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Yamareco

記録ID: 1598555
全員に公開
ハイキング
東北

みちのく潮風トレイル 階上エリア

2015年04月25日(土) ~ 2015年04月26日(日)
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
31:24
距離
44.8km
登り
1,077m
下り
1,086m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:55
休憩
0:26
合計
6:21
6:18
354
スタート地点 大久喜駅
12:12
12:38
1
12:39
階上岳 鳥谷部口
2日目
山行
7:38
休憩
0:18
合計
7:56
6:18
6:22
47
7:09
7:09
10
7:19
7:24
9
7:33
7:33
6
7:39
7:44
162
13:43
ゴール地点 平内駅
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自家用車
車は駅の駐車場に停めて拠点間移動は八戸線を使った。
コース状況/
危険箇所等
危険個所は特にない
数ヶ月ぶりに大久喜駅に戻ってきた。今日はここから歩き始めることになる。ちなみに、大久喜駅には車を止める場所が無いため、車は種差海岸ビジターセンターの駐車場に置いてきている。
数ヶ月ぶりに大久喜駅に戻ってきた。今日はここから歩き始めることになる。ちなみに、大久喜駅には車を止める場所が無いため、車は種差海岸ビジターセンターの駐車場に置いてきている。
大久喜駅を出発し、県道1号を南進する。この区間は主に車道歩きになる。しばらく歩いているとツートンが道標を発見した。
大久喜駅を出発し、県道1号を南進する。この区間は主に車道歩きになる。しばらく歩いているとツートンが道標を発見した。
道標に導かれ海岸に出てきた。相変わらず私有地かなにかのような場所へ平気で誘導してくれる(笑 美しい海の風景だが、ぽつねんと置かれたイスとテーブルが怪しい(笑
道標に導かれ海岸に出てきた。相変わらず私有地かなにかのような場所へ平気で誘導してくれる(笑 美しい海の風景だが、ぽつねんと置かれたイスとテーブルが怪しい(笑
せっかく海岸に出たのだが、すぐに車道に引き戻された。再びアスファルトの上をぽくぽく歩く。
せっかく海岸に出たのだが、すぐに車道に引き戻された。再びアスファルトの上をぽくぽく歩く。
時々漁港に出るも、八戸区間のように簡単に海端には近づけない。上から眺めるだけである。
時々漁港に出るも、八戸区間のように簡単に海端には近づけない。上から眺めるだけである。
スタートから1時間。市町村境界を越え階上町に入る。
スタートから1時間。市町村境界を越え階上町に入る。
階上エリアに入ってからすぐに、さりげなーく道標が設置されていた。どうやらここから海岸に近づいても良いようだ。
階上エリアに入ってからすぐに、さりげなーく道標が設置されていた。どうやらここから海岸に近づいても良いようだ。
やはり土の上は足に優しい。海風も肌に心地良い。こういう道がずっと続けば良いのだが…。
やはり土の上は足に優しい。海風も肌に心地良い。こういう道がずっと続けば良いのだが…。
道ばたに唐突にウニが落ちていた。もちろん、中身は無い(笑
道ばたに唐突にウニが落ちていた。もちろん、中身は無い(笑
磯で何か獲っているようだ。ウニかな?
磯で何か獲っているようだ。ウニかな?
