秋の八紘嶺

2018年10月24日(水) [日帰り]

• GPS: 04:50
• 距離: 4.6km
• 登り: 660m
• 下り: 655m

コースタイム

　07：30　安倍峠八紘嶺登山口⇒　08：15　富士見台⇒　
09：45　八紘嶺　10：30⇒　12：20　安倍峠八紘嶺登山口

天候

時々晴〜晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

新東名高速道路 新静岡IC〜　静岡県県道27号線（井川湖御幸線）〜　
静岡県県道29号線（梅ヶ島街道）〜　梅ヶ島温泉〜　
梅ヶ島林道〜　安倍峠手前八紘嶺登山口駐車場
全線舗装道路
駐車場にはトイレなどの施設はありません。　
登山届は登山口のポストに投函。

コース状況／危険箇所等

　梅ヶ島林道安倍峠手前車道から左手側の八紘嶺登山口から北に延びる急な尾根に取り付きました。
　紅葉は見頃を迎えているようで登るにつれ黄色や紅色の彩りが増してくる山の秋を感じながら登って行きました。
　大きな木が根元から折れたり根こそぎ倒れたり、今年来襲したの台風24号の強風の被害が見られました。
　尾根を登り切ると安倍峠から八紘嶺に続く尾根「富士見台」に出ました。
　枝の間からは富士山が見え北側は切れ落ちた細尾根でした。
　急登や巻き道を通過して1881mのピークを過ぎるといったんコルに下がり、再びひと登りすると気持ち良い展望が開けた笹原に出ました。
　冬枯れの木々の向に紅色や黄色 緑に染まった山が目の前に見えてきました。
　振り向くと安倍峠から東に続く大光山から十枚山と続く真富士山方面へ連なる山々が見えました。
　八紘嶺山頂は樹木に囲まれ狭く北へ進めば七面山、西へ進むと大谷嶺に続く分岐点になっていました。
　早いお昼を食べ、来た道を戻り安倍峠手前八紘嶺登山口駐車場に戻りました。

その他周辺情報

黄金の湯
入浴料金　一日700円　1時間400円

写真

10/24 7:51

梅ヶ島林道 安倍峠手前八紘嶺登山口。
駐車場から50m程車道を進んだ左手側に登山口がありました。
案内板の支柱に付けてある登山ポストに登山届を投函。林道は安倍峠を越え身延に続いているようです。

10/24 7:52

登山口の説明板

10/24 7:54

登山道入口付近 （標高約1300m）の紅葉はこれからのようでした。

10/24 8:06

これから向かう1881mのピークが樹間の向こうに見えました。

10/24 8:20

右手側に整備された人工林。

10/24 8:20

少し登っただけで彩りが変わってきました。

10/24 8:22

24号台風の強風で根元から折れたブナの木。

10/24 8:30

安倍峠から八紘嶺に続く尾根に出ました。

10/24 8:31

富士見台より富士山。

10/24 8:31

富士見台は北側が切れ落ちた細尾根でした。
崩壊地が回復してきたような北側の急斜面。

10/24 8:31

北側の急斜面の黄葉。

10/24 8:40

秋色に染まる稜線をのんびりと登りました。

10/24 8:40

以外と細尾根なので油断は禁物。

10/24 8:43

今度は尾根をトラバースするように登って行きました。

10/24 8:50

下がりのトラバースは転倒による滑落に要注意。

10/24 8:51

今度は登り。

10/24 9:09

稜線に上がり一安心。

10/24 9:12

空が開け明るい笹原に出ました。

10/24 9:26

1881mのピーク付近。
紅や黄色 緑をちりばめた山が目の前に。

10/24 9:26

冬枯れの密林。

10/24 9:32

1881mのピークからコルへ。

10/24 9:32

山稜の秋を満喫。

10/24 9:38

枯れた針葉樹。

10/24 9:43

青空を仰ぐカエデとダケカンバ。

10/24 9:53

展望が開けた笹原。

10/24 9:53

ここを登り切ると八紘嶺の山頂。

10/24 9:55

振り返ると通過してきたピーク。

10/24 9:59

熊？　日本鹿による食害。

10/24 10:00

紅葉。

10/24 10:03

八紘嶺山頂。

10/24 10:03

八紘嶺山頂　標高　1918.1m　三等三角点埋設。
大谷嶺　七面山分岐点。

10/24 10:06

山頂は広葉樹に囲まれ展望は期待できません。
冬枯れの樹間から安倍奥の山々が見えました。
ダケカンバの幹とナナカマドの赤い実。

10/24 11:14

山頂から戻る途中から狭い谷間の空地に梅ヶ島の集落。

10/24 11:14

八紘嶺山頂から下がり1881mのピークに登り返す。

10/24 11:15

下がって来た八紘嶺山頂方面。

10/24 11:40

富士山。

10/24 11:41

稜線を下がります。

10/24 11:47

十枚山方面。

10/24 11:48

かなりの斜度をトラバース。
転倒すると谷底まで落ちてしまいそう。

10/24 11:50

安倍峠峠に続く尾根を交わし滑落の危険が無くなり紅葉を楽しみながら下がりました。

10/24 11:50

カエデ。

10/24 12:03

ブナの黄葉。

10/24 12:03

ブナの黄葉を見上げる。

10/24 12:06

陽だまりハイクという感じ。

10/24 12:08

樹間からのこぼれ日が長く影を落とし、下がるにつれ気温が上がり心地良い疲れがでて眠気に誘われそう。

10/24 12:34

梅ヶ島林道 安倍峠手前八紘嶺登山口に下山しました。
この先駐車場。

10/24 15:55

黄金の湯
泉質はアルカリ性肌はぬるぬる本物の温泉という気分になりました。
日帰り温泉はお客の回転を良くするためか一般的に熱く長く入っていられない感じがします。
黄金の湯はぬるめで柔らかく更に低温の浴槽に長く浸かると体の芯から温まります。

撮影機器：

DSC-HX10V SONY

感想

yosi-yama

　仲間の一人が所属している山の会で二度に渡り中止になった八紘嶺登山、是非登ってみたいとリクエストがあり実施しました。
　週間天気予報では雨模様の予報で中止にするか迷いました。
　実施日が近くになると雨マークが外れまずまずの天気予報に変わりました。
　天候に恵まれ紅葉は見頃、行程もハードではなく足取りは軽く見えました。
　余裕があったら大谷嶺まで足を伸ばす計画をも立てていましたが、初期の目的を達成し念願も叶い満足してしまったようでした。
　秋の日暮れは早いし足慣らしの山行を兼ねているのであまり無理をしないで先に進むのは止めました。
　秋色の山を楽しみ下山後は梅ヶ島温泉の湯にゆったりとつかりリフレッシュな山旅になりました。
「黄金の湯」は平日なのでお客様はまばら、貸し切り状態でゆっくり入浴できました。