白山（錦繡で彩られる平瀬道）

2018年10月21日(日) [日帰り]

• GPS: 06:49
• 距離: 17.5km
• 登り: 1,605m
• 下り: 1,598m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:59
• 休憩: 0:48
• 合計: 6:47

7:01 大白川登山口
8:28 8:28 大倉山
8:33 8:33 大倉山避難小屋
9:44 9:44 平瀬道・展望歩道分岐
9:53 9:54 白山室堂
10:18 10:47 白山
11:04 11:05 翠ヶ池
11:13 11:13 お池めぐり分岐
11:35 11:52 白山室堂
11:59 11:59 平瀬道・展望歩道分岐
12:36 12:36 大倉山避難小屋
12:39 12:39 大倉山
13:47 13:47 大白川登山口
13:48 ゴール地点

◆過去の白山
・2018年9月
　https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1575076.html
・2018年7月
　https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1525587.html
・2018年6月
　https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1501171.html
・2017年10月
　https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1289647.html
・2017年7月
　https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1204963.html
・2017年6月
　https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1179602.html
・2016年11月
　https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1006740.html
・2016年9月
　https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-966505.html
・2016年7月
　https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-928789.html
・2016年6月
　https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-901241.html
・2015年10月
　https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-745580.html
・2013年6月
　https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1183271.html

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

大白川登山口駐車場を利用

その他周辺情報

大白川温泉 しらみずの湯（岐阜県大野郡白川村平瀬：600円）
http://hidahakusan.jp/spa/

写真

10/21 6:58

白水湖畔の大白川登山口から伸びる平瀬道。ゲートをくぐって歩き始めると、

10/21 7:01

いきなりの迫力で迫るブナ林の黄葉に圧倒されます。

10/21 7:04

丸木階段の道を辿って進む道は、右を向いても黄葉、

10/21 7:05

左を向いても黄葉。カエデの紅葉がアクセントを添え、朝の光を浴びて神々しく輝く様子は得も言われぬ美しさ。

10/21 7:07

黄葉越しに白水湖の湖面を見下ろします。

10/21 7:10

頭上を覆い尽くすように広がる黄緑から橙色にかけてのグラデーション。

10/21 7:15

随所で繰り広げられるカエデとブナの競演に目を奪われて、

10/21 7:27

見上げてばかりいるのでなかなかペースが上がりません。

10/21 7:33

こちらは赤から黄への華麗なグラデーション。

10/21 7:38

青空をバックに鮮やかな対比を見せてくれます。大白川登山口から2km地点まで続く紅葉・黄葉のトンネルを抜けると、

10/21 7:52

視界が開け始め、ダケカンバの黄葉越しに稜線が見えてきます。

10/21 7:52

足下の笹原の合間にはコガネギクがちらほら。

10/21 8:16

先に進むと、目指す御前峰と剣ヶ峰を視界に捉えます。

10/21 8:36

大倉山を通過して緩く下ると、ほどなく大倉山避難小屋に達し、ここでひと息つきます。

10/21 8:54

ほとんどのナナカマドは赤い実を残すばかりですが、こちらは名残りの紅葉が青空に映えます。

10/21 9:12

ジグザグを切りながら登り返していくと、こちらのふわふわ綿毛は秋の装いのマルバダケブキでしょうか？

10/21 9:15

ヤマハハコは未だ現役。

10/21 9:16

アザミはドライフラワー。

10/21 9:19

カンクラ雪渓を目の前にすると、

10/21 9:23

ガレ場の縁を辿って、今にも崩れ落ちそうな階段道を振り返ります。

10/21 9:31

ナナカマドの実に飾られる丸木階段の道を登っていきます。

10/21 9:40

足下にはイワカガミの草紅葉。

10/21 9:45

傾斜が落ち着き、ハイマツの中を進むと賽の河原で展望歩道と合流します。

10/21 9:56

さらにひと歩きで室堂平に達し、白山奥宮祈祷殿の社殿越しに御前峰を見定めます。ここで休むことなく御前峰を目指し、

10/21 10:23

つづら折りの石敷の道を登り切り、御前峰の頂上に到着します。晴れ渡った青空が広がり、眺めは申し分なし。

10/21 10:26

大汝峰と剣ヶ峰の彼方には、緩やかに弧を描く日本海の海岸線が見通せ、

10/21 10:29

振り返れば、室堂平と彼方の別山を眺めます。

10/21 10:33

東端に移動し、北アルプスの山並みを眺めます。

10/21 10:35

三方崩山の彼方に連なる北アルプスの山並みに目を凝らすと、

10/21 10:36

槍ヶ岳・穂高連峰や、

10/21 10:36

剱岳・立山連峰が見て取れ、

10/21 10:36

右手には御嶽山が超然とそびえ立ちます。

10/21 10:52

御前峰頂上からの眺めを楽しんだらこの後はお池巡りへ。北側斜面はうっすらと着雪し、白く染まります。ガレた道を下って、

10/21 11:01

紺屋ヶ池に降り立ちます。

10/21 11:08

続いて翠ヶ池へ。透き通るようなセルリアンブルーの湖面が印象的で、彼方では北アルプスの稜線が遠巻きにして見守ります。

10/21 11:14

血の池は半ば凍り付き、湖面には年輪のような縞縞模様が刻まれています。

10/21 11:17

千蛇ヶ池は今なお残雪豊富。おろちさんもこのまま雪に封じ込められることになるのでしょうか。

10/21 11:25

この先は短縮コースに進み、ハイマツ越しに室堂平を眺めながら緩やかに下ります。

10/21 11:27

ネバリノギランの草紅葉。室堂平に達すると、今期の営業が終了したビジターセンターの建物の陰で、少し早めのお昼の時間を済ませ、

10/21 12:09

帰路も平瀬道へ。ナナカマドの実越しに北アルプスの稜線を眺めながら階段道を下ります。

10/21 12:57

快調に下っていくと、節くれだったダケカンバ越しに見えてくるのは、白水湖になだれ落ちるように広がる錦繡の絨毯。

10/21 13:17

そして紅葉・黄葉の中へ。

10/21 13:24

ブナとナナカマドの競演、

10/21 13:26

金茶色、煉瓦色、橙色など様々な装いをした木々を仰ぎ見ながら進みます。

10/21 13:26

カエデの色見本。

10/21 13:30

色づく木々は午後の眩しい光を反射して、朝の光を浴びる姿とはまた違った表情を見せてくれます。

10/21 13:38

全景を黄葉に包まれて、溜息をつくほどの眺め。

10/21 13:41

キャンバスに絵具をぶちまけたかのようにカラフル。

10/21 13:46

白水湖の湖面を、紅葉と黄葉の額縁で切り取ります。

10/21 14:13

紅葉・黄葉見物を堪能して、白水湖畔に帰り着きます。

撮影機器：

PowerShot S120 CANON

iPhone 5s Apple

装備

個人装備

ぶらさげリラックマ

感想

anappleaday

　今年4回目となる白山は平瀬道から登ります。大白川登山口から2km地点にかけては、紅葉・黄葉の眺めが素晴らしく、朝の光を浴びて神々しく輝く様子は得も言われぬ美しさ。他方、御前峰に登り着くと、北側斜面は着雪して初冬の雰囲気。お池巡りコースでは翠ヶ池のセルリアンブルーの湖面に目を奪われます。帰路は来た道を引き返しますが、午後の日差しを反射して、朝とはまた違った表情を見せる紅葉・黄葉に魅了されました。