紅葉の黒部平を下る 室堂から黒部ダムまで
- GPS
- 05:06
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 343m
- 下り
- 1,316m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険箇所はありません。 |
写真
感想
好天が予想されたこの日、かねてから予定していた黒部の紅葉を楽しもうと会社仲間と一緒に室堂まで行ってから一ノ越−東一ノ越と水平移動して紅葉真っ盛りのタンボ平を黒部ダムまで下って来た。
上部では紅葉は終わりかけて静寂な雰囲気だったのが、下ってくるにつれ山の斜面に錦織る灌木樹の紅葉、黄葉、日を浴びた枯れ草の輝き、さらに下ってブナなどの大木の下に燃え立つようなカエデの赤、これから色が変わりゆくものそして緑濃い常緑樹まで様々の山の色合いを楽しむことが出来た。
室堂は外国人観光客で賑わって人酔いしてしまったが、みくりが池を離れれば周りは登山客に、それも一ノ越を東一ノ越に向かって下った途端、めっきり少なくなって静かな山行となった。
一ノ越から水平道を進み眼下の雄山谷の紅葉も色が濃く赤が目立って素晴らしかった。東一ノ越分岐からの眺望は素晴らしく、たぶん山頂まで行けば雄山をバックに360度楽しめるのではと帰ってきてから気がついた。その時はタンボ平の紅葉に夢中ですっかり失念していた。
東一ノ越からタンボ平を経て黒部平までは思った以上に急な下りでもっと平坦な登山道かと思っていたが普通の登山の下りの様だ。下ってダケカンバの林の中に入るとどこにいるのか分らなくなった。昼食を沢の水を利用しながらと思っていたのだが、なかなか水のある沢はなくてだいぶ昼食の時間が遅れてしまった。ロープウェーから見て登山道だと思っていたところが違って、藪の中の道だった。
黒部平駅に近づくなか、短いながら笹藪の下りがあった。ここは刈った笹が枯れて滑り易く端がえぐれていた。ここで自分は予想通り滑って、ストックに乗る形になって折ってしまった。
黒部平から黒部ダムに下る登山道は、ブナなど大木が出てきて深い森を歩いているようで趣が変わり終始飽きなかった。所々に真っ赤に紅葉したカエデがあって目を楽しませてくれた。
このコースはなかなかのお勧めだと思った。
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