甲武信岳から雁峠 縦走
- GPS
- 13:42
- 距離
- 22.2km
- 登り
- 2,064m
- 下り
- 1,717m
コースタイム
- 山行
- 5:34
- 休憩
- 0:08
- 合計
- 5:42
- 山行
- 6:57
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 7:53
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
作場平から塩山駅までタクシー |
コース状況/ 危険箇所等 |
積雪は朝の小屋からピークなどごく一部に薄っすらとありましたが、軽アイゼンなどは不使用。ぬかるみもない良いコンディションでした。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
ライター
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
ヘルメット
携帯トイレ
|
---|
感想
2017年11月4日(土) 1日目
秋には山深いところをひたすら歩きたい!と思い今秋は奥秩父甲武信ヶ岳から雁峠を歩くことにしました。
去年、将監峠から笠取山まで雨の中を歩いてすっかり懲りていますので、当初予定の10/28-29(悪天予報)を11/4-5に延期して決行しました。
10/4土曜日の7時6分に高尾駅を出発。どんな特急よりも早く塩山駅に到着するスーパー鈍行の一つです。
予約してあったタクシー2台に乗り西沢渓谷入口へ向かいます。
晴れてはいるものの、山には雲がかかっています。予報では寒く風が強く、前線通過で瞬間的に雪も降るとか。
今日は甲武信小屋の主人、自称「徳ちゃん」が作った徳ちゃん新道を登ります。
この徳ちゃん新道は名前とは裏腹に1400mを一気に登る結構な急登です。
ここを5時間48分で登りきり、15時前に小屋に到着しました。休憩込みでコースタイムよりも短い快速です。
到着すると直ぐに小雪が舞い始めました。
みんな元気でまだまだ余力はあるのですが、ピークへのピストンは明日の朝に先送りにしました。
夕食はカレーでした。
20年前の山小屋の夕食を彷彿とさせますが、かつての具が何も入っていない純粋カレーとは違い大変美味しい。
ところで、3連休の山小屋はどれくらい混んでいるのか?
私達はちょっと舐めていたかもしれません。
この日は布団50組に100人と結構キビしく、いつでもどこでも眠れるセンパイたちも熟睡できず窓の外を何度も眺めたとか。
夜の話し合いの結果、朝食が予定の5時半よりも早いという情報に期待して、5時半にピークピストンに出発。6時過ぎには小屋に戻り縦走に出発することにしました。
2017年11月5日(日) 2日目
4時半に目覚めたら星空。
朝食は期待したほどは早くならなかったものの、5時40分にはヘッ電を頭に出発しました。
頂上には日の出直前に到着し、下り始めた時に美しいご来光。ピークピストンを今朝にして本当に良かった!
ピークで快晴の景色を楽しみ、記念写真を撮りましたが、日の出くらいでは大げさには喜ばない我々は淡々と小屋に下ります。
6時35分、雁坂峠から作場平を目指し出発します。
コースタイムで9時間に迫る長丁場です。
奥秩父の稜線ですから自生の常緑樹が多いのですが、所々で南側の展望が開けます。
中でも南アルプスの峰々には関心が集まります。北岳から赤石岳まで常盤さんの解説に頷きます。
しかしながら、良く分からない山も多く、特に北側の山はあまりにも山が多くなかなか分かりません。
下り切って先ずは笹平です。立派な破風山避難小屋の横で休憩します。
西破風山、東破風山と快晴で気持ちの良い道を、徐々に高度を下げながら前進しました。
雁坂嶺への登りは約100m。100〜250mの登りを繰り返すのが今日のルートです。稜線に紅葉はありませんが、囲む山々は紅葉の盛りです。
10時半過ぎに雁坂峠に着きました。STTSさんは登る前には「雁坂峠から下って、反省会の店で待っている」と言っていたのですが、下るそぶりも見せません。
水晶山、古礼山、燕山と地味で人の少ない稜線を歩き、雁峠に到着。
ここは、雁坂峠のような派手さはありませんが、峠から見上げる笠取山は美しく迫力があります。
ここで、帰路のタクシーを予約し、分水嶺に登り返し、笠取小屋経由で作場平へ。
途中、私はカメラを落とし、少し離れて歩いていたHRSさんに偶然発見してもらうというラッキーがありました。
カメラも大事ではありますが、HRSさんが見つけてくれなかったら、今回の写真は無しになるところでした。
二日間でコースタイム14時間30分の結構な長旅でしたが、ここを12時間40分で踏破。中高年登山者が多いのでコースタイムがゆっくりになったとの意見もありますが、我々も立派に平均年齢67歳。
ほぼ全行程を先頭で率いたHRSさんのペース配分は抜群でした。
塩山では午後休み中の中華菊亭を開けてもらい、反省会を行いました。
皆さんお疲れ様でした!!
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