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Yamareco

記録ID: 1609684
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲信越

495(前半) 苗場山(和田小屋→赤湯)

2018年10月06日(土) ~ 2018年10月07日(日)
 - 拍手
kokudo その他3人
GPS
32:00
距離
20.0km
登り
1,474m
下り
1,884m

コースタイム

1日目
山行
8:06
休憩
1:46
合計
9:52
6:20
6:25
5
標高1560m付近
6:30
0:00
19
6合目
6:49
6:51
14
6合5勺
7:05
7:08
17
7:25
0:00
26
7合5勺
7:51
8:00
17
8:17
0:00
8
8:25
0:00
1
顕彰碑
8:30
0:00
9
股すり岩
8:39
0:00
6
ゴンドラ方面分岐
8:45
8:49
17
9:06
9:11
4
9:15
0:00
17
鞍部
9:32
0:00
38
9合目
10:10
0:00
10
頂上台地(雲尾坂上)
10:20
10:33
3
10:36
11:02
18
苗場山自然体験交流センター
11:20
0:00
30
11:50
11:55
29
シラビソ廊下9合目(標高1900m)
12:24
0:00
16
12:40
12:47
18
8合目見晴らし尾根
13:05
0:00
22
7合5勺(標高1670m)
13:27
13:42
10
13:52
0:00
11
尾根からの下り口
14:03
0:00
21
6合5勺(標高1372m付近)
14:24
14:26
24
14:50
14:56
14
サゴイ沢(鉄橋)
15:10
15:14
12
15:26
0:00
13
鉄橋(ここから河原歩き)
2日目
山行
4:26
休憩
0:19
合計
4:45
7:12
7:21
19
7:40
0:00
32
8:12
8:17
3
8:20
0:00
35
8:55
0:00
13
9:08
0:00
22
9:40
0:00
5
左後方へ道分岐
9:45
0:00
15
10:00
0:00
5
峠(車道への分岐不明瞭)
10:05
0:00
30
ドラゴンドラの下
10:35
0:00
20
10:55
0:00
10
11:05
0:00
5
平標登山口バス停
11:10
0:00
0
11:10
ゴール地点
火打峠直下がかなり急勾配、非常に足場が悪い。

天候 6日:快晴後曇り、7日:曇り後雨
過去天気図(気象庁) 2018年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー
越後湯沢→和田小屋 予約普通車タクシー 6300円 40分
コース状況/
危険箇所等
危険箇所無し。
祓川コース6合目下で小熊に遭遇。熊鈴を持ちましょう。
その他周辺情報 赤湯温泉:日帰り500円(玉子湯の源泉が台風24号で壊されたため、同湯は湯があまり貯まらない状態。他の湯船は大丈夫)
登山口の和田小屋。小屋のトイレ借りられます。とっても清潔でした!
2018年10月06日 05:40撮影 by  DSC-WX350, SONY
10/6 5:40
登山口の和田小屋。小屋のトイレ借りられます。とっても清潔でした!
一生懸命登ります。陽が当たる稜線が綺麗。
2018年10月06日 06:48撮影 by  DSC-WX350, SONY
10/6 6:48
一生懸命登ります。陽が当たる稜線が綺麗。
中ノ芝。この辺りの紅葉きれいです。
2018年10月06日 07:56撮影 by  DSC-WX350, SONY
10/6 7:56
中ノ芝。この辺りの紅葉きれいです。
同じく中ノ芝。
2018年10月06日 07:56撮影 by  DSC-WX350, SONY
10/6 7:56
同じく中ノ芝。
もうひとつ中ノ芝。
2018年10月06日 07:56撮影 by  DSC-WX350, SONY
10/6 7:56
もうひとつ中ノ芝。
台風が来るとは思えない青空。
2018年10月06日 08:19撮影 by  DSC-WX350, SONY
10/6 8:19
台風が来るとは思えない青空。
神楽ケ峰を過ぎて、苗場山。一旦下って登り返すのか・・・
2018年10月06日 09:08撮影 by  DSC-WX350, SONY
10/6 9:08
神楽ケ峰を過ぎて、苗場山。一旦下って登り返すのか・・・
鞍部から苗場山を見上げる。遠い・・・
2018年10月06日 09:28撮影 by  DSC-WX350, SONY
10/6 9:28
鞍部から苗場山を見上げる。遠い・・・
鞍部から南方向の谷を望む。笹原にぽつぽつと紅葉した木が綺麗。
2018年10月06日 09:28撮影 by  DSC-WX350, SONY
10/6 9:28
鞍部から南方向の谷を望む。笹原にぽつぽつと紅葉した木が綺麗。
頂上台地に着きました!
2018年10月06日 10:13撮影 by  DSC-WX350, SONY
10/6 10:13
頂上台地に着きました!
頂上方向。
2018年10月06日 10:14撮影 by  DSC-WX350, SONY
10/6 10:14
頂上方向。
頂上は天国
2018年10月06日 10:14撮影 by  DSC-WX350, SONY
1
10/6 10:14
頂上は天国
同じく頂上付近
2018年10月06日 10:15撮影 by  DSC-WX350, SONY
10/6 10:15
同じく頂上付近
頂上台地の遠くを眺める。
2018年10月06日 10:52撮影 by  DSC-WX350, SONY
10/6 10:52
頂上台地の遠くを眺める。
草紅葉の中の木道。
2018年10月06日 11:01撮影 by  DSC-WX350, SONY
10/6 11:01
草紅葉の中の木道。
小屋のすぐ下。そろそろ風が出てきました。
2018年10月06日 11:01撮影 by  DSC-WX350, SONY
10/6 11:01
小屋のすぐ下。そろそろ風が出てきました。
頂上台地の端っこから。これから赤湯へ下ります。
2018年10月06日 11:20撮影 by  DSC-WX350, SONY
10/6 11:20
頂上台地の端っこから。これから赤湯へ下ります。
シラビソ街道よりも上から。紅葉綺麗だな〜
2018年10月06日 11:36撮影 by  DSC-WX350, SONY
10/6 11:36
シラビソ街道よりも上から。紅葉綺麗だな〜
見晴らし尾根よりも上のほう。
2018年10月06日 12:05撮影 by  DSC-WX350, SONY
10/6 12:05
見晴らし尾根よりも上のほう。
下りはまだまだ続きます
2018年10月06日 12:10撮影 by  DSC-WX350, SONY
10/6 12:10
下りはまだまだ続きます
赤湯温泉の夕食。キノコのお味噌汁が美味しい。
2018年10月06日 17:48撮影 by  DSC-WX350, SONY
10/6 17:48
赤湯温泉の夕食。キノコのお味噌汁が美味しい。
部屋のランプ。
2018年10月07日 05:33撮影 by  DSC-WX350, SONY
10/7 5:33
部屋のランプ。
下流側から赤湯温泉を遠望。このあと雨に・・・
2018年10月07日 06:29撮影 by  DSC-WX350, SONY
10/7 6:29
下流側から赤湯温泉を遠望。このあと雨に・・・
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 予備靴ひも ザック ザックカバー 行動食 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット ロールペーパー 保険証 携帯 時計 タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ
共同装備
ガスカートリッジ コンロ コッヘル
備考 クマスズ

感想

台風25号が接近する中、
安全策として、一部計画を変更し、
・6日は風が強くなる前、すなわち午前中のうちに苗場山から下山する(森林限界より下に行く)。
・7日の天候によっては、元橋バス停で以降の行程(平標山方面)を中止する。
・7日は暴風が予想されるため、当初計画の尾根コース松手山から平標山を経て小屋に入る計画を、小屋の直前まで稜線に出でない平元新道にコースを変更。
という安全策を立て、5日夕方、終業後に出発する。
 越後湯沢で前泊し、午前5時に予約タクシーに乗り込む。夜の間は快晴だったが、空が白んでくると雲ひとつ無い。
 一般車駐車場は、ほぼ満車。タクシーは和田小屋まで入れるので、文明の利器を活用する。明るくなった和田小屋にて支度を整え、6時前に出発。
 
 6合目のちょっと手前で、20mくらい先の藪がガサガサと動く。黒い影が藪に駆け込んでいった。
「小熊だ!」
「近くに親熊がいるかも・・・」
怯える一同。休憩をかねて少し待機。
 
 中の芝の紅葉がきれい。
 展望も良好だが、群馬側から雲が少し沸いてきている。

 雷清水は、少量だが、しっかり出ている。
 鞍部に向かって、笹原に赤や黄色の木が点在して、美しい。

 雲尾坂が急で息切れ。登り切ってたどり着いた頂上は金色に輝く草原に池塘が点在
する別世界。千切れ雲が時々頭を越えていくが、未だ快晴。
 しかし、仙ノ倉などはすっかり雲の中。

 景色を満喫してから、予定通り午前中のうちに下山開始。風が少しずつ強くなってきた。
 昌次新道の最初は、岩場の急坂だが、ホールドも多く慎重に行けば問題ない。
 下るにつれて、素晴らしい紅葉が続く。
 フクベノ平のブナ林も黄色に色づいていた。木の実が沢山落ちている。熊の餌は今年は豊富であろうか。
 桂の沢沿いに下り、最後は急坂を下るとサゴイ沢の鉄橋を渡る。
その後、赤倉山分岐に向けて一度登り返し、再び河原の鉄橋に降りる。最終盤に来てこの登り返しは辛い。
 2本目の鉄橋の後は、川の右岸の河原を歩く。先週の台風の影響であろうか、流木などがあちこちに引っかかっている。道は水面近くを通っており、雨が降ったとき、ここは大丈夫なのであろうか。
 小屋番さんに聞いたところでは、梅雨末期の集中豪雨や台風などでもない限り大丈夫とのこと。「大雨が降ったら1時間ごとに様子を見に行ってるし、危ない時は山頂の小屋にも連絡して降りないように頼んでいる」とのこと。
 苗場山から赤湯に下りる場合は、山頂の小屋で情報を取っていったほうが良い。

 赤湯温泉は、ランプの宿。夕食18時、朝食6時(実際5:45頃)であった。小屋の宿泊者の多くは、温泉を楽しむ人たち。別館に泊まった団体さんは、明日きのこ採りをして、そのきのこと持参した牛肉ですき焼きパーティをするとのこと。
うらやましい・・・・。誘われたが、明日の行程もあるので泣く泣く断る。

 翌朝まで雨も降らず、谷底で風もなかった。予報では既に台風は日本海を北上してしまっているはず。
 しかし、小屋番さん曰く、太平洋側と違い、日本海側は台風一過で、一時的に西高東低の冬型の気圧配置になり、等圧線が縦縞になって、天候の回復は1日くらい遅れるとのこと。

 鷹ノ巣峠を越え、林道まで降りてくるとぽつぽつと降り出す。谷が開けてくるにつれて、風も強くなり、そして雨もだんだん強くなる。
 
 赤沢を渡り、峠を越え、ドラゴンドラの下を潜る。
この天気が悪いのに、ゴンドラに乗っている人が居る。上に行っても何も見えないだろうに・・・
 浅貝川の谷に下りると、林道を渡り、グランドの前で道が何本かに分かれる。
 さて、どの道だろう?赤湯温泉への道標は判り易い位置にあったが、元橋への道標は、少し道を進んだ先にあった。ウッドデッキの道は橋に行かないのでご注意を。
 
 浅貝川の鉄橋を渡って、火打峠に向かって最後の登りにかかる。徐々に急登になり、最後はザレザレ、両手を使わないと登れない。下るのはイヤだなという感じ。
 登り切ると、送電線を潜って、駐車スペースに降り、すぐに国道に出た。
 国道を左手に下ると元橋バス停。右に緩やかに登ると、有料駐車場、三国小学校跡前の平標山登山口バス停に至った。
(後半の平標山・仙の倉山に続く)

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