浅間山(前掛山)を周回して裏コースで下山

2018年09月23日(日) [日帰り]

• GPS: 07:08
• 距離: 14.2km
• 登り: 1,174m
• 下り: 1,123m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:08
• 休憩: 0:42
• 合計: 7:50

距離 14.2km 登り 1,210m 下り 1,129m

8:56 スタート地点
9:50 9:58 トーミの頭
10:37 10:38 湯ノ平分岐
10:59 11:00 賽の河原分岐
12:04 立入禁止告示板
12:27 12:44 前掛山
12:59 13:00 立入禁止告示板
13:46 13:49 1950年の噴石
14:02 14:04 Jバンド
14:24 虎ノ尾
14:47 14:55 仙人岳
15:13 15:14 蛇骨岳
16:46 車坂峠

蛇骨岳から裏コース途中まで、ログが途切れてしまいました。

天候

快晴、14時以降曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

8:45に到着した時点で駐車場は満車のようでした。

写真

9/23 8:49

高峰高原ビジターセンターに着くと駐車場から車が溢れ、道路上に縦列駐車が。

9/23 8:47

しかし駐車場に入ると駐輪スペースがあったので無事駐輪。

9/23 8:52

去年と同じく左側の中コースから登る

9/23 9:00

下りで使う裏コースはこの道標の裏にあるので軽く下見したが、よくわからなかった。

9/23 9:43

45分程で稜線に出て表コースと合流

9/23 9:43

富士山がうっすらと。
関越道と上信越道はずっと曇りだったので心配したが、天界は晴れてよかった。

9/23 9:43

トーミの頭方面

9/23 9:49

9/23 9:49

八ヶ岳は南端の編笠山から北端の蓼科山まで見える。

9/23 9:50

登山口から1時間で到着。
涼しいからか、今日は調子が良い。

9/23 9:53

そして本日登る前掛山がドーン。

9/23 9:53

この後歩く登山道

9/23 9:53

帰路で通る外輪山

9/23 9:53

パノラマで。

9/23 9:56

今日は通らない予定の黒斑山の

9/23 9:57

山頂をズームで。

9/23 9:59

休憩を終え、草すべりで降りる。
この道標を右折。

9/23 10:06

標高300m分下るのでやや急。
一回滑って尻もちをついた

9/23 10:17

手前は牙山（ぎっぱやま）、奥は剣ヶ峰。

9/23 10:33

笹原を通って

9/23 10:38

トーミの頭から40分で湯ノ平口。

9/23 10:38

トイレに行きたい場合は、ここから5分の火山館に行くとあるらしい。

9/23 10:38

振り返って

9/23 10:38

トーミの頭をズーム。

9/23 10:41

前掛山の登山口へ向かう

9/23 10:48

ナナカマドの赤い実

9/23 10:58

座りやすそうな岩があったので休憩。
アミノバイタルを飲んで気合を入れた。

9/23 11:00

前掛山の登山口はこれから上る人たちと降りてきた人たちで混み混み。

9/23 11:08

8分登って。

9/23 12:03

1時間登り続け、開けた場所に出た。
皆さん休憩しているのでここが山頂だよな？と思ったが…

9/23 12:05

えっあと1km？

9/23 12:05

右を見ると、はるか遠くに…
あ　れ　が　山　頂　か　よ

9/23 12:08

一瞬心が折れそうになったが、あと20分で登頂できなかったら引き返すことにして、進む。
避難壕の前を通過。
風が強い。手がかじかんできた。

9/23 12:18

ひたすら登る。
緩やかな登りなのできつくはない。

9/23 12:27

あと少し…

9/23 12:30

登頂！

9/23 12:27

外輪山を見下ろして。

9/23 12:31

突端まで行ってみた

9/23 12:31

奥にある、あれが真の浅間山かな。

9/23 12:34

昼食。

9/23 12:38

雲がどんどん登ってくるので、いずれここも雲に覆われそう。

9/23 12:44

ズーム。登山道が見える。
規制が解除されたら、あそこも行ってみるか。

9/23 12:44

15分休憩して、下山開始。
手先が冷えるので冬用のグローブを装着。

9/23 12:48

火口を見下ろす。赤い。

9/23 12:50

降りてから登る外輪山

9/23 12:53

去年来た時も気になった、ギリギリで止まっているように見える噴石

9/23 12:53

ズームで。
ちょっとした揺れで落下が始まりそう。

9/23 12:53

雄大な景色の中を歩く。今日のハイライト。

9/23 12:53

登っているときはかろうじて四阿山の山頂が見えていたが、雲に覆われてしまった

9/23 13:18

登りのときに気になっていた、登山道から右折してJバンド方面へ直行するVR(?)。
明らかに近道だが、砂利が深そうなのでパス

9/23 13:20

少し進んで、こちらは行ける気がするので進むことにした。
登山道から右折して、遠くに見えるJバンド手前の1950年の噴石を目指して進む。

9/23 13:24

「落石を発生させない」「浮石に乗らない」ことを肝に銘じながら、慎重に下る。

9/23 13:32

20分下って、振り返る。
登山道を行き来する人々が蟻の行列のようだ。
立ち止まってこちらを見ている人もいたが、降りてはこなかった。

9/23 13:38

ケルン。
ここまで来るとほぼフラットで、道が無くてもどこでも歩ける。

9/23 13:43

ブルーベリーのような実

9/23 13:45

前掛山の登山道を離れて25分、1950年の噴火で落ちてきた噴石に着いた。

9/23 13:48

今日の3番目にして最後の登り、Jバンド。

9/23 13:48

登る人、下る人をズームで。

9/23 13:49

歩いてきた道？を振り返って。

9/23 13:51

給水を終えて、さあ登ろう

9/23 14:08

20分登って、この辺が核心部。
抜いてもらったこのお二人、早かったな。

9/23 14:12

Jバンドを登り切った。
この道標の裏側に進むと鋸岳だが、去年行ったのでパス。

9/23 14:12

登ってきた道を見下ろしたが、いまいちわからない写真になってしまった

9/23 14:14

進みます。
いつの間にか雲に覆われてしまった。

9/23 14:19

さっき自分を追い越していった二人組、もうあそこか、早いな。

9/23 14:25

仙人岳に向かう

9/23 14:38

地味にきつい。
ここを登れば…

9/23 14:47

着いた。
10分休憩。

9/23 14:59

次は蛇骨岳へ向かう

9/23 15:08

この岩場を登ると

9/23 15:13

蛇骨岳。
ここから初めて通る裏コースに入る。

9/23 15:13

山頂標識の裏側に、入口が見える。

9/23 15:14

とある山ブログに6月に歩いたらダニにたかられたとあったので、忌避剤であるハッカ油を靴と靴下に振りかけた。

9/23 15:16

このロープをくぐる。

9/23 15:19

いきなり激藪。大丈夫かこの道？

9/23 15:19

しかしすぐ藪は無くなり道は明瞭になりピンクテープも発見。

9/23 15:21

シャクナゲの枝が道に突き出ていて体が接触すると羽虫が沸くが、つきまとっては来ない。

9/23 15:25

進めば進むほど道は明瞭になっていく

9/23 15:26

道はしっとり濡れていて湿度が高くキノコ多数。
こりゃ確かにダニがいそう。
夏は歩きたくない。

9/23 15:28

落ち着く道。

9/23 15:30

直径20センチ位あった。

9/23 15:41

これも他の山ブログで語られていた標識。
カウントダウンしていくらしい。

9/23 15:45

時々出現する倒木か木橋の成れの果てかわからない丸太の上は漏れなくヌルヌル滑るので、通行注意。

9/23 15:46

おっ、ミク番だ。（わかる人にはわかるネタですみません）

9/23 15:49

あぁ、歩きたくないー（立木に掴まって踏破）

9/23 16:05

どんどん下ります。
道はずっと緩やかな下りでとても歩きやすい。

9/23 16:08

20番を超えると

9/23 16:09

道は笹原に。

9/23 16:18

さらに快適になった。
オフロードバイクでも走れるほどの道幅。
何この道、最高じゃん。

9/23 16:36

ちょっと不明瞭になったが、中コースとの合流点が近いのはわかっている。

9/23 16:37

合流。中コースを歩いてきた人が不思議そうな顔をしていた。

9/23 16:45

駐車場へのショートカットがあるが、登山口のベンチで休みたいのでまっすぐ進む。

9/23 16:46

登山口に到着し下山完了。
裏コースの歩行時間は1時間半だった。

撮影機器：

DMC-TZ60 Panasonic

装備

個人装備

■登山道具： 25Lザック(モンベル) トレッキングシューズ(モントレイル) ヘッデン 熊避け鈴 コンパス ヤマレコ山行計画を印刷したもの ■衣類：頭巾 コンプレッション半袖Tシャツ スリーブ(以上ワークマン) 長ズボン フィンガーレスグローブ レインウェア上 冬用グローブ ■食料：ホットドッグ アミノバイタル 噛むブレスケア小分け ナッツ ■飲料系：水800ml(300ml残) コーラ100ml 粉末緑茶 ポーションコーヒー2個 ■衛生関係：目薬 ビオフェルミン止瀉薬 ポケットティッシュ ■その他：スマートフォン スマートフォンの予備バッテリー サングラス サングラスのポーチ デジタルカメラ デジカメの予備バッテリー デジカメのポーチ 財布 老眼鏡 ミニカッター 爪切り ライター 鍵 使い捨てカイロ ハッカ油 ガムテープ 針金

感想

ドンソク

9/22,23は当初、白馬岳へ行く予定だった。
しかし9/22のヤマテン予報は午前中激しい雷雨、午後と23日は晴れ。
激しい雷雨の中を登るのは不安があり、また、雨の中をバイクで走るのが嫌だったので断念。

浅間山の外輪山は去年歩いたが、
＜車坂峠から浅間山の外輪山を8の字周回＞
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1301520.html
去年登れなかった前掛山の規制が解除されチャンスなので、再度浅間山に行くことにした。

しかし前掛山以外は再訪なので新鮮味がない…
ヤマプラで地図を眺めていると、蛇骨岳と登山口をつなぐ「裏コース」を発見。
このコースを使うと黒斑山とトーミの頭を通らず、直接登山口（車坂峠）に下れる。
蛇骨岳から先は樹林帯でつまらなかったしトーミの頭は行きに通るので、通らなくて良い。これは良さそう。ただし破線表記なので不明瞭かも？

調べるとヤマレコの山行記録が一件、他のブログで3件ほど記録が見つかった。
＜黒斑山〜蛇骨岳（裏コース）＞（ elnino様の記録）
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-699205.html
どれも数年前だが、どの記録にも「道がわかりやすい」とある。
ただ、6月の記録には「足にダニが付いた」とあったので、ダニの忌避の為にハッカ油を持って行くことにした。

↑車坂峠＞トーミの頭
中コースを利用。途中樹林帯(左)と登り(右)に分岐する箇所があるが、右に進む。

↓トーミの頭＞草すべり＞湯ノ平口
その名の通り滑りやすい。
また、幅が狭いので対向者との行き違いは譲り合うのが吉。
登りで使うのはしんどそう。

湯ノ平口→前掛山登山口(賽の河原分岐)
緩い登り。半分樹林帯。

↑前掛山登山口(賽の河原分岐)＞山頂
樹林帯から始まり、途中から富士山のような道になる。
ほぼずっと同斜度の登り。
砂と石だけで構成された道でザレているので転ばないよう注意が必要。
この日一番きつい登りで老若男女に抜かされまくったが、終始自分のペースで、但し止まると邪魔になるので止まらないことを心掛けて淡々と進んだ。
1km登ったら緑色のロープに従って右折し、避難壕の前を通り、火口の縁を登って山頂へ。

↓山頂＞途中からJバンドへ
ヤマレコMAPの「みんなの足跡」が前掛山の登山道から数本分岐してJバンドへ向かっていたのが気になっていた。
現地で確認すると道があり、危険度は低そうだったので降りてみた。
（正規の登山道もザレて所々滑った）
当然だが正規の登山道程踏み固められていない。
道の両脇の高くなった場所にうっかり接触すると落石が発生し、自分の体に当たりそうになる。
また、普通の道なら動かない大きさの岩が浮石だったりするので注意が必要。
ただ、途中から全くのフラットになったのでそういった注意も不要になった。

↑Jバンド＞仙人岳＞蛇骨岳
Jバンドは写真では険しく見えるが、見かけほどきつくない。
その後の仙人岳などの登りの方が地味にきつい。

↓蛇骨岳＞裏コース＞登山口
なぜ破線コースなのかわからないほど快適で歩きやすい道だった。
〇裏コースの良かった点
・最初の藪を抜ければ、あとはずっと明瞭。分岐無し。
・急な上り下りなし。ずっと緩やか。
・登り返しも階段もなし。下山して休憩していたら、表コースを下ってきたと思われる女性グループが「最後に登りがあるとは思わなかった」と嘆いていたが、裏コースに登り返しは無い。
・後半の快適な笹原歩き。
・黒斑山とトーミの頭を登らず、直接登山口に下山できる。
　蛇骨岳から裏コースで車坂峠：3.5km
　蛇骨岳から黒斑山とトーミの頭経由で車坂峠：4km

●悪い点
・湿度が高い。夏はマダニなどがいそう。羽虫も多そう。夏は通りたくない。
・倒木(3，4か所)や木橋が苔と水分でヌルヌル滑る。高い場所を通る木橋は無い。
・新しい動物の真っ黒な糞があった。鹿ではない。歩く人は少ないと思われるので、熊除け鈴の装着を推奨。

＜山行を終えて＞
前掛山の火口歩きで雄大な景色が楽しめました。
7月8月は道が崩落していたりバスが遅れたりで予定していた山行ができずフラストレーションが溜まっていましたが、久しぶりに思い通りの山行ができてスカッとしました。