2012年登り初めは三ツ峠山
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- GPS
- --:--
- 距離
- 14.0km
- 登り
- 1,366m
- 下り
- 1,140m
コースタイム
9:05 いこいの森
9:30 達磨石
10:10 股のぞき
10:30 馬返し
11:20 八十八大師
12:30 三ツ峠山頂(開運山)
12:45
13:00 四季楽園
<お昼ご飯>
13:55
14:15 木無山
15:20 送電線鉄塔
16:35 天井山
16:40 カチカチ山ロープウェイ富士見台駅
天候 | 晴れ、時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
山頂に小屋は2つあり 四季楽園:トイレ200円 外の休憩所使用料100円 三ツ峠山荘 カチカチ山ロープウェイ片道 400円 河口湖循環レトロバス 210円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
八十八大師と頂上の間の木の橋が凍っています。 アイゼンが必要です。※わずか5mほどでしたが。 |
写真
感想
2012年の登り初めの山はどこがいいかなぁ、やっぱり富士山が見える山がいいなぁと思って来週を予定していました。
それが、フォロワーさんから三ツ峠山のお誘いがあり、「おお!富士山じゃん」ということで即決しました。
「三ツ峠山」
峠なのか、山なのか、面白い山名です。
山梨県の河口湖の近く、富士山の正面に位置しています。
開運山、木無山、御巣鷹山の三山を合わせて三ツ峠山というようですが、一般的には最高峰の開運山(1785.2m)を三ツ峠山の山頂とされるよう。
富士山の展望台の山として有名です。
また、南面に屏風岩と呼ばれる高い岩壁があり、ロッククライミングの練習場所としても知られています。
開運山って、縁起がいい名前ですよね。
数年前に北側の御坂峠のほうから往復したことがあったのですが、このときは天気が生憎で、富士山は見えず。
冬に行けば、お天気に恵まれることが多いので、期待できます。
コースは富士急の三つ峠駅から山頂へ向かい、尾根伝いに河口湖駅へ下りる計画。
メンバーは4人です。
自分の場合、始発に乗っても三つ峠駅の最速の到着時刻は7時50分。
この時間を集合時間にしてもらいました。
三つ峠駅からしばらく車道歩きが続きます。
1時間ほど歩くと、広い公園に出合い、ここに駐車場とトイレがあります。
そこからもうちょっと歩くと、登山道が始まり、達磨石という岩があります。
登山道はそれほど急ではなく歩きやすい。
ただ、木に囲まれ展望がないのでちょっと単調かも。
でも、ときおり開けた場所に出て、視界に富士山が飛び込んできます。
面白いのが「股のぞき」。
天の橋立みたいに自分の股から覗くのかと思ったら、そうではなくて、二股に分かれた木の幹の間から覗くみたいです。
うん、富士山が見える。
しばらくはジグザクの登りが続き、登りきったあたりに現れるのが「八十八大師」。
ずらーっとお地蔵さんが並んでいます。※全部で81体あるみたいです。
薄暗いところで見たら不気味だろうなぁ。
でも、お地蔵さんの表情は穏やか。
すべて表情が違うらしいです。
ここから屏風岩を回り込んで頂上へ向かうのですが、ここで大きな難関が。
一応、この山を登る前に情報を収集していて、木の橋が凍りついていてアイゼンがないと通過困難であるということ。
ということで、今回、みんなちゃんとアイゼンを持ってきていました。
ちょっと歩くと、おお!出てきました。木の橋です。
でも、一部が凍っているだけで、凍っていないところを慎重に歩けば問題なし。
みんな「なんだ、大したことないな。氷が融けたんだな」と安心して、先へ進んだのですが、次に現れた木の橋を見てビックリ!
橋が氷で真っ白になっています。
う〜ん、これは厳しい。
橋の長さは5mほどなんですが、橋の下は崖で、もし足を滑らせたら、そのまま落ちて行きそう。
ということで、たった5mですが、みんなアイゼン着用。
アイゼンがあればそれほど問題ではないです。
軽アイゼンでも充分です。
アイゼンを付けて、外すのに10分ほど時間をロスってしまいましたが、賢明な判断でした。
そして、屏風岩を右手にして回り込んでいきます。
今日はロッククライミングをしている人はいませんでした。
それにしても、高い岩壁だ。
ここをガッシガッシ登っていけたら楽しいだろうなぁ。
ロッククライミングも始めたい。
屏風岩を超えると階段の急な登りが続き、ここを登り切ると山小屋である「四季楽園」に至ります。
ここから頂上まで15分ほど。
富士山がきれいに見えるうちに、ということで急いで頂上に登りましたが、富士山は雲に隠れてました。
風が結構強そうで、雲が富士山の姿を隠したり、見せたり。
まぁ、途中できれいな富士山が見えたからいいか、ということで別のところに目を向けると、南アルプスや八ヶ岳がきれい。
南アルプスは北側の山はほとんど登ったんだよなぁ。
ちょっと誇らしい気分。
鳳凰三山(地蔵岳・観音岳・薬師岳)、白峰三山(北岳、間ノ岳、農鳥岳)、仙丈ケ岳、甲斐駒ケ岳
頂上で時間を過ごした後、四季楽園に戻ってお昼ご飯。
温度計を見ると、マイナス2℃。
なかなか寒いです。
日が当たるとちょっと暖かいのですが。
ここで帰りのルートの確認をして、靴紐を結びなおして河口湖へ。
午後から雲が取れたようで、富士山はずっときれいでした。
帰りは尾根沿いに下っていきます。
ずっと富士山を正面に、河口湖を右手に見ながら下っていきます。
これがちょっと距離が長いので、思いのほか骨が折れました。
日没が迫ってきたので、最後はロープウェイで下りてきて、循環レトロパスで河口湖駅へ。
ロープウェイ片道400円
循環レトロバス 210円
自分としてはペースがゆっくりだったので、それほどしんどくなかった。
河口湖への下りは距離がながかったなぁ。
でも、でっかい富士山を何度も見て、かなり満足。
ちょっとありがたみが失われてしまったかも。
また天気がいい日に登りたい。
帰りは富士急行の「フジサン特急」に乗って大月まで。
ロマンスカーみたいなカッコいい電車です。
座席もゆったり。
このまま新宿まで帰りたかった。でも大月までです。
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