台風前に八甲田大岳 (酸ヶ湯より周回)

2018年09月30日(日) [日帰り]

• GPS: 04:23
• 距離: 9.6km
• 登り: 715m
• 下り: 706m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:57
• 休憩: 0:26
• 合計: 4:23

距離 9.6km 登り 715m 下り 718m

9:37 酸ヶ湯温泉
9:43 酸ヶ湯公共駐車場
10:36 10:37 地獄湯ノ沢
10:58 仙人岱（八甲田清水）
11:35 11:46 八甲田大岳
12:03 12:15 大岳鞍部避難小屋
12:44 12:45 毛無岱分岐
13:10 13:11 毛無岱の階段
13:43 城ヶ倉分岐
14:00 酸ヶ湯温泉

天候

雨ざーざー。
微風〜弱風。ただ、大岳山頂付近だけは南から強風。
北八甲田稜線はガスもかからず視界良好。13時頃から山頂付近に雲がかかり始めた。(南八甲田稜線はずっと雲隠れ)

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往) 路線バス JRバス東北 青森駅8:15→酸ヶ湯温泉9:20
　※ 八甲田ロープウェーは運休でした。(9時過ぎ時点)
復) 路線バス 酸ヶ湯温泉14:53→青森駅16:14
　JR 青森→新青森
　東北新幹線 新青森17:22→上野20:26 (遅延無し)

コース状況／危険箇所等

【酸ヶ湯→仙人岱】・前半は樹林道。木道やスポンジ状？のものを敷き詰めた道でぬかるみは少な目で歩きやすい。後半はガレ場なので、これまたぬかるみはない。
【仙人岱】平らなので水たまり多い。木道も表面濡れてるので慎重に。
【仙人岱→大岳→避難小屋】・急な登り下りなのでぬかるみとは無縁。大岳の上半分だけは森林限界の上らしく強風。
【避難小屋→毛無岱】・斜度が緩やかな分、いろいろ水浸し。登山道は水が集まり流れができてた。毛無岱はずっと木道だが、表面濡れてるだけならまだしも、木道の上を水が流れている有様。
【→酸ヶ湯】・樹林帯。ここだけは土っぽいぬかるみ。(他は砂っぽいので乾いて払えば落ちる感じ)　結局ここで汚れました。

その他周辺情報

【酸ヶ湯】木造で薄暗い中、湯気たちこめるヒバ千人風呂。湯治というのはこんなゆったり雰囲気でやるのかと納得。これに600円で入れるのはうれしい。

写真

9/30 8:57

萱野茶屋横より。意外にもガスも雲もなく、はっきり見える

9/30 9:01

萱野茶屋名物の"三倍茶"。無料。

9/30 9:01

箱根の大涌谷のゆで卵にも同じような売り文句あったような。
三杯飲んだら死んじゃう？

9/30 9:22

八甲田ロープウェイが運休していたため、酸ヶ湯温泉からの周回に変更。

9/30 9:42

9/30 9:44

駐車場そばの道路脇から山へ突入。

9/30 9:50

初めは階段。

9/30 9:54

スポンジ状に敷き詰めた道。雨の中、これはぬかるみ無く、滑らなくてありがたい

9/30 10:13

山頂見えてる。(硫黄岳？) 結構紅葉してる

9/30 10:30

地獄湯ノ沢辺りで眺望よくなる。紅葉がきれい

9/30 10:33

歩いてる道脇も綺麗

9/30 10:36

硫化水素の香り漂うガレ道に。

9/30 10:51

仙人岱に達すると、平らな笹原になって、逆にぬかるんで歩きにくくなった

9/30 10:54

木道の横、もう池みたいになってる...

9/30 10:57

仙人岱。水場あり。晴れてたら気持ちよさそうだけど、雨の中で休む気にもならず先を急ぐ。

9/30 11:02

大岳へ登り始める

9/30 11:15

大岳、前半は左右は木で眺望が無い道ですが、
(風無くて助かる)

9/30 11:22

後半は草木無くなり開けます。

9/30 11:23

雨降ってますが、振り返ると割と視界よいです。が、背後の南八甲田の稜線はずっと雲かぶってました。(北八甲田ラッキー。)

9/30 11:28

鏡沼。小さい池だけど爆裂火口の跡だって

9/30 11:30

最後、山頂までの登り。

9/30 11:35

広いが何もない山頂。天気良ければ360°の最高の眺望なのでしょう。ここだけ南から強風で雨が吹き付けてきて、長くいられません。

9/30 11:41

9/30 11:42

青森市方面は下の方の雲で真っ白。

9/30 11:44

風雨が強くてたまらんので、そそくさと下山開始。
右側(東側)にきれいなすり鉢状のお山。先端まで登ってみたい。(高田大岳と雛岳？)

9/30 11:45

北側のコルに下ります。

9/30 12:03

避難小屋に入ってひと休み。雨を避けて食事できるのはありがたい。

9/30 12:33

ここから先は斜度が緩やかになる代わりに、登山道が水でじゃぶじゃぶな感じになってきます。

9/30 12:46

赤っぽい草紅葉の草原に出る。

9/30 13:00

そこに普通の？紅葉も加わり始める

9/30 13:09

紅葉の木々に挟まれた木道を抜けると、

9/30 13:11

奥に広がる草紅葉と紅葉の高原。思わず一人歓声。
(けれど足元、濡れた木の階段で怖い)

9/30 13:16

あちこちで立ち止まっては、ぼ〜っと眺めたりで、なかなか先に進まない。まあ他に人いないからいいんですけど。

9/30 13:22

9/30 13:25

13時頃になって、さすがに稜線に雲がかかり始めた

9/30 13:54

平原を抜けて30分ほど歩くと、酸ヶ湯温泉。

撮影機器：

iPhone X Apple

感想

ikerina

・天気予報は何度見ても終日雨。青森市内も朝からしっかり降ってましたが、風がまだ弱かったので、台風の影響が出る前に登ってみました。

・最初、八甲田ロープウェーで登って、南へ縦走して大岳の南から酸ヶ湯に下りるつもりでしたが、山麓駅に着いたらロープウェーが運休中。(バス停の真ん前にでっかく表示してくれてたのは助かった。バス便少ないので。) 慌てて乗ってきたバスにまた乗り込んで酸ヶ湯へ。で、酸ヶ湯から周回することにしました。

・これがケガの功名で、当初の予定通り行ってたら毛無岱の紅葉を見逃すところでした。普段あまり紅葉に興味ないので予習してなかったんですが、多分、毛無岱が紅葉のメインなんですね。原っぱの草紅葉＆紅葉は見事でした。ここの草紅葉、少し赤味がかった感じ。

・こんな天候だから人少なかったです。(山中出会った人5人)

・雨がざーざー降っていても、北八甲田の稜線は雲もガスもかからず、周りの山がくっきり見えたのは幸いでした。(一方、南八甲田は稜線は雲に覆われ、青森市街方面は雲海で見えず。)

・台風来訪の割には風が直撃するような所は少なく、大岳山頂以外はそれほど辛いことにはなりませんでした。下りは緩やかな代わりに雨水で小川状態の登山道や木道を歩くので、少しげんなりでしたが、紅葉きれいなので許す！という感じ。(蒸れるし靴びちゃびちゃは仕方ないか）

・むしろ青ざめたのは下山後。14時頃下山して、酸ヶ湯のお風呂に浸かって出たとこで、"首都圏在来線は20時で全面運休！新幹線も状況見て止めるよ！" というJRの公式発表を知ってビックリ。慌てて青森に取って返し、焦りながら帰京しました。