大きなネットの中と外(おにゅう峠、箱館山)
- GPS
- 03:03
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 1,109m
- 下り
- 1,104m
コースタイム
- 山行
- 3:03
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 3:03
天候 | 曇のち晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
秋は雲海と紅葉のシーズンで、まあ私は紅葉にはあまり感動できないのですが、一応人並みに追っかけてみようと思い、それに従ってプランニングをしてみました。こないだ百里ヶ岳の帰りにおにゅう峠の下見をしたつもりなので、雲海が出ることに期待して朝駆けしてみました。数日前の予報ならかなりよさげだったのですが、昨日見た時には、朝の気温もあまり下がらないし、風が比較的強いし、前日は雨が降らなかったしで、コンディションが悪いことはわかっていましたが。
自宅を3時30分頃出発し、途中で霧が出だした時にはかなり期待したのですが、第一の誤算は林道が通行止めになっていたこと。恐らくどれかの台風が被害をもたらしたのでしょうが、土砂崩れのためと書いてあります。ヘッドライト、緊急時用のやつしか持ってきていないよ・・・だったのですが、どうせこの時間から登るのなら山道ではなくて林道を歩いて行くことになるから、iPhoneのフラッシュライトで間に合うだろうと思い、それで足元を照らしながら出発。結論から言うと、落石はかなり多いので、自動車で登ろうとするのならかなり路面に配慮する必要はあったでしょうが、「登って登れないわけではない」くらいの路面でした(パンクの心配はあります)。ただ、それを通行に支障がない程度まで復旧させるのにどれくらい日にちがかかるかは読めず、下手するとこの秋は車では登れないと言うことになりそうです。歩いて登ることには全く支障がありませんが、「通行止め」が車両通行止めなのか歩行者もなのかは記載してありませんでした。
5時くらいから登り始めて、日の出が6時前なので、ちょっと急ぎました。なんとか6時くらいに雲海ポイントに到達。途中、一部の山や谷に雲が見えましたが、そのうち山そのものが霧に覆われてしまい、峠付近では雲海を見るどころか雲の中に埋もれてしまいました。結局、これ以上長居しても上空の霧は晴れないし、谷の霧もこれ以上増えないと判断し、諦めて下山にかかりました。なお、福井側から登ってきたら、峠まで通行可能だったのかも知れません。結局、雲海シーズンにどれくらいの車がやってくるかとか、どこにどんな風に駐車車両が並び、最も人気のスポットはどこかなどはわからずじまい。
その後、予定通り箱館山に回ってコキアの紅葉を見ることに。8時30分くらいに駐車場に着きましたが、この時点ではかなり空いています。しかし、次々に自動車がやってくる感じ。ほとんどの人はゴンドラで登るのですが、私は箱館山山頂とかにも行っておきたいので歩いて登ることにします。しかし、登山口に「山麓駅からゴンドラで登った人しか百合園に入れない」と書いてあるのが気がかり。ただ、この時点では「どうせ下山はゴンドラを使うつもりだし、場合によっては往復の金額を払うと言えば入れてくれるだろう」と考えていました。
箱館山の登山路は、道自体はかなり明瞭ですが、なにぶん通行量が少ないのか荒れています。また、つづら折りで登っていくところが多いのですが、そのわりには勾配が急で、それなりに疲れます。足元は少しの水で泥濘化しやすいようで、スリップ注意です。また、ある程度登るまでは眺望は得られません。ひとしきり登ると伊井城への分岐があったので、せっかくだしと行ってきました。さらに道は荒れていますが、城跡からの琵琶湖は格別でした。
そこから引き返して鞍部を抜けると、ここでゴンドラの下をくぐります。その後三角点の標識があったので回ってきました。三角点の名前は羽子立山で、ここに箱館山の山名票もありますが、どう考えてもゴンドラ駅の方がここより高いです。なんでここが山頂扱いなのかは理解していません。また、三角点までのルートは迷ってますので、ログは当てにしないで下さい。
さらに登っていくと、ゲレンデらしきところを経て、ゴンドラ駅近辺に至ります。ところが、百合園(というか、現在はコキアパーク)周辺はネットで囲まれていて、どこからも入れる場所がありません。場所がない以上、そこに係員もいないので、交渉もできません。未練がましくしばらく歩いてみましたが、むりやりネットを乗り越える以外に解決策はなさそうでした。本当はもっと北に池があるはずなので、そっちまで行く予定でしたが、行けば行くほど帰りがしんどくなるので、このへんで引き返すことに。というわけで、「下山はゴンドラ!」のはずが、またもや歩いて降りることになってしまいました。ピストンは嫌いなのに・・・
下りも急いだので、思いの外早く降りてくることができ、なんだか癪なのでゴンドラに乗ることにしました。往復で大人1850円なり。片道料金の設定はありませんでした。もう一度登って、紅葉のコキアを見て回って、あとはひとりでやることもないので下山。なんだか不完全燃焼ですが、琵琶湖は想像以上にきれいだったので、この辺で堪忍したることにしました。
さて、今回のレポタイの元ネタがわかる人はいるのでしょうか?
このレポートはYAMAPにミラーしてあります。
https://yamap.co.jp/activity/2481838
【もう一回行くならどうするか?】
まずは下調べ。おにゅう峠への林道はしばしば通行止めになるので、きちんと情報収集を。ただ、雲海が本当に期待できるのなら歩いて登る選択肢はありますね。箱館山は、ネットの中には入れないので非常にもどかしい。割り切って歩いて登るのをやめるか、三角点あたりで引き返すか。湖に行きたいのなら車で回り込みかなあ。
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