第一のチェックポイント、坂下商店に到着。ここでスタンプを押す。
第一のチェックポイント、坂下商店に到着。ここでスタンプを押す。
潮風トレイルではチェックポイントでスタンプを集めると踏破証明書とピンバッジがもらえるのだ。
2
潮風トレイルではチェックポイントでスタンプを集めると踏破証明書とピンバッジがもらえるのだ。
道ばたを彩る花に癒される。
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道ばたを彩る花に癒される。
北東北にもようやく春が訪れたようだ。
北東北にもようやく春が訪れたようだ。
三陸大津波の記念碑があった。ここに限らず三陸海岸一帯には大小様々な津波記念碑がある。
三陸大津波の記念碑があった。ここに限らず三陸海岸一帯には大小様々な津波記念碑がある。
泊川神社に到着。この神社は通行人を襲う大蛸を鎮めるために建立されたという謂われと海に落ちて亡くなった庄屋の娘の鎮魂のためという謂われがあるようだ。いずれにしても海で亡くなった人を供養する事に端を発しているっぽい。
泊川神社に到着。この神社は通行人を襲う大蛸を鎮めるために建立されたという謂われと海に落ちて亡くなった庄屋の娘の鎮魂のためという謂われがあるようだ。いずれにしても海で亡くなった人を供養する事に端を発しているっぽい。
神社の裏手からは遮る物なく大海原が見渡せる。初日の出スポットとして元旦には賑わうようだ。
神社の裏手からは遮る物なく大海原が見渡せる。初日の出スポットとして元旦には賑わうようだ。
ここまで海沿いを通って来たトレイルコースだが泊川神社から先は大きく内陸部へ入っていく。八戸線の踏切を渡り、階上駅前商店街へ出る。
ここまで海沿いを通って来たトレイルコースだが泊川神社から先は大きく内陸部へ入っていく。八戸線の踏切を渡り、階上駅前商店街へ出る。
階上駅は全国のJR線で、腕木式信号機が最後まで残っていた駅だ。しかし何年か前に自動信号機に変わってしまい、駅も無人化されてしまった。今は駅前に腕木式信号機と転轍機のモニュメントが残されている。
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階上駅は全国のJR線で、腕木式信号機が最後まで残っていた駅だ。しかし何年か前に自動信号機に変わってしまい、駅も無人化されてしまった。今は駅前に腕木式信号機と転轍機のモニュメントが残されている。
駅前からさらに内陸へと続く道へ進む。
駅前からさらに内陸へと続く道へ進む。
道は緩やかに登りながら階上岳を目指す。国道45号線も越えていく。
道は緩やかに登りながら階上岳を目指す。国道45号線も越えていく。
時々現れる頼りない道標に従い進んでいく。ゴミステーションの横に小さく設置された道標…。実に生活感漂うトレッキングルートだ(笑
時々現れる頼りない道標に従い進んでいく。ゴミステーションの横に小さく設置された道標…。実に生活感漂うトレッキングルートだ(笑
重い荷物とアスファルト歩きにやられ、ちょっと気持ちが折れてきた。なかなか次のポイントである舘神社が現れない。写真に見えている坂を登り切っても、館神社への入り口が見あたらなかった。
重い荷物とアスファルト歩きにやられ、ちょっと気持ちが折れてきた。なかなか次のポイントである舘神社が現れない。写真に見えている坂を登り切っても、館神社への入り口が見あたらなかった。
仕方がないので、もと来た道を戻る。するとコンクリートの壁にこのような看板を発見した。
道仏「館」跡。旧西光「寺」跡、ともある。どこにも「神社」とは書いていないが、場所を考えるとおそらくこいつだろう。
仕方がないので、もと来た道を戻る。するとコンクリートの壁にこのような看板を発見した。
道仏「館」跡。旧西光「寺」跡、ともある。どこにも「神社」とは書いていないが、場所を考えるとおそらくこいつだろう。
ちなみにその看板があるのはこんな場所だ。例の道標は無い。
ちなみにその看板があるのはこんな場所だ。例の道標は無い。
で、奥に例の道標を発見。おせーよ! 頼むから分岐点に設置してくれよ!
で、奥に例の道標を発見。おせーよ! 頼むから分岐点に設置してくれよ!
