槍ヶ岳(上高地から)
- GPS
- 56:00
- 距離
- 36.7km
- 登り
- 1,811m
- 下り
- 1,802m
コースタイム
2日目 5:00槍沢ロッジ-8:30播隆窟-9:40槍ヶ岳山荘-11:30山頂-17:30横尾山荘
3日目 7:00横尾山荘-9:50上高地
天候 | 16日晴れ 17日晴れ 18日晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
あかんだな〜上高地(濃飛バス) |
コース状況/ 危険箇所等 |
上高地から横尾まではほぼ平坦なハイキング道 横尾より槍沢ロッジまでは少し登りになる 槍沢ロッジから播隆窟までの道は体力的に大変な場所はない しかし殺生ヒュッテを右上に見ながら槍ヶ岳山荘までの最後の登りは結構しんどい 槍ヶ岳山頂までの最後の岩登りは休日で大渋滞のため恐怖感はなかった(皆と同じように登れば大丈夫 山頂到着の時間を考えたほうがよい) 槍沢ロッジは連休の関係もあり超満員(予約なしで行ったがやはり予約を取っておいたほうがよいかも) 横尾山荘はお風呂もあり二段ベッドで超快適(絶対おすすめ) |
写真
感想
日本の名山でどんなに遠くから見てもその容姿で山の名前が答えられるのは、
ただ2つ富士山と槍ヶ岳であると思う。
今年は、どんなことがあってもこのどちらかを登ろうと思っていた。
仕事柄、2泊3日以上(盆・正月除く)を休むのが困難であり、なんとか7月に槍ヶ岳の計画を立てた。
和歌山の自宅を朝4時に出発、パーキングで十分な休憩を取りながら11時に平湯のアカンダナ駐車場に到着。
久しぶりの上高地、しかし前回来た時は平湯温泉バスターミナルに駐車したが、
今回のアカンダナ駐車場は何時出来たんだろうと思いながら心はわくわく。
今日は、槍沢ロッジまでいき、あすはピークハント、できれば横尾まで戻って明後日は余裕を持って自宅に帰る。というのが今回の計画。
何といっても天候は言うことなし。
3日間の予報は晴れ。日ごろの行いが良いとこういうご褒美をもらえるのかなと思いながらバスで上高地に到着した。
上高地のバスターミナルで自宅から持参のおにぎりで腹ごしらえをし、いざ出発。
目標は明神まで一時間、徳沢1時間、横尾1時間、槍沢ロッジまで1時間半の目標で途中ゆっくり休憩を取りながら16時30分に槍沢ロッジ到着。
すぐに宿泊申込を行ったが、宿泊客の多さにびっくり。
ネットで調べたときは団体客以外は事前予約はいりません。ということであったが、やはり予約をしておくべきであった。
就寝するときは一畳に二人寝の状況で寝返りも打てないほど。
横を向くと隣のおっさんの顔が目の前に・・・。向こうも同じ事を思っているのでしょう。
翌日はもう少し早く出発する予定であったが、何やかやで5時前になってしまった。
それでなくても歩くのは遅いほうなので、頂上は大渋滞が心配。
槍ヶ岳が見え始めた辺りは興奮で疲れは感じなかったが、最後の急登はバテバテ。
最後の岩登りは案の定大渋滞、なんとか登頂し、戻りは時間の都合もあり同じ登山道を戻ることとした。
時間で計算すると朝出発した槍沢ロッジ辺りが本日の宿泊場所となるが、
もう寝るときのあの状態を考えると憂鬱。
下り路で話しかけられた方が大阪の方で昨日は横尾山荘に泊っていたとのこと。
あそこは風呂もあり、寝るのは2段ベッドで快適ですよと聞きどんなことがあっても横尾まで行くこととした。
横尾山荘には18時ぐらいになったが、途中から携帯で予約を入れていたので安心していた。
まず、風呂に入り(石鹸等の自然に悪いものは使えない)その後夕食。食事で隣になった方は千葉からの団体さんであった。
十分な睡眠をとり、翌朝は帰るだけなので遅いめの朝食を食堂で取っていると、
談話室からものすごい悲鳴が(ギャー)。何かと思うと、なでしこジャパンの米国との決勝戦で宮間が同点のゴールをあげたとのこと。
急いで食事を終わらせ談話室に行くと今度は悲しい悲鳴が(アーアー)アメリカに決勝点を取られ、
試合の様子からするとジエンドかと思いきや今度はもっと大きな悲鳴(ギャーワー)澤の同点ゴール。
その後PK戦で日本の優勝となったわけですが、あこがれの槍ヶ岳にこのように最高の天候のなか登れたこと、
また山小屋でなでしこジャパンのワールドカップ優勝を見れたことといい最高の山行となった。
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