巻機山 秋
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.2km
- 登り
- 1,575m
- 下り
- 1,574m
コースタイム
天候 | おおむねはれ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
2回目の巻機山です。5年前は6月下旬とまだ残雪のある新緑の時期でした。
今回は秋です。写真で見ていた通り美しい草紅葉の山容にテンションが上がりました。
快晴とまでは行かず、少々残念でした。
また、中央分水界としての一面も触れずにはいられません。
3/4は日本海側に流れるのですが、1/4は太平洋に流れるんですからね。
それはこの山で直角に折れる県境を示しています。
「ぐんま県境稜線トレイル」から外れているこれら奥利根の山山が魅力的でもあります。
前回から1年1か月のブランクでしたが何とか行って来れました。
徐々に歩いて行こうと思います。
【地元の方々の’’愛’’あればこその巻機山】
久しぶりの山行に選んだのは、巻機山です。
なんといっても響きの美しさに惹かれました。
事前に写真で見た山容のたおやかさ、そして織姫伝説に見られる歴史のロマンに思いを馳せ、期待に胸を膨らませていました。
実際に訪れてみて、想像のはるか上を行く絶景に息をのみました。
コメススキやイワイチョウの黄色、ナナカマドの赤色、オオシラビソやササの緑色、そして秋の空の青が織りなす秋色の絨毯がどこまでも続いていました。
そして、巻機山の自然を守るために、地元清水集落の方々で結成された「巻友会」の方々を中心に、登山道の普請や植生保護、避難小屋の維持管理などをボランティアの努力で続けられていることを知り、山に対する愛に胸が熱くなりました。
巻機山の美しさは、山と人とが古くから紡いできた歴史を背景に、それを維持するための途方もない努力の賜物だということに改めて気づかされた山旅となりました。
山と人にまつわる温故知新といったところでしょうか。
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