新宿のマンガ喫茶に前泊し、4:44の始発に乗って延々と3時間40分。8:20分、水上駅に到着。【谷川岳ロープウェイ】行きの8:29分の始発バスは満員というほどでもないが、座席に空きはないくらいの状態。
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新宿のマンガ喫茶に前泊し、4:44の始発に乗って延々と3時間40分。8:20分、水上駅に到着。【谷川岳ロープウェイ】行きの8:29分の始発バスは満員というほどでもないが、座席に空きはないくらいの状態。
軽く20分乗って谷川岳ベースプラザに到着。
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軽く20分乗って谷川岳ベースプラザに到着。
中は広々としており、食事コーナー・土産物屋・飲料の自販機が立ち並ぶ一角・のんびりできそうな休憩スペースなど施設が充実している。
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中は広々としており、食事コーナー・土産物屋・飲料の自販機が立ち並ぶ一角・のんびりできそうな休憩スペースなど施設が充実している。
コインロッカーもこの通り。さすが、日本クライミングの歴史と共にある山だ。
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コインロッカーもこの通り。さすが、日本クライミングの歴史と共にある山だ。
ではロープウェイの往復券を買って乗り場まで行こう。この料金が地味に痛いぞ。
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ではロープウェイの往復券を買って乗り場まで行こう。この料金が地味に痛いぞ。
ロープウェイは3分間隔で発着しており、ダイヤを気にする必要はない。ここから10分で標高1300mの天神平まで行く。
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ロープウェイは3分間隔で発着しており、ダイヤを気にする必要はない。ここから10分で標高1300mの天神平まで行く。
ここでもう既に雄大な景色。非常〜に高度感があり、これは高い所が苦手な人は乗れないかも。このあたりの紅葉はまだまだのようだ。
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ここでもう既に雄大な景色。非常〜に高度感があり、これは高い所が苦手な人は乗れないかも。このあたりの紅葉はまだまだのようだ。
今回の登山口である天神平に到着。ここからはさらにリフトで富士山の展望が楽しめるという天神峠へ登れるが、そちらからの山頂への所要時間は変わらない。今回はパスだ。
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今回の登山口である天神平に到着。ここからはさらにリフトで富士山の展望が楽しめるという天神峠へ登れるが、そちらからの山頂への所要時間は変わらない。今回はパスだ。
連休明けだというのに、天神平は多くの登山客で賑わっていた。シニアには休日も平日もない。高齢化社会の慣例の風景だ。
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連休明けだというのに、天神平は多くの登山客で賑わっていた。シニアには休日も平日もない。高齢化社会の慣例の風景だ。
9:40、では出発。気温は20℃を超え、風はほぼない。これは夏日だ【服装:トランスファー、Tシャツ、3シーズンパンツ】
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9:40、では出発。気温は20℃を超え、風はほぼない。これは夏日だ【服装:トランスファー、Tシャツ、3シーズンパンツ】
まずは小手調べという感じで、熊穴沢避難小屋までは所々に整備された道が続く。紅葉が綺麗だが、盛りまではまだ少しありそうだ。
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まずは小手調べという感じで、熊穴沢避難小屋までは所々に整備された道が続く。紅葉が綺麗だが、盛りまではまだ少しありそうだ。
この辺りは日当たりが悪いのか、木道がないところはグチャグチャにぬかるんでおり、木の葉の腐った匂いも立ち込めている。ゲイターを持って来なかったことを後悔。
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この辺りは日当たりが悪いのか、木道がないところはグチャグチャにぬかるんでおり、木の葉の腐った匂いも立ち込めている。ゲイターを持って来なかったことを後悔。
地味な樹林帯かと思いきや、展望が開けている場所も多々あって気持ちがいい。
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地味な樹林帯かと思いきや、展望が開けている場所も多々あって気持ちがいい。
50分歩き、紅葉色が鮮やかな熊穴沢避難小屋に到着。時間的にも丁度良い休憩ポイントだ。
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50分歩き、紅葉色が鮮やかな熊穴沢避難小屋に到着。時間的にも丁度良い休憩ポイントだ。
中は清潔感があり、もしここで一晩過ごす羽目になっても苦にはならないと思う。トイレや水場などはないが。
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中は清潔感があり、もしここで一晩過ごす羽目になっても苦にはならないと思う。トイレや水場などはないが。
気温はさらに上がり、25℃を超えた。よくある目安に従うと、1500m付近でこれなら地上は30℃を超えている計算になる。あれは本当に当てにならないよな。
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気温はさらに上がり、25℃を超えた。よくある目安に従うと、1500m付近でこれなら地上は30℃を超えている計算になる。あれは本当に当てにならないよな。
ウォーミングアップは終わり、避難小屋からは本格的な登りが始まる。ここからは肩の小屋まで下り無しの登りとなり、長い岩場に加え所々に鎖場も出てくる。危険な場所はないので初級者コースと言えばそうなのだろうが、楽な道じゃないよね。
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ウォーミングアップは終わり、避難小屋からは本格的な登りが始まる。ここからは肩の小屋まで下り無しの登りとなり、長い岩場に加え所々に鎖場も出てくる。危険な場所はないので初級者コースと言えばそうなのだろうが、楽な道じゃないよね。
同時にこの辺りから稜線に出る。2000m足らずの山とは思えない贅沢な展望を味わいながらの稜線歩きは本当にすばらしい。
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同時にこの辺りから稜線に出る。2000m足らずの山とは思えない贅沢な展望を味わいながらの稜線歩きは本当にすばらしい。
上に目を向けると標識らしきものが小さく見えている。あそこが山小屋のある肩の広場だ。道程にある「天狗の溜まり場」「天神ザンゲ岩」などの大きな露岩もわかる。雲が出てきたね。
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上に目を向けると標識らしきものが小さく見えている。あそこが山小屋のある肩の広場だ。道程にある「天狗の溜まり場」「天神ザンゲ岩」などの大きな露岩もわかる。雲が出てきたね。
鎖場では渋滞が頻発。三連休明けの平日でこれなのだから、休日はとても歩けたものではなかっただろう。山に来てまで行列するくらいなら、家で映画でも見てた方がマシだ。
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鎖場では渋滞が頻発。三連休明けの平日でこれなのだから、休日はとても歩けたものではなかっただろう。山に来てまで行列するくらいなら、家で映画でも見てた方がマシだ。
天狗の溜まり場でひと休み。ここまでくれば山頂まで1時間はかからない。天気がよく本当に気持ちがいいが、少し風も冷たくなってきた。
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天狗の溜まり場でひと休み。ここまでくれば山頂まで1時間はかからない。天気がよく本当に気持ちがいいが、少し風も冷たくなってきた。
天狗の溜まり場からは、ロープウェーの駅のある天神平、展望のいい天神山、樹林の中にポツンと覗く穴熊沢避難小屋などが一望できる。
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天狗の溜まり場からは、ロープウェーの駅のある天神平、展望のいい天神山、樹林の中にポツンと覗く穴熊沢避難小屋などが一望できる。
この辺りは気象条件が厳しく、なんと1500m前後で森林限界を迎えてしまうとか。その為、2000m足らずの標高にも関わらず、まるで高山のような景観が広がっている。
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この辺りは気象条件が厳しく、なんと1500m前後で森林限界を迎えてしまうとか。その為、2000m足らずの標高にも関わらず、まるで高山のような景観が広がっている。
肩の広場直下の石段。シニア軍団の悲鳴が聞こえる。
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肩の広場直下の石段。シニア軍団の悲鳴が聞こえる。
12:20、肩ノ広場に到着。やはり残念ながら雲がかかってしまっている。
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12:20、肩ノ広場に到着。やはり残念ながら雲がかかってしまっている。
肩ノ小屋で登山バッジを購入。ここも清潔感があり過ごし易そうな場所だ。寝具無しの素泊まり¥2500というリーズナブルなプランがあり、来年は是非泊まりで来たいと思っている。
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肩ノ小屋で登山バッジを購入。ここも清潔感があり過ごし易そうな場所だ。寝具無しの素泊まり¥2500というリーズナブルなプランがあり、来年は是非泊まりで来たいと思っている。
計画では一気にオキノ耳まで行ってしまうつもりだったが、結構疲労があったので小屋脇のベンチで昼食にした。気温は避難小屋の辺りから10℃ほど下がっていて寒い。
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計画では一気にオキノ耳まで行ってしまうつもりだったが、結構疲労があったので小屋脇のベンチで昼食にした。気温は避難小屋の辺りから10℃ほど下がっていて寒い。
この先は平標山へ続く見晴らしのいい稜線らしいが、何も見えない。
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この先は平標山へ続く見晴らしのいい稜線らしいが、何も見えない。
50分休憩し、いよいよ山頂目指して出発。ここは日本三大急登として知られる西黒尾根への分岐。天神尾根で疲れているようじゃ、こっちに挑戦なんてとんでもないな…。【服装:トランスファー、Tシャツ、レインウェア、3シーズンパンツ】
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50分休憩し、いよいよ山頂目指して出発。ここは日本三大急登として知られる西黒尾根への分岐。天神尾根で疲れているようじゃ、こっちに挑戦なんてとんでもないな…。【服装:トランスファー、Tシャツ、レインウェア、3シーズンパンツ】
13:20、肩ノ小屋から10分程度で谷川岳トマノ耳(1963m)到着。
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13:20、肩ノ小屋から10分程度で谷川岳トマノ耳(1963m)到着。
北側に見えるのが双耳峰のもう一つ「オキノ耳」だ。「地図では10分と書いてあるんですが、実際はもう少し掛かります」と近くのガイドさんが話していたのが聞こえた。
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北側に見えるのが双耳峰のもう一つ「オキノ耳」だ。「地図では10分と書いてあるんですが、実際はもう少し掛かります」と近くのガイドさんが話していたのが聞こえた。
稜線の頂に刻まれた狭い道を辿って行く。すごいな、本当にアルプスっぽい。奥多摩や丹沢にはこんな山はないな。
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稜線の頂に刻まれた狭い道を辿って行く。すごいな、本当にアルプスっぽい。奥多摩や丹沢にはこんな山はないな。
トマノ耳から20分かかって、谷川岳オキノ耳(1977m)到着。こちらはトマノ耳よりも人が少ないのでスムーズにお祀りできた。前回、罰当りにも稲荷鳥居を壊してしまったので、今回は白木の鳥居で御寛恕下さい。稲荷大神の御前を慎み敬い拝み神奉らん。
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トマノ耳から20分かかって、谷川岳オキノ耳(1977m)到着。こちらはトマノ耳よりも人が少ないのでスムーズにお祀りできた。前回、罰当りにも稲荷鳥居を壊してしまったので、今回は白木の鳥居で御寛恕下さい。稲荷大神の御前を慎み敬い拝み神奉らん。
13:40。少しのんびりしたいところだけど、本来ならもう肩ノ広場まで降りている時間になってしまっている。お祀りだけして即下山。来年また来るよ。
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13:40。少しのんびりしたいところだけど、本来ならもう肩ノ広場まで降りている時間になってしまっている。お祀りだけして即下山。来年また来るよ。
双耳峰のちょうど谷間あたりに鎮座しているカッコイイ巨石。十文字に走るクラックは水分が凍って割れたのだろうか。
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双耳峰のちょうど谷間あたりに鎮座しているカッコイイ巨石。十文字に走るクラックは水分が凍って割れたのだろうか。
天神尾根まで降りてくると見晴らしが戻った。足早に下ってしまうのが勿体なくなり、大岩の一つに腰掛けてしばし展望を味わう。まあ、バスは1本遅らせてもいいや。少し暖かくなって汗をかいてきた。【服装:レインウェアに変えてウインドベスト】
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天神尾根まで降りてくると見晴らしが戻った。足早に下ってしまうのが勿体なくなり、大岩の一つに腰掛けてしばし展望を味わう。まあ、バスは1本遅らせてもいいや。少し暖かくなって汗をかいてきた。【服装:レインウェアに変えてウインドベスト】
避難小屋の上あたりが紅葉のピーク。このあたりは本当に綺麗だ。
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避難小屋の上あたりが紅葉のピーク。このあたりは本当に綺麗だ。
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16:00。無事、天神平に帰着。ロープウェーで10分かかるので、16:10のバスにはギリギリ間に合わないかな。
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16:00。無事、天神平に帰着。ロープウェーで10分かかるので、16:10のバスにはギリギリ間に合わないかな。
平日の水上・上毛高原行きの最終バスは50分後の17:03となる。日が沈み始めて急激に冷え込んできた天神平でゆっくり帰り仕度をする。こういう時間が好きだ。【服装:ウインドベストに変えてサーマラップパーカ】
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平日の水上・上毛高原行きの最終バスは50分後の17:03となる。日が沈み始めて急激に冷え込んできた天神平でゆっくり帰り仕度をする。こういう時間が好きだ。【服装:ウインドベストに変えてサーマラップパーカ】
ではロープウェイでベースプラザに帰ります。いい山だった!ここは毎年来る予感がする。谷川の神様ありがとうございました。
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ではロープウェイでベースプラザに帰ります。いい山だった!ここは毎年来る予感がする。谷川の神様ありがとうございました。
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