谷川岳(巌剛新道から天神平へ)
- GPS
- 06:43
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 1,370m
- 下り
- 784m
コースタイム
- 山行
- 5:51
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 6:41
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
帰り)天神平⇒谷川岳ロープウェイ、→上毛高原駅(関越交通バス)、⇒〈上越新幹線〉 |
コース状況/ 危険箇所等 |
巌剛新道上部は岩場の急登が連続し、北面で湿っていて滑りやすい箇所がある。 西黒尾根合流後の岩場は乾いているが、長年踏まれツルツルになっている箇所がある。 |
写真
感想
この秋初めてと思われる秋晴れピーカン予報、矢も楯もたまらずに谷川岳にでかけた。
三大急登の西黒尾根からとも思ったが、マチガ沢の眺め見たさに西黒尾根の山腹を巻く巌剛新道を登ることにした。下りはバス時間から天神平からロープウェイ利用とする。
予報通り天気は上々、月曜日に関わらず上毛高原駅からのバスは途中で積み残しがでる満杯状態。土合口のロープウェイ駅では女子トイレは長蛇の列とまさに紅葉シーズン盛りだ。
まずは西黒尾根登山口を横目で見て車道を行く。マチガ沢出合に着くと目の前にドーンとした谷川岳が、紅葉の上に迫力の岩峰が乗る素晴らしい景観に圧倒される。
気を引き締めて巌剛新道に分け入る。最初は沢沿いの気持ちの良い道、やがて急登の山道に入ると、色付いた木々の間から岩峰が見えてくる。振り返ると対岸に白毛門などの山稜が浮かび、何かワクワクする展開だ。
そして第一見晴の展望所で一息つくと、そこからマチガ沢上部と谷川岳岩峰の秋色に染まる圧巻の眺望が見られる。
しかし、本番はここから、ガレ沢の頭(ラクダのコル)まで岩場の急登が続き、少々ハードでしんどいが山登りの醍醐味は十分に味わえる。
西黒尾根に出合うガレ沢の頭でお昼をとり、頂上を目指す。岩また岩の道、中でも氷河が削った1枚岩が印象に残る。
積石の上の鉄の道標に来れば頂上までもう一息。だが、あと一歩が結構つらい。
谷川岳は大展望の山。トマの耳、オキの耳の両耳峰はそれぞれ微妙に違うパノラマ眺望が楽しめる。谷川連峰と見なせる周辺山々のほか、越後、尾瀬、上州の山々など全く飽きることのない眺めだ。しかし、頂上は結構混雑し、そうそう長居はできない。
肩の小屋経由で天神尾根を下る。天神平はすぐそこに見えるが、なかなか近づかない感じだ。でも振り返ると谷川岳はもう遠くに感じる。
天神平で谷川岳に最後のあいさつをしてゴンドラリフトに乗り込んだ。
絶好の天気で展望と紅葉を楽しみ、歩いたと実感できる充実した山行になったと思う。
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