紆余曲折の末、ようやく館神社に到着。さすがに疲れたので境内で小休止させてもらう。木立に囲まれた静かな場所だった。
紆余曲折の末、ようやく館神社に到着。さすがに疲れたので境内で小休止させてもらう。木立に囲まれた静かな場所だった。
再び歩き出す。トレイルコースは国道45号線へと躍り出た。多くの車が行き交う交通の大動脈だ。それだけにトレッキングには非常に不向きだ。
再び歩き出す。トレイルコースは国道45号線へと躍り出た。多くの車が行き交う交通の大動脈だ。それだけにトレッキングには非常に不向きだ。
このあたりはガイドマップでは「眺めがよい」と紹介されているが、それだけに目指す階上岳の遠さが際立つ(笑
このあたりはガイドマップでは「眺めがよい」と紹介されているが、それだけに目指す階上岳の遠さが際立つ(笑
階上岳…11辧弔世函?
階上岳…11辧弔世函?
荷物を背負って歩くゾンビの図(笑
海岸線を離れてからのルートはとにかく単調で冗長だった。
1
荷物を背負って歩くゾンビの図(笑
海岸線を離れてからのルートはとにかく単調で冗長だった。
牧場風景や…
トチの大木などを見ながら進む。
トチの大木などを見ながら進む。
しかし、ついに疲れが限界に達した。バス停があったので休憩させてもらう。階上駅から階上岳までの区間、何が辛いかと言えば景色の単調さもさることながら、休憩場所がほとんど無いことだ。
しかし、ついに疲れが限界に達した。バス停があったので休憩させてもらう。階上駅から階上岳までの区間、何が辛いかと言えば景色の単調さもさることながら、休憩場所がほとんど無いことだ。
舗装路からはずれて、久し振りの土道を歩く。館神社いらい数劼屬蠅澄やはり土道は足に優しい。
舗装路からはずれて、久し振りの土道を歩く。館神社いらい数劼屬蠅澄やはり土道は足に優しい。
熊ノ堂に到着。鬱蒼とした木立に囲まれた静かな場所だった。
熊ノ堂に到着。鬱蒼とした木立に囲まれた静かな場所だった。
こういう道ならずっと歩いていたいんだが…。実際は階上駅からここまで、99%は舗装路歩きである。
こういう道ならずっと歩いていたいんだが…。実際は階上駅からここまで、99%は舗装路歩きである。
スタートからおよそ6時間。ようやく階上岳登山口に到着した。
スタートからおよそ6時間。ようやく階上岳登山口に到着した。
フォレストピア階上に設置してあるスタンプを押す。
階上エリア2つ目のスタンプ。まだ2つ…。
ここでくじけてビバークとした。続きはまた明日。
2
フォレストピア階上に設置してあるスタンプを押す。
階上エリア2つ目のスタンプ。まだ2つ…。
ここでくじけてビバークとした。続きはまた明日。
5時45分、登山口を出発する。少し早い時間だが、列車とバスを乗り継いで戻ってこなくてはならないので早め早めの行動を心がけた。
テン泊装備は置いていく。軽量化しないともたない。
5時45分、登山口を出発する。少し早い時間だが、列車とバスを乗り継いで戻ってこなくてはならないので早め早めの行動を心がけた。
テン泊装備は置いていく。軽量化しないともたない。
まずは薄暗い植林地を歩く。登山道は非常に良く整備されており歩きやすい。
まずは薄暗い植林地を歩く。登山道は非常に良く整備されており歩きやすい。
せせらぎの小道。
せせらぎの小道。
途中、車道の下をアンダーパスする。
途中、車道の下をアンダーパスする。
道は一旦車道と合流する。二車線の立派な道路と広い駐車場が整備してあった。
道は一旦車道と合流する。二車線の立派な道路と広い駐車場が整備してあった。
駐車場に加えて。東屋、トイレなどが整備されている。水場もあるが飲用不適のようだ。
駐車場に加えて。東屋、トイレなどが整備されている。水場もあるが飲用不適のようだ。
しばらく行くと、ファミリーコースと健脚コースの分岐点が現れる。登山趣味的には健脚コースの方が面白そうだが潮風トレイルはファミリーコースに設定されている。
しばらく行くと、ファミリーコースと健脚コースの分岐点が現れる。登山趣味的には健脚コースの方が面白そうだが潮風トレイルはファミリーコースに設定されている。
