銚子ヶ口からチョウシ、イブネ、愛知川を周回

2018年10月20日(土) ~ 2018年10月21日(日)

• GPS: 13:28
• 距離: 22.0km
• 登り: 1,718m
• 下り: 1,729m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:39
• 休憩: 0:20
• 合計: 5:59

距離 9.4km 登り 1,251m 下り 443m

7:41 杠葉尾登山口
10:08 10:14 銚子ヶ口東峰
10:25 10:27 銚子ヶ口
10:42 10:43 中峰
10:59 11:00 西峰
11:06 水舟の池分岐
11:13 水舟の頭
11:16 11:26 大峠
11:56 舟窪
13:13 チョウシ
13:31 クラシ
13:40 イブネ北端

2日目

• 山行: 6:14
• 休憩: 1:03
• 合計: 7:17

距離 12.6km 登り 473m 下り 1,304m

6:30 イブネ北端
7:01 7:02 クラシジャンダルム
7:21 7:25 ワサビ峠
7:39 7:40 高岩
7:52 7:53 作ノ峰
8:18 お金峠
8:34 お金明神
8:41 8:43 お金谷出合
9:07 9:23 ヒロ沢出合
10:03 10:16 天狗滝
10:39 11:04 白滝谷出合
13:47 杠葉尾登山口
13:47 ゴール地点

天候

曇りのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

八日市I.Cから国道421号で永源寺奥の杠葉尾登山口から

コース状況／危険箇所等

往路の銚子ヶ口から先は、所々に標識とテープがありますがルートが怪しくなります。舟窪から銚子までは岩場の登下降があり注意が必要です。
またクラシ北尾根のワサビ峠からお金峠までは痩せ尾根の急登下降が続くため滑落に注意。
お金出合いからヒロ沢出合までの神崎川沿いはルートが怪しく道迷いに注意。

写真

10/20 7:43

杠葉尾登山口です。

10/20 7:43

水車横は2台しか駐車できませんが、東側のすぐ隣に3台程停められるスペースがあります。

10/20 8:31

曇っていて暗い植林帯を登ります。

10/20 8:33

ここだけ登山道が苔むしていました。

10/20 8:38

銚子ヶ口まで15等分されています。

10/20 8:51

レスキュー標識あり。

10/20 9:01

あっ、太陽が出てきた。

10/20 9:55

12/15辺りから自然林に変わります。

10/20 10:09

幻想的です。

10/20 10:10

もうすぐ稜線。

10/20 10:17

尾根に出ました。

10/20 10:17

ガスりまくり。

10/20 10:19

尾根を進みます。

10/20 10:19

少し紅葉。

10/20 10:22

あまり鮮やかではありません。

10/20 10:25

銚子ヶ口東峰に到着。

10/20 10:28

本峰に着きました。展望はありません。

10/20 10:39

色づき今イチ。

10/20 10:48

大峠方面へ。この辺りから標識、マーカー共に薄くなります。

10/20 10:54

奥のピークが、

10/20 11:07

西峰でした。

10/20 11:12

水舟の池はスルー

10/20 11:17

水舟の頭に到着。

10/20 11:20

相変わらずガスが濃く、時折雨もパラつきテンションだだ下がりです。

10/20 11:23

今日は晴れなさそうです。

10/20 11:23

大峠に到着。この辺りでGPSが不調、進行方向はブッシュで阻まれており、しばらくさ迷いました。

10/20 11:26

風が強く雲も低く垂れ下がります。

10/20 11:57

尾根が痩せてきました。

10/20 11:58

切れ落ちています。

10/20 12:04

色づいてはいるのですが。

10/20 12:23

色づく前に落ちてしまっている感じ。

10/20 13:14

明日下るクラシ北尾根です。ここまで痩せ尾根のアップダウンで消耗しました。

10/20 13:17

ようやくチョウシの台地に乗りました。

10/20 13:18

快適です。

10/20 13:18

葉が落ちてしまっています。

10/20 13:19

遠くにイブネが見えています。

10/20 13:20

チョウシに到着。
銚子ヶ口からチョウシは結構ハードコースでした。

10/20 13:20

右手にイブネを望みながら…

10/20 13:23

クラシへ向かいます。

10/20 13:26

あ〜極楽。

10/20 13:30

チョウシ方面を振り返ります。

10/20 13:32

例の木が見えてきました。

10/20 13:34

クラシに到着。

10/20 13:36

明日はこの尾根を下ります。

10/20 13:47

イブネ北端にも立ち寄り。

10/20 13:50

マムシ草が真っ赤です。

10/20 13:52

イブネに到着。

10/20 13:54

結構風が強いので、灌木横に決定。

10/20 14:15

設営完了。

10/20 15:57

まだ夕方の4時ですが、キムチ鍋の夕食。

10/20 16:12

夕食中に空が晴れてきました。

10/20 16:13

だんだん雲が切れていきます。

10/20 16:13

伊勢湾が見渡せます。

10/20 16:17

御在所岳、国見岳に鎌ヶ岳が正面。

10/20 16:35

日が傾いてきます。

10/20 16:35

今日のコーヒー、スタバのハウスブレンド。

10/20 16:41

暮れる山を眺めながら一服。

10/20 16:54

綿向山や竜王山方面。

10/20 17:15

日が落ちて月が登りました。

10/20 17:29

10/20 18:41

夜景がとても明るい。

10/20 18:41

御在所方面の夜景。

10/21 4:50

気温は8℃ほど

10/21 4:58

朝5時ごろ空を見上げると星がいっぱい。

10/21 5:01

今イチ綺麗に写らない

10/21 5:19

朝食は鍋の残りのうどんです。

10/21 5:25

オレンジ色に染まります。

10/21 5:37

だんだん明るくなります。

10/21 6:09

日の出を迎えました。

10/21 6:09

この日は3グループと単独が2名でした。

10/21 6:28

10/21 6:28

今朝は雨乞岳も良く見えます。

10/21 6:32

撤収完了しました。

10/21 6:33

爽やかな朝

10/21 6:35

6時半にスタートしました。

10/21 6:39

太陽で赤く染まっています。

10/21 6:42

まずクラシへ。

10/21 6:42

10/21 6:43

また来ます。

10/21 6:47

クラシ北尾根を進みます。

10/21 6:48

尾根はだんだん痩せてきます。

10/21 7:02

アップダウンが激しくなります。

10/21 7:05

クラジャンでしょうか。

10/21 7:31

所々赤テープがあります。

10/21 7:47

ピークに標識がないためどこか判りません。

10/21 7:49

尾根通しで進みます。

10/21 8:22

通り過ぎようとしたらお金峠でした。

10/21 8:49

どこがお金明神かわからず、出合まで降りてしまいました。
この先ヒロ沢出合までかなりルートが怪しかったです。

10/21 9:18

沢を渡渉して、

10/21 9:24

ヒロ沢出合に着きました。

10/21 9:28

白滝谷へは、この矢印の岩場を登ります。

10/21 9:30

どんどん高巻いて行きます。

10/21 10:06

沢沿いを下流に下ると天狗滝があるようです。

10/21 10:08

古い標識がありました。

10/21 10:23

この橋は渡れません。

10/21 10:46

ようやく白滝谷出合に到着。

10/21 10:54

沢が綺麗です。

10/21 10:54

また渡渉です。ここは靴を脱いで渡りました。

10/21 11:12

渡った先のカンバン。杠葉尾に向かいます。

10/21 11:38

ハンガーノック状態の為、途中の沢で水を補給し昼食にします。
浄水器で濾過して使用。

10/21 11:43

カレーヌードルリフィルです。
大分足にきており、食事をしても回復しません。

10/21 12:40

ようやく林道に這い上がりました。

10/21 12:40

この先で林道は終わっています。

10/21 12:40

テクテク林道を下ります。もうルーファイしなくていいのでホッとします。

10/21 12:43

林道は途中で崩れていたり、

10/21 12:43

陥没したりしています。
何の用途なのでしょうか。一台も車を見かけません。

10/21 12:45

ここから瀬戸峠に詰め上げ瀬戸峠林道の入り口にバイパスできますが、もう限界です。登れません。
林道を下ります。

10/21 12:52

愛知川が大分下を流れています。

10/21 13:06

少し沢が近づいてきました。

10/21 13:29

瀬戸峠からの林道の合流点です。当初ここに降りてくる予定でした。

10/21 13:50

1時間と10分かけて、ようやくゲートに到着。

10/21 13:51

鈴鹿10座。残るは日本コバと天狗堂です。

10/21 13:54

国道を少し戻って登山口に到着。

10/21 15:39

最後は十二坊温泉ゆららで汗を流しました。

撮影機器：

DSC-RX100 SONY

iPhone 6 Apple

SO-02J Sony

感想

ponta2gou

秋になったので恒例のテント泊にてイブネを訪問しました。

当初は東側の朝明か西側の甲津畑どちらからにしようか思案していたのですが、北から銚子ヶ岳を経由しアプローチするルートを発見。
永源寺の東にある杠葉尾登山口からアプローチし、往路は銚子ヶ口、大峠を経由しチョウシ・イブネへ、帰路はクラシ北尾根で北上しお金峠から愛知川に出て、沢沿いに白滝谷出合、瀬戸峠を経由して杠葉尾に戻る周回ルートです。

気になるのは、銚子ヶ口から先は点線ルート、クラシ北尾根から愛知川までは点線すらない完全バリエーション。事前にネットで下調べをしたのですが危険地帯もあり結構厳しそうです。単独では不安もありましたがトライしてきました。

当初、土曜日から月曜日まで晴れ予報だったのですが、土曜の朝7時半に杠葉尾登山口についたときは小雨模様。未踏ルートで雨はやだなあと思いましたが、ここまで来たら仕方ありません。明日も天気が悪ければピストンを視野に入れてスタートします。
登山口から銚子ヶ口ピークまで15等分された標識がありルートも明瞭、稜線手前までは植林帯で尾根に乗ると自然林に切り替わります。3時間程でピークに到着、ピークは東峰、本峰、中峰、西峰と別れています。
本峰までは一般登山ルートといった趣ですが、本峰から西に下り出した途端に踏み跡が薄くなり、点線ルートに入ったことを実感、ここから先はルーファイしながらの登山となります。
水舟の頭から大峠まで進んだところでGPSが不調、しばし徘徊したのち舟窪を越え、1時間程狭い尾根の急下降を繰り返しチョウシの台地に上り詰めました。
久しぶりのテン泊装備での登山に疲労困憊、明日の行程も思いやられます。

登りの最中に雨は止んだのですが、終始ガスと突風が吹き抜けており、イブネで灌木を背後にテントを設営しやっと一息つけました。
周囲を散策してみると、紅葉してはいるのですが、風のせいか色づいた葉っぱが既に落葉しており、緑と紅葉が入り混じっている感じで今ひとつです。
甲津畑から来られた方は途中紅葉が綺麗だったと言われていたため、イブネには少し来るのが遅かったのかもしれません。

早めの夕食後には徐々に雲が切れ空が明るくなってきました。明日は晴れそうでよかった。ラジオを聴きながら軽く日本酒を飲んで夜10時ごろ就寝しました。

翌朝5時ごろ目覚め空を見上げると満点の星空、今日は天気良さそうです。
6時半に撤収を済ませクラシに向かいます。昨晩は3グループと自分を入れ単独2名で12張ほどのテントがありました。

北尾根は下り始めは良いものの、すぐに急な崖や狭路となりルーファイしながらの登下降は神経を使います。ピークに標識もないためどこを通過しているのか判りにくいのですが、かなりの急下降が一か所あり、ここがおそらくクラジャンかなと感じました。スタートから二時間ほどでお金峠に到着、沢に下降を開始しますが気が付くとお金出合の標識、いつの間にかお金明神はスルーしてしまいました。

ここからは愛知川沿いに踏み跡が薄い中、若干迷いながらヒロ沢出合に。対岸に渡渉し白滝谷に向けて沢沿いをかなり高巻き、白滝谷出合に着いた時点ではもうヘロヘロです。沢で大休止した後対岸に渡渉し瀬戸峠に向かいます。
途中の支沢で昼前だったので軽く昼食を兼ねて休憩、最後の昇りをこなして林道末端に到達しました。
林道途中で風越谷の瀬戸峠入り口に向けてのショートカットの昇りもあったのですが、もう登る体力は残っておらず、ひたすら林道を下って14時前に登山口に戻りました。CT大幅遅れの7時間もかかりました。

約一か月ぶりでテン泊装備での登山のせいか二日目はかなりキツかったです。イブネでは複数人の方とお会いしたものの、往路では誰とも出会わず、帰路の沢の高巻き途中で1名の方とすれ違っただけで、点線ルートを実感しました。
単独でのバリエーションルートは、入念な下調べとルーファイ能力や体力面の向上等準備の大事さを思い知らされました。
でもやっぱり紅葉時期はテン泊でのんびりゆっくりするのがイイですね。

おわり

コメント

たけにゃん

大変お疲れ様ですー
早速いかれましたか！
難ルートですね(-_-;)
ウインナー入キムチ鍋、懐かしかー

ponta2gou

Re: 大変お疲れ様ですー
ひどい筋肉痛です。(*_*)
体力不足を実感しました。