記録ID: 1625726
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無雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波
皇海山【庚申山 鋸山 六林班峠】
2018年10月20日(土) ~
2018年10月21日(日)
体力度
9
2~3泊以上が適当
- GPS
- 17:21
- 距離
- 34.1km
- 登り
- 3,123m
- 下り
- 3,118m
コースタイム
1日目
- 山行
- 4:15
- 休憩
- 0:39
- 合計
- 4:54
2日目
- 山行
- 9:33
- 休憩
- 2:08
- 合計
- 11:41
16:55
ゴール地点
天候 | 一日目:曇りのち雨、霧 二日目:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
無料 少し先にも駐車スペースありました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
○銀山平展望台 急坂、展望イマイチ、時間のある人向け ○林道 泥濘み等ありますが問題なし ○登山口〜庚申山荘 一般的な登山道 ○お山巡りコース ハシゴ、クサリ、鎖梯子、ロープ、吊り橋などのアスレチックコース ○庚申山荘〜庚申山 ハシゴ、クサリなど有り、お山巡りコースに似ている ○鋸十一峰 クサリ、ロープ、アルミ梯子なとがある。背丈ほどの藪漕ぎもあり ○鋸山〜不動沢コル 急坂、ロープあり ○不動沢コル〜皇海山 突如、登山者が増える、急坂あるも一般的な登山道 ○鋸山〜六林班峠 中盤に背丈ほどの藪漕ぎあり。踏み跡はクッキリしているが、左右からクマザサが覆いかぶさってくるパターンです。この手の藪漕ぎはこの先もしばしばありました。 踏み跡に覆いかぶさったり、横断するように電信柱以上の太さの倒木が多数あって、踏み跡が撹乱されています。(私も女山手前で踏み跡をロストして、右往左往してしまいました。尾根筋を読んで、強引にササを掻き分けて進み、明瞭な踏み跡に合流できましたが、この手のササの折りグセが道を惑わせているのだと思いました。) ○六林班峠〜庚申山荘 沢を渡るところが、12箇所ほど有り。私も含めて多くのレコで、数が曖昧なのは水が枯れているところがあったり、沢なのか谷なのか判断がつかなかったりして、沢と認定する箇所が不明確だからです。 水場は二番目と三番目の沢が水量が多く、美味しそうな水を汲むことができます。 道が崩落しているところや倒木があるところ、斜面が切れ落ちているところには注意が必要で、全体の五分の一くらいの感覚でありました。危険箇所は注意して通過しますが、何気ない所でも気を抜くと踏み抜きます。(私も三回ほど踏み抜きヒヤッとしました。長い距離を歩くので、誰しも実際に起こり得ると思います。) ○天下の見晴らし 庚申山や周囲の山が一望できます。 ○おまけ SoftBank電波 庚申山荘○ 鋸山✖️ 六林班峠○ |
その他周辺情報 | 国民宿舎かじか荘で庚申山荘の利用申込みをする。2050円 日帰り入浴610円 10月第3土日は庚申山秋祭りです。 庚申山荘にある猿田彦神社で神事を行うため、地元の方々や信者(広義の庚申講)さんも庚申山荘を利用します。 |
写真
感想
比較的近場の百名山なので、当初は軽い気持ちで不動沢ルートから登る山と思っていましたが、悪路を走行しなければならない所や、眺望もなく百名山の中でも地味な山だとか、調べれば調べるほど縁遠くなっていきました。
しかし本来は、皇海山は庚申山や鋸山を一体として捉え、栃木側から登ることに意義がある山であることが解ると、フツフツとこのクラシックルートに挑戦したい気持ちが湧いてきました。ここ数週間は皇海山のことばかり考えて、研究や準備を進めていました。なかなか日程や天候が合わず今年は無理かなぁ〜なんて考えていたんですが、思い切って決行してみるとこにしました。
計画にあたり不安要素は、多くのレコやブログに記されている、鋸十一峰の鎖場と六林班峠からのトラバース道でした。実際危険なところや、迷うところはありましたが、比較的に時間に余裕があったことや、天候に恵まれていて登山道のコンディションが良かったこともあり、冷静に対処することができました。逆を言うと時間に余裕のない場合や、天候が怪しい場合はやめておいたほうが無難かと思います。とにかく長く長く険しい道です。
山行の困難さと達成感は比例すること、計画と準備の大切さを改めて認識することができました。
最後までお読み頂きありがとうございました。
百名山 七座目です。
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