乗鞍岳 - 富士見岳〜剣ヶ峰〜魔王岳
![情報量の目安: S](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
![](https://yamareco.org/include/imgresize.php?maxsize=90&crop=1&fname=%2Fuploads%2Fyp3d6317f5276c658.jpg)
- GPS
- 03:46
- 距離
- 7.8km
- 登り
- 507m
- 下り
- 492m
コースタイム
- 山行
- 3:08
- 休憩
- 0:38
- 合計
- 3:46
天候 | 晴れ/曇り//ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険な箇所はありません。 登山道はロープで指定されており、域外への立ち入りは禁止されているはずです。 ザレやガレは多く見られ、転倒しないように。 浮石も少なくなさそう。 露岩地帯は雨後などで濡れていると、滑りやすそう。 登山適期には多くの人が訪れるようで、初心者から上級者まで、小さな子供から老齢の方まで、幅広い層が集うとの印象。 山ではどういうことが起こり得るかとか、その辺りを考えた事がないと言うか、単に観光の延長で訪れている人もいるのでしょう。 色々な意見はありそうだけど、お互いに譲り合って気分良く歩くようにしたいですね。 ただし、多くの人を畳平まで送り出しているバス会社さんを始めとして、関係する業務に携わっている方々には、当該山域を歩くに当たっての注意事項などを伝える努力を目に見える形でしてもらいたいですね。 標高3000m越え、よく歩く愛宕山の2100m上空な訳で、生易しい事ばかりではないはず? |
写真
感想
今回は家族での秋の遠征ですが、父が依然として山を歩くには体の具合が万全ではなく、手軽に歩行可能な所へとの事で、日本百名山の乗鞍岳へ。
僕以外は以前にも来ており、再訪問になるようです。
父は山頂である剣ヶ峰まで行くのは厳しそうなので、バスターミナルに近い辺りを巡る予定。
今回の予定を簡略に記すと、初日は乗鞍高原まで、2日目に乗鞍岳へ、3日目は八ヶ岳周辺を転々と巡ります。
この欄には2日目のみの記述とし、前後の写真を少々。
バスに乗るまでに少々の事を経た後、乗鞍スカイラインを快適に移動。
見下ろす方面には部分的に雲海が広がっており、普段とは違う壮麗さを早くも感じます。
標高が上がると乗鞍岳の大きさを間近で感じるようになり、程なくして槍と穂高がきれいに見えて来て、やはりテンションが上がってしまいます。
畳平バスターミナルに到着、まずは乗鞍本宮の中ノ宮にお詣りし、準備を整えた後、スタートです。
どう歩くかは何となくの想定しかしておらず、まずは富士見岳へ。
周囲の雰囲気を楽しみながら、のんびりと登り始めます。
いつも歩いている山域とは全く違い、とにかく大きい。
適切な言葉を見つけたいけど、『大きい』との不器用な表現の方が良さそう。
これまでにも経験しているけど、少し歩くだけでも風景はどんどんと変化して行き、先へ先へと向かわせる力になります。
両親はさらにのんびりと歩いており、次第に差が広がります。
ほぼ想定通り、一緒に歩くのは少しだけになりそうかなと思いつつ登り、富士見岳山頂に到着です。
山頂はまずまずの賑わいです。
両親の到着を待ち、合流後、苦手な記念撮影。
両親はこの辺りを散策するとの事で、ここから先は兄との山行。
以上のような事情により、その他メンバーは1人としています。
富士見岳から下り終えると、巻き道と合流。
しばらくは幅広の整備された道が続き、歩く楽しさはなく、周りの風景を眺めるのみ。
肩ノ小屋の辺りを経て、剣ヶ峰口から登り始めます。
この辺りはザレた道という感じで、たくさんの人に混じって歩いて行きます。
小さな子供から年配の方まで、単独行の方や団体さんなど、とにかく色々な人がここに集っているという印象。
ぐずっている子供がおり、昔の自分を見ているようだなと思ったりしつつ。
その両親の言葉選びには納得できないかなと思ったりしつつ。
京都府代表のつもりなので、みっともない歩き方はできないなとか考えながら歩くのだけど、いや、京都府民じゃなかったと思い直したり。
なので、京都北山代表かな?
たくさんの人が歩いており、譲り合いつつ、所々で絶景を楽しむために立ち止まりながら歩いて行きます。
ふと振り返ると、雲間から槍ヶ岳と穂高連峰が姿を見せています。
頂上小屋の前を通り、ごにょごにょっと進むと、剣ヶ峰の山頂に到着です。
狭い山頂には人だらけです。
レコ用に鳥居と三角点の写真を撮り、奥宮にお詣りです。
ちょっとだけ迷ったものの、登頂記念にバッジを購入。
もう少しだけ展望を楽しんだ後、名残惜しいけど、下山です。
少し下って行くと、次第に辺りはガスが濃くなり始めます。
良いタイミングで登頂できたのかな。
下って行く道すがらでも多くの人とすれ違い、3000m級の山とは信じがたい光景です。
まあ、自分もその手軽さの恩恵を受けているのだけども。
順調に下り、分岐にてお花畑方面へ。
引き続きガスがそれなりにあり、ライチョウが出現しやすくなっているのかなと思いつつ歩いていると、特徴のある鳴き声が聞こえて来ます。
しばし立ち止まって辺りを窺っていると、ライチョウを発見。
残念ながら遠い位置なのではっきりとは見られなかったけど、姿を見られただけでも良しとしましょう。
お花の咲いていないお花畑を巡り、バスターミナルに帰還。
もう少し時間がありそうなので、魔王岳まで足を延ばします。
下から見ていたら迫力があるけれど、整備された道なので歩きやすく、山頂の手前の少しだけ岩っぽい辺りを経て、山頂に到着です。
展望は良好で、もう少し先まで進むのは可能なようだけど、時間がなく、下山です。
ああ、もう終わりかと思いつつ下り、バスターミナルに到着し、ログ取りを停止し、今年の秋の遠征の山行もこれにてゴールです。
車上の人となり、バスに揺られて乗鞍高原へ。
という訳で、乗鞍岳へ行って参りました。
前後の日を含めて、色々とあり、帰宅後にはどっと疲れが押し寄せて来たような感じ。
レコをアップするのも遅れてしまいました。
両親の年齢を考えると、何年か前までのような遠征は難しそうだけど、もう少し可能性を探ってみたい気もするのです。
それと同時に、単独行での遠征も模索してみたい。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する