ファミリーコースというだけあって、途中には特に難所もなければ危険箇所もない。あっさりと山頂付近まで到達できた。
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ファミリーコースというだけあって、途中には特に難所もなければ危険箇所もない。あっさりと山頂付近まで到達できた。
鬱蒼とした中腹とはがらりと雰囲気が変わり、明るく開放的な山頂付近。
鬱蒼とした中腹とはがらりと雰囲気が変わり、明るく開放的な山頂付近。
途中には立派な休憩所もある。
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途中には立派な休憩所もある。
休憩所を過ぎると、あとは山頂に向かって一直線。
休憩所を過ぎると、あとは山頂に向かって一直線。
ぽかっと空が開けると階上岳山頂に到着である。山頂には神社がある。
ぽかっと空が開けると階上岳山頂に到着である。山頂には神社がある。
山頂からの眺めは素晴らしい。特に北の八戸方面が、遮る物無く眺望を楽しめる。
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山頂からの眺めは素晴らしい。特に北の八戸方面が、遮る物無く眺望を楽しめる。
寒いんだけど、記念撮影とか
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寒いんだけど、記念撮影とか
三角点タッチとかは一通り済ませた。
三角点タッチとかは一通り済ませた。
山頂から少し戻り、大開平という場所へ向かう。その名の通り開けた場所で、写真のようなモニュメントやTVの電波塔などが建っている。
山頂から少し戻り、大開平という場所へ向かう。その名の通り開けた場所で、写真のようなモニュメントやTVの電波塔などが建っている。
大開平の隅には避難小屋が建っている。車で登ってこれる山にしてはずいぶん立派な避難小屋だ。
大開平の隅には避難小屋が建っている。車で登ってこれる山にしてはずいぶん立派な避難小屋だ。
大開平の駐車場から再び舗装路が始まる…かと思ったのだが、道路脇に唐突に「杭」が刺さっていた。おなじみの「潮風トレイルの道標」である。
大開平の駐車場から再び舗装路が始まる…かと思ったのだが、道路脇に唐突に「杭」が刺さっていた。おなじみの「潮風トレイルの道標」である。
ということは、この作業道かなにかのように見えるのがトレイルルートか。漫然と歩いていると見逃すな〜。
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ということは、この作業道かなにかのように見えるのがトレイルルートか。漫然と歩いていると見逃すな〜。
最初、作業道か何かのようだった道は次第に遊歩道っぽくなる。牧場風景と、その先には階上の海岸線が見える。今度はあそこまで歩いていくわけだ。先は長い…。
最初、作業道か何かのようだった道は次第に遊歩道っぽくなる。牧場風景と、その先には階上の海岸線が見える。今度はあそこまで歩いていくわけだ。先は長い…。
まだ放牧が始まっていない牧野は静かで、ただ風が吹き抜けていた。
まだ放牧が始まっていない牧野は静かで、ただ風が吹き抜けていた。
この付近随一の標高と、開けた地形が適しているのか電波施設が林立している。
この付近随一の標高と、開けた地形が適しているのか電波施設が林立している。
電波施設地帯を通り抜けると、あとは海に向かって標高を下げていく。一見、車止めがあって通行不可だが、トレイルルートは左である。
電波施設地帯を通り抜けると、あとは海に向かって標高を下げていく。一見、車止めがあって通行不可だが、トレイルルートは左である。
車が入ってこないがしっかりした道が続いていた。砂埃が舞う林道を歩かなくていいのはありがたい。
車が入ってこないがしっかりした道が続いていた。砂埃が舞う林道を歩かなくていいのはありがたい。
道はやがて植林帯に入り、九十九折りを描きながら下っていく。林道は舗装された道へぶつかって終わった。
道はやがて植林帯に入り、九十九折りを描きながら下っていく。林道は舗装された道へぶつかって終わった。
紙製の道標ってどうなの?(笑
もう用を成してないじゃない。
紙製の道標ってどうなの?(笑
もう用を成してないじゃない。
林道から合流した舗装路を歩く。ごく稀に車が通るが、それ以外は静かなものだ。
林道から合流した舗装路を歩く。ごく稀に車が通るが、それ以外は静かなものだ。
視界が開けると、時々ではあるが海が見えたりする。
視界が開けると、時々ではあるが海が見えたりする。
しばらく行くと分岐点を発見。ここには「例の杭」や「紙製の道標」ではなく、立派な道標が建っていた。復興にからめた句碑を兼ねているようだ。
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しばらく行くと分岐点を発見。ここには「例の杭」や「紙製の道標」ではなく、立派な道標が建っていた。復興にからめた句碑を兼ねているようだ。
薄暗い林道をしばらく歩くと鳥居が現れた。トレイルコースは鳥居と反対側の小道に入っていくのだがコースマップに寄り道として書かれている「灯明台跡」というのがあるらしい。
薄暗い林道をしばらく歩くと鳥居が現れた。トレイルコースは鳥居と反対側の小道に入っていくのだがコースマップに寄り道として書かれている「灯明台跡」というのがあるらしい。
せっかくだから、ちょっと寄ってみるかと軽い気持ちで踏み込んでみたのだが、どうしてなかなか、急な階段が長々と続く。
せっかくだから、ちょっと寄ってみるかと軽い気持ちで踏み込んでみたのだが、どうしてなかなか、急な階段が長々と続く。
階段の脇には岩に彫られた石仏のお姿が。
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階段の脇には岩に彫られた石仏のお姿が。
ツートンが花を見つけて喜んでいた。これはフデリンドウ?コケリンドウ?
ツートンが花を見つけて喜んでいた。これはフデリンドウ?コケリンドウ?
階段を登り切ると灯明堂跡に到着する。変わった作りのお社が佇んでいた。
階段を登り切ると灯明堂跡に到着する。変わった作りのお社が佇んでいた。
さっきの鳥居まで戻ってきた。今度は右へ進む。正規のトレッキングルートに復帰した。
さっきの鳥居まで戻ってきた。今度は右へ進む。正規のトレッキングルートに復帰した。
階段を登ると小さな祠が建っており、その傍らにはかつてこの地に建っていた五重塔の説明板があった。日本各地に五重塔はあるが、建築様式・大きさなど異色のものだったようである。
大正2年に暴風雨により倒壊したらしいが
現存すれば階上町にとって大きな観光資源となっただろうか。
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階段を登ると小さな祠が建っており、その傍らにはかつてこの地に建っていた五重塔の説明板があった。日本各地に五重塔はあるが、建築様式・大きさなど異色のものだったようである。
大正2年に暴風雨により倒壊したらしいが
現存すれば階上町にとって大きな観光資源となっただろうか。
五重塔跡がある小高い丘を下ると、また祠が祀ってあった。こちらはこの付近に寺社を置き、一帯の教化に務めたお坊さんのお墓。
五重塔跡がある小高い丘を下ると、また祠が祀ってあった。こちらはこの付近に寺社を置き、一帯の教化に務めたお坊さんのお墓。
そこからさらにしばらく山道を下っていくとお堂が見えてきた。潮山神社だ。
そこからさらにしばらく山道を下っていくとお堂が見えてきた。潮山神社だ。
境内や社務所には人影がなかったが、一帯は綺麗に掃き清められ整備されている。
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境内や社務所には人影がなかったが、一帯は綺麗に掃き清められ整備されている。
寺下観音を抜けると、ついに小舟渡「海岸」の文字が。ようやく「海」が見えてきた気がする。
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寺下観音を抜けると、ついに小舟渡「海岸」の文字が。ようやく「海」が見えてきた気がする。
だいぶ海が近くなった…と思う。正直、そろそろ足が限界かな…。
だいぶ海が近くなった…と思う。正直、そろそろ足が限界かな…。
そんな時、例の杭が我々を脇道へ誘う。
そんな時、例の杭が我々を脇道へ誘う。
涼しい杉並木の中に導かれた。舗装路から解放されたのは嬉しいが…遠回りだよね、これ…。
涼しい杉並木の中に導かれた。舗装路から解放されたのは嬉しいが…遠回りだよね、これ…。
きちっと区画整理されていない昔ながらの田園風景。日本の原風景の見本のような景色ではないだろうか。
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きちっと区画整理されていない昔ながらの田園風景。日本の原風景の見本のような景色ではないだろうか。
ふと振り返ると階上岳があんなに遠くに…。思えば、だいぶ歩いてきたもんだ。
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ふと振り返ると階上岳があんなに遠くに…。思えば、だいぶ歩いてきたもんだ。
桜の古木が満開の花を咲かせていた。
桜の古木が満開の花を咲かせていた。
こちらはまだ枯れ木だが銀杏の大木である。
こちらはまだ枯れ木だが銀杏の大木である。
銀杏の大木を過ぎると、しばし変化に乏しい舗装路歩きが続く。国道45号線を再び越えて、海を目指す。
銀杏の大木を過ぎると、しばし変化に乏しい舗装路歩きが続く。国道45号線を再び越えて、海を目指す。
八戸線の線路を越えると目指していた海はすぐそこだ。
八戸線の線路を越えると目指していた海はすぐそこだ。
ついに海岸に出た。小舟渡漁港である。上の写真の右手手前に第四のチェックポイントの野村酒店がある。ここで階上町エリア最後のスタンプを押し踏破証明書とピンバッジをもらった。
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ついに海岸に出た。小舟渡漁港である。上の写真の右手手前に第四のチェックポイントの野村酒店がある。ここで階上町エリア最後のスタンプを押し踏破証明書とピンバッジをもらった。
野村酒店を出発して久々に海岸線を歩く。
野村酒店を出発して久々に海岸線を歩く。
遊歩道に入ると小舟渡海岸は近い。
遊歩道に入ると小舟渡海岸は近い。
白亜の灯台を横手に見ながら海岸線を進む。
白亜の灯台を横手に見ながら海岸線を進む。
道ばたの境界票に「種市町」の文字を見つけた。いつの間にか岩手県に入っていたらしい。
道ばたの境界票に「種市町」の文字を見つけた。いつの間にか岩手県に入っていたらしい。
そしてついにゴールの角の浜駅が見えた!
いや〜、長かった! これでもう歩かなくて済むんだな(笑
そしてついにゴールの角の浜駅が見えた!
いや〜、長かった! これでもう歩かなくて済むんだな(笑
ところが…、駅に着いて時刻表を見てみると、なんと次の列車は1時間50分後であった。散々悩んだが、次回のトレイルを少しでも楽にしようということで次の駅まで進むことにした。
ところが…、駅に着いて時刻表を見てみると、なんと次の列車は1時間50分後であった。散々悩んだが、次回のトレイルを少しでも楽にしようということで次の駅まで進むことにした。
角の浜から平内駅の間には特に見るべき物もなく、黙々と歩道を歩いた。疲れた…。
角の浜から平内駅の間には特に見るべき物もなく、黙々と歩道を歩いた。疲れた…。

感想

潮風トレイル階上エリアだが、正直きついなぁと思う場面がたくさんあった。その距離の長さ然り、舗装路歩きの多さ然り、休憩場所の少なさ然り。しかし、地元の人とのふれあいや海から山まで歩ききる達成感など心に残る事もまた多かった。久慈までの4エリア中最長の区間を歩き通せたのも今後の自信に繋がったと思う。次回洋野エリアも楽しみだ。

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