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Yamareco

記録ID: 1627081
全員に公開
ハイキング
妙高・戸隠・雨飾

スリル満載の戸隠山と滝と秘湯の燕温泉

2018年10月20日(土) ~ 2018年10月22日(月)
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GPS
56:00
距離
10.6km
登り
921m
下り
926m

コースタイム

1日目
山行
7:00
休憩
1:20
合計
8:20
6:50
6:50
20
7:10
7:20
90
8:50
9:00
20
9:20
9:30
10
9:40
10:00
10
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10:20
40
11:00
11:00
70
12:10
12:10
20
12:30
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20
12:50
13:00
80
14:20
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10
14:30
14:40
0
14:40
14:40
30
15:10
ゴール地点
時間は記憶の中でのことなので正確ではありませんが、500枚以上撮影していたので普通よりも少し遅めになっているかと思います。
天候 20日 曇り時々雨、21・22日 晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自家用車
奥社入口駐車場は有料で1回600円。
無料がいいなら戸隠キャンプ場前に登山者用の駐車場があります。
コース状況/
危険箇所等
各登山口に登山者カード記入台設置。
落ち葉に隠れた浮石に注意することと危険個所を通過しても油断しないこと
その他周辺情報 近くの温泉は日帰り専門の戸隠神告げ温泉が中社近くにある。
苗名滝は紅葉見頃
苗名滝は紅葉見頃
吊り橋からの苗名滝
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吊り橋からの苗名滝
燕温泉一帯は黄色が多めだがこれもまた綺麗
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燕温泉一帯は黄色が多めだがこれもまた綺麗
そうめん滝は温泉街からすぐ
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そうめん滝は温泉街からすぐ
正面の谷が惣滝方面で橋の左手を進むと河原の湯がある
正面の谷が惣滝方面で橋の左手を進むと河原の湯がある
橋の下に蜂の巣があったけど蜂は見かけなかった
橋の下に蜂の巣があったけど蜂は見かけなかった
惣滝へ向かう途中の紅葉
惣滝へ向かう途中の紅葉
惣滝は落差80m
土嚢で堰きとめた完全な野湯
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土嚢で堰きとめた完全な野湯
燕温泉の朝焼け
河原の湯は入浴者がいたので写らない位置から
河原の湯は入浴者がいたので写らない位置から
朝日で輝く黄金の湯も無料で入れる
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朝日で輝く黄金の湯も無料で入れる
黄金の湯近くからの妙高山
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黄金の湯近くからの妙高山
紅葉見頃の惣滝遠望
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紅葉見頃の惣滝遠望
いもり池からの妙高山はてっぺんだけが雲に隠れてしまった
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いもり池からの妙高山はてっぺんだけが雲に隠れてしまった
早朝の幻想的な鏡池
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早朝の幻想的な鏡池
誰もいない奥社入口からスタート!
誰もいない奥社入口からスタート!
随身門周辺は巨大な杉が左右に林立し荘厳な雰囲気
随身門周辺は巨大な杉が左右に林立し荘厳な雰囲気
奥社と戸隠連峰の稜線
奥社と戸隠連峰の稜線
いきなりの急登だがブナの黄葉が元気をくれる
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いきなりの急登だがブナの黄葉が元気をくれる
あの稜線を歩くと思うとちょっとゾッとする
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あの稜線を歩くと思うとちょっとゾッとする
大きな岩が見えてきたらいよいよ核心部へ突入!
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大きな岩が見えてきたらいよいよ核心部へ突入!
百間長屋
鎖場も出始めるがホールドしやすい石のでっぱりがあるのでそう難しくはない
鎖場も出始めるがホールドしやすい石のでっぱりがあるのでそう難しくはない
北アルプスを遠望すると白くなってる!
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北アルプスを遠望すると白くなってる!
鎖場前からの西岳方面の展望
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鎖場前からの西岳方面の展望
写真からだとあまり伝わらないが結構な急角度の斜面を登っていく
写真からだとあまり伝わらないが結構な急角度の斜面を登っていく
核心部直下の胸突岩はほぼ直角に近いので慎重に登る
核心部直下の胸突岩はほぼ直角に近いので慎重に登る
いよいよ蟻の塔渡りへ
いよいよ蟻の塔渡りへ
蟻の塔渡りからの眺めは素晴らしいが決してキョロキョロしてはいけない!
蟻の塔渡りからの眺めは素晴らしいが決してキョロキョロしてはいけない!
蟻の塔渡りはこんな感じで高度感さえ気にしなければふつうに歩いて進めますが、足を踏み外すと完全にアウトなので慎重に。
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蟻の塔渡りはこんな感じで高度感さえ気にしなければふつうに歩いて進めますが、足を踏み外すと完全にアウトなので慎重に。
エスケープルートもえげつない高度感
エスケープルートもえげつない高度感
飯縄山と紅葉最盛期の奥社と杉並木がよく分かる
飯縄山と紅葉最盛期の奥社と杉並木がよく分かる
蟻の塔渡りを振り返る
蟻の塔渡りを振り返る
西岳周辺の紅葉もピークに!
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西岳周辺の紅葉もピークに!
高妻山の麓の紅葉が素晴らしいです!
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高妻山の麓の紅葉が素晴らしいです!
紅葉をアップで
ここから見ると蟻の塔渡りはナイフリッジのよう
ここから見ると蟻の塔渡りはナイフリッジのよう
戸隠山山頂からは高妻山の眺めが抜群!
戸隠山山頂からは高妻山の眺めが抜群!
岩の上でドローンを飛ばしている人がいた!
岩の上でドローンを飛ばしている人がいた!
蟻の塔渡りと北アルプス
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蟻の塔渡りと北アルプス
奥社と杉並木がよく見えます
奥社と杉並木がよく見えます
このような絶壁がいくつも出てきます
このような絶壁がいくつも出てきます
黒姫山に続く紅葉
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黒姫山に続く紅葉
岩山の緑と周囲の紅葉が美しい
岩山の緑と周囲の紅葉が美しい
一不動避難小屋に到着したら後は一気に下ります
一不動避難小屋に到着したら後は一気に下ります
沢沿いを下っていく
沢沿いを下っていく
滑滝を下りていきます
滑滝を下りていきます
見上げると飛行機雲と紅葉が美しい
見上げると飛行機雲と紅葉が美しい
アルファベットのようになった飛行機雲
アルファベットのようになった飛行機雲
牧場に下りてきたら奥社入口まで遊歩道で戻ります
牧場に下りてきたら奥社入口まで遊歩道で戻ります

感想

9月は台風が多くて行く先々で雨に泣かされた山旅が多かったのですが、週間天気で晴れの予報が出たのを見てチャンスと思い休日に1日プラスして妙高燕温泉と戸隠山に行ってきました。
初日は直前に天候が悪化し曇り時々雨で、「またか・・・」と落胆したのですが、紅葉は素晴らしいし明日以降は晴れとの予報に心躍らせ妙高山南側の苗名滝へ向かいます。
山にはガスがかかっていますが紅葉はなかなかのもので水量もあり来てよかったと思える滝でした。
帰り際に雨が降り出してきたので体も冷えてきたのできのこ蕎麦を食べて温泉に向かいます。
赤倉温泉に立ち寄り入浴をしてそのまま燕温泉までやってきました。
ここは温泉好きなら誰しも入りたくなる雰囲気抜群の無料露天風呂が2ヶ所あり、休日の紅葉ピークだけあって多くの観光客も訪れており山の中の秘湯は大賑わいでした。
有名な2ヶ所の露天風呂が駄目ならあまり人の来ない野湯へ行くしかないと夕暮れも近づいてきましたが向かうことにしました。
そう遠くはないのであっさりと着きましたが肝心の湯が溜まっておらず土嚢で湯を塞いだらあっという間に即席の湯船になりました。
自然に湧き出した湯だまりなので下は泥状だったり浅かったり浮遊物も凄いのですが、温泉好きにはこれもまた味わい深い一湯なのです。
満足して帰路に着き翌日の朝に両方の露天風呂にも入って大満足で燕温泉を後にします。
自身でも気付いていたのですが、燕温泉は硫化水素濃度が結構あるようで体に匂いが染みつきます。着ていた服にもしっかりとついて1回の洗濯では落ちないほどです。
この匂いが好きな人にとっては極楽気分なのですが、苦手な人には「くっさ〜!」となってしまうでしょうね。
次なる目的地は戸隠で、戸隠神社や鏡池に言わずと知れた戸隠蕎麦など観光地として有名なので多少の混雑は見越していましたが、予想以上で道の規制により戸隠神社中社と蕎麦だけ食べて宿に向かいます。
戸隠登山の当日、天気は晴れで絶好の登山日和になりそうだったので前日行けなかった鏡池へ行くと、平日の早朝にも関わらず駐車場は一杯で路駐もたくさんという状況でした。
幻想的な素晴らしい風景でしたがさっと撮影を済まして奥社入口から登山開始です。
奥社からいきなり急登が始まりますが、距離は大したことないので見頃となった紅葉の中をゆっくり登っていきます。
暫くして稜線に出ると、ここから鎖場が姿を現わしますがまだまだ序の口といった感じでどんどん高度を稼ぎます。
何度かの鎖場を経て核心部の最初の難関胸突岩が目の前に聳え立ちます。
正に見上げるといった角度で鎖がついているとはいえ完全にロッククライミングの世界です。岩に取りつく前に気合を注入して一気に登ります。
そして一難去ってまた一難、いよいよ有名な蟻の塔渡りと剣の刃渡りが山頂と共に姿を現わします。
ザイルをつけて慎重に渡る人もいれば私のようにそのまま歩いて行く人もいますが、この高度感と何とも言えないスリルは渡った後の達成感と共に強く残りました。
また、ここから見える景色は素晴らしく、北アルプスに浅間山、目の前に飯縄山や高妻山など特徴的な山々が連なり、紅葉も抜群の美しさでした。
展望の良さについ長居して予定よりも遅れてしまい、少しペースを上げたらなんでもない土の下りで滑ってしまい擦り傷とあざになってしまいました。よくある難所を通過して油断した所にくる失敗です。
この靴もそろそろ買い替えだなと靴のせいにして歩いていたら2度目のスリップ・・・。反省です。
九頭竜山を越えた頃にエネルギーが切れてきたので少し広くなっている場所で昼食を取ります。気取ってパスタにしましたが足りなかったのでラーメンも食べて一気に体力ゲージも戻り遅れを取り戻すために尾根のアップダウンを繰り返します。
一不動で少し時間を取り戻し後は一気に下ります。沢沿いをひたすら下りて途中に滑滝の脇を下りたりとやはり戸隠山はどのコースも面白いです。
傾斜も緩やかな道になってくると牧場は近いです。牧場では誘惑に負けてソフトクリームを食べましたが疲れた体に沁みわたりました。キャンプ場を抜けて遊歩道を黙々と歩いて奥社入口まで戻り無事にほぼ予定通り戻ることができました。
素晴らしい紅葉と変化とスリルのある戸隠山は最高の思い出となりました。

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