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Yamareco

記録ID: 163652
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
丹沢

大室山   神奈川県の山 写真未登録

2007年09月03日(月) [日帰り]
情報量の目安: B
都道府県 神奈川県 山梨県
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
10:58
距離
19.2km
登り
1,636m
下り
1,653m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

※ 発着時刻:始点は発時刻、他は着時刻。 移動、休憩、は次地点迄の時間。

地点      発着時刻  移動時間 休憩時間他 備考
用木沢出合    06:05   1:