495(前半) 苗場山(和田小屋→赤湯)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 20.0km
- 登り
- 1,474m
- 下り
- 1,884m
コースタイム
- 山行
- 8:06
- 休憩
- 1:46
- 合計
- 9:52
- 山行
- 4:26
- 休憩
- 0:19
- 合計
- 4:45
天候 | 6日:快晴後曇り、7日:曇り後雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所無し。 祓川コース6合目下で小熊に遭遇。熊鈴を持ちましょう。 |
その他周辺情報 | 赤湯温泉:日帰り500円(玉子湯の源泉が台風24号で壊されたため、同湯は湯があまり貯まらない状態。他の湯船は大丈夫) |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
|
---|---|
共同装備 |
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
|
備考 | クマスズ |
感想
台風25号が接近する中、
安全策として、一部計画を変更し、
・6日は風が強くなる前、すなわち午前中のうちに苗場山から下山する(森林限界より下に行く)。
・7日の天候によっては、元橋バス停で以降の行程(平標山方面)を中止する。
・7日は暴風が予想されるため、当初計画の尾根コース松手山から平標山を経て小屋に入る計画を、小屋の直前まで稜線に出でない平元新道にコースを変更。
という安全策を立て、5日夕方、終業後に出発する。
越後湯沢で前泊し、午前5時に予約タクシーに乗り込む。夜の間は快晴だったが、空が白んでくると雲ひとつ無い。
一般車駐車場は、ほぼ満車。タクシーは和田小屋まで入れるので、文明の利器を活用する。明るくなった和田小屋にて支度を整え、6時前に出発。
6合目のちょっと手前で、20mくらい先の藪がガサガサと動く。黒い影が藪に駆け込んでいった。
「小熊だ!」
「近くに親熊がいるかも・・・」
怯える一同。休憩をかねて少し待機。
中の芝の紅葉がきれい。
展望も良好だが、群馬側から雲が少し沸いてきている。
雷清水は、少量だが、しっかり出ている。
鞍部に向かって、笹原に赤や黄色の木が点在して、美しい。
雲尾坂が急で息切れ。登り切ってたどり着いた頂上は金色に輝く草原に池塘が点在
する別世界。千切れ雲が時々頭を越えていくが、未だ快晴。
しかし、仙ノ倉などはすっかり雲の中。
景色を満喫してから、予定通り午前中のうちに下山開始。風が少しずつ強くなってきた。
昌次新道の最初は、岩場の急坂だが、ホールドも多く慎重に行けば問題ない。
下るにつれて、素晴らしい紅葉が続く。
フクベノ平のブナ林も黄色に色づいていた。木の実が沢山落ちている。熊の餌は今年は豊富であろうか。
桂の沢沿いに下り、最後は急坂を下るとサゴイ沢の鉄橋を渡る。
その後、赤倉山分岐に向けて一度登り返し、再び河原の鉄橋に降りる。最終盤に来てこの登り返しは辛い。
2本目の鉄橋の後は、川の右岸の河原を歩く。先週の台風の影響であろうか、流木などがあちこちに引っかかっている。道は水面近くを通っており、雨が降ったとき、ここは大丈夫なのであろうか。
小屋番さんに聞いたところでは、梅雨末期の集中豪雨や台風などでもない限り大丈夫とのこと。「大雨が降ったら1時間ごとに様子を見に行ってるし、危ない時は山頂の小屋にも連絡して降りないように頼んでいる」とのこと。
苗場山から赤湯に下りる場合は、山頂の小屋で情報を取っていったほうが良い。
赤湯温泉は、ランプの宿。夕食18時、朝食6時(実際5:45頃)であった。小屋の宿泊者の多くは、温泉を楽しむ人たち。別館に泊まった団体さんは、明日きのこ採りをして、そのきのこと持参した牛肉ですき焼きパーティをするとのこと。
うらやましい・・・・。誘われたが、明日の行程もあるので泣く泣く断る。
翌朝まで雨も降らず、谷底で風もなかった。予報では既に台風は日本海を北上してしまっているはず。
しかし、小屋番さん曰く、太平洋側と違い、日本海側は台風一過で、一時的に西高東低の冬型の気圧配置になり、等圧線が縦縞になって、天候の回復は1日くらい遅れるとのこと。
鷹ノ巣峠を越え、林道まで降りてくるとぽつぽつと降り出す。谷が開けてくるにつれて、風も強くなり、そして雨もだんだん強くなる。
赤沢を渡り、峠を越え、ドラゴンドラの下を潜る。
この天気が悪いのに、ゴンドラに乗っている人が居る。上に行っても何も見えないだろうに・・・
浅貝川の谷に下りると、林道を渡り、グランドの前で道が何本かに分かれる。
さて、どの道だろう?赤湯温泉への道標は判り易い位置にあったが、元橋への道標は、少し道を進んだ先にあった。ウッドデッキの道は橋に行かないのでご注意を。
浅貝川の鉄橋を渡って、火打峠に向かって最後の登りにかかる。徐々に急登になり、最後はザレザレ、両手を使わないと登れない。下るのはイヤだなという感じ。
登り切ると、送電線を潜って、駐車スペースに降り、すぐに国道に出た。
国道を左手に下ると元橋バス停。右に緩やかに登ると、有料駐車場、三国小学校跡前の平標山登山口バス停に至った。
(後半の平標山・仙の倉山に続く)
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