥壁基部のスノーブリッジが危うい状態で残っており、先に進むならくぐるしかなさそう。ここは意を決してくぐることに。なるべく音をたてないように忍び足で走る。トータル300mくらいか。雪渓内は悪い箇所はないものの、いつ崩壊してもおかしくないので心臓に悪い。出口でほっと一息。その後はルンゼ状を登攀し、スラブに出てからはすっきりしたラインを選んで登攀。最終的には、奥壁正面ルンゼの右ルンゼを登ってしまったらしい。クライミングは簡単で岩も固いため、奥壁ではロープを出さなかった。ヤブ漕ぎもなく、1時過ぎに登山道に出る。御神楽岳山頂を往復し、これも悪い下山道を降りて5時過ぎに駐車場に戻った。
日帰りの沢登りだったが、二つの大滝を含む連瀑、ゴルジュ突破、スノーブリッジの通過、奥壁登攀と、かなり盛沢山で印象深い沢だった。
<9/22 移動日>
三連休初日だけあって渋滞と事故で喜多方まで約6時間。閉店間際の坂内食堂に入って、肉そば大盛りを注文。その後登山口で宴会&車中泊。楽しい夜を過ごした。
<9/23 御神楽沢—奥壁—山頂―湯沢の頭―下山>
長い行程なので4時に出発。まだ暗く、湯沢出合までの道も急斜面があるので慎重に。5時前に湯沢出合。空が明るくなるまで30分ほど大休止。そこからは美しい渓相が続き、1時間ほどでム沢出合へ。ム沢には険悪そうな大滝がかかっている。ム沢出合を過ぎると御神楽沢は大小の連瀑が続き、全く飽きない。御神楽大滝30mは右壁から小さく巻いたが、これが唯一の巻きとなった。二つ目の大滝は左壁より容易に登攀(卦蘢度)。核心と言われる上部ゴルジュだが、一見不可能に見える入り口の滝も、ヘツって取付いて見るとさほどではない。そのあとすぐヌメった滝を登り、樋状のゴルジュをほぼ水線沿いに抜けて、御神楽沢奥壁が眼前に広がる河原に出る。実はある意味ハイライトはここからだった。奥壁基部のスノーブリッジが危うい状態で残っており、先に進むならくぐるしかなさそう。ここは意を決してくぐることに。なるべく音をたてないように忍び足で走る。トータル300mくらいか。雪渓内は悪い箇所はないものの、いつ崩壊してもおかしくないので心臓に悪い。出口でほっと一息。その後はルンゼ状を登攀し、スラブに出てからはすっきりしたラインを選んで登攀。最終的には、奥壁正面ルンゼの右ルンゼを登ってしまったらしい。クライミングは簡単で岩も固いため、奥壁ではロープを出さなかった。ヤブ漕ぎもなく、1時過ぎに登山道に出る。御神楽岳山頂を往復し、これも悪い下山道を降りて5時過ぎに駐車場に戻った。
日帰りの沢登りだったが、二つの大滝を含む連瀑、ゴルジュ突破、スノーブリッジの通過、奥壁登攀と、かなり盛沢山で印象深い沢だった。
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
奥壁基部の雪渓は不安定なスノーブリッジ(約300m)。現状では下をくぐる以外は難しそうな状態だが、いつ崩壊してもおかしくない。 |
その他周辺情報 | 駐車場で前夜泊。ヤブ蚊がうるさいが、静かだった。 帰りは御神楽荘、日帰り温泉500円也。 |
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