酔いどれ縦走 燕岳-大天井岳-常念岳-蝶ヶ岳
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- GPS
- 21:56
- 距離
- 29.2km
- 登り
- 2,771m
- 下り
- 2,912m
コースタイム
- 山行
- 3:06
- 休憩
- 1:21
- 合計
- 4:27
- 山行
- 4:56
- 休憩
- 2:31
- 合計
- 7:27
- 山行
- 5:10
- 休憩
- 1:46
- 合計
- 6:56
天候 | 21日雨、22日11時頃から晴れ、23日晴れ、24日徐々に曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
中房温泉山のタコ平(https://yamanotakohei.com) に駐車。南安タクシー(0263-72-2855)で中房温泉登山口まで移動。5000円なり。登山届け提出。 三股登山口(道路崩落につき800m歩行必要)下から安曇野タクシー(0263-82-3113)で山のタコ平まで移動。6100円なり。 山のタコ平で入浴。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険箇所なし。常念岳の前後は安全を期すならばヘルメット着用で。 三股下山口から下800mの地点で林道崩落あり、本来の駐車場より800m下まで車が入れる。遭対協の出先もあり。ありがとうございます。 |
その他周辺情報 | 山のタコ平で入浴。500円。 帰路で「釣人」というお店に立ち寄った。そばだけでなく居酒屋メニューも。名前の通り長野ながら海の幸がメインのお店。水路に浮かんだ釣り船が食事を運んでくれる。 |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
毎年恒例のシルバーウィーク酔いどれ山行。
今年は燕から蝶への稜線歩きとなった。力強い(昼も夜も)新メンバーHnori氏の参加で更に盛り上がる山行となった。
1日目は移動日のようなもの。雨に打たれ凍えたが、灼熱の合戦尾根よりは御しやすいというもの。濡れ鼠で到着。小屋の暖かさはありがたい。
小屋到着後に燕を踏んだことのない私のためにHnori氏が付き合ってくれて燕岳までピストン(ログなし)。ガスガスの中ピークはとりあえず踏んでイルカ岩を見るというお決まりのコースはこなしてきた。Hnori氏ありがとうございました。
彼は中学から知っているが、こんな形でまた行動もともにすることがあるとは思わなかった。登山という趣味に感謝!
私はテント装備だったがこの日はパスして小屋泊に。
宴会は主に食堂と展望室で。まずはbrzblue氏お勧めの獺祭の焼酎。酒粕の旨味がなぜかフルーティーな香りを出していた。旨かった。
さらにhi-lo氏のシングルモルト。GlenMoray。ふわーっと口に広がって旨し。12年だとお話していたと思ったが、すでに酔っ払いで覚えておらず。食事タイムが近づいてしまいもう1杯を飲みそこねた!! 残念!!
2日目も朝は雨。しかし予報では昼から晴れてくるという。様子をみつつ大天井岳ピークで晴れることを見越して行動開始。
しかし思ったよりも足が進み早々と大天荘に到着。仕方がないので小屋メニューを頂きつつ(コーヒー&ケーキ、カフェみたい)早めのお昼ご飯。
そして待機しつつ宴会第1段。冷えた体を温めるべく、私の持ち込んだ赤ワイン(名もなき安いもの)をホットワインに。これが意外といけたので冷えた時の選択肢として今後も味わい方を研究ということになった。
長居すること2時間。過ぎ去った低気圧のあとには快晴が!!!
突如現れた大展望に一同感激。大天井岳ピークを踏み、以後は快晴の稜線歩きを楽しんだ。ゆっくりと写真を取り合いながら。
常念小屋は大混雑だったので迷わずテント泊に。テン場からは中秋の名月-2日の月夜と夕日を楽しんだ。
テン場では夕食前に宴会第2段。Hnori氏持ち込みの日本酒。宗玄純米大吟醸。なんと瓶ごと! 旨し!
さらに富山名産干しホタルイカを少々炙って食すと完璧な日本酒のあて。
富山バンザイだった。
3日目は9月の休日で一番の日だったろう。一日完璧に晴れた。
ご来光を常念岳ピークで見るべく、4時過ぎに集合出発。
風も強く凍える中、ブルーアワーのうちにピークに。
そこから1時間強、ご来光写真を撮って楽しんだ。
余韻を引きずりつつ、ややこわばり重くなった足をひきずりつつ次のピークへ。
この間ずっと槍穂は丸見えのまま。好天に感謝しつつ歩いた。
早くに蝶ヶ岳ヒュッテには到着したが、昼食後に睡魔に襲われて午後はお昼寝。
夕食後の夜の宴会もほどほどに(少し風邪気味)私はテントに戻りシュラフに潜り込んで爆睡した。タイツは脱ぐほうが開放感で眠りやすい。
4日目は松本側は雲海。槍穂方面は高曇り気味で稜線はくっきり見える状態。手が届くような近さを感じる。小一時間日の出とモルゲンロートを楽しんだ。
その後は北陸への移動もあり早々に下山。
タコ平で汗を流し、釣人でそばを食して帰路についた。
皆さん、ありがとうございました。いい思い出がまた一つできました。
来年はどこに行こうかとまた心がはやります。
またよろしくお願いします。
8年前に登った燕岳はここまで苦しいものではなかった。体重は今より10kgも重かったはずなのに・・・。アラフィフからミドフィフへの移行期の体には北アルプス三大急登は容赦なかった。雨の中コースタイムを大幅に遅延させてしまい申し訳ない限りです。しかーし、相変わらず夜の宴会だけは絶好調!昼間の遅れを物ともせず飛ばしまくった。これはこれでみなさん済みませんでした。
2日目からの天気予報は外れて好天続き。赤牛から水晶、槍、穂高、乗鞍に御嶽までガスのない眺望は頸部回旋をフルに必要とする大パノラマ。思わず「ありがたい」を連呼。最終日までこの眺望が常時見られるという至福の時間を過ごせたことに感謝。
そして何よりもこんな私を毎回連れて行ってくれる仲間に感謝し来年を楽しみにするのであった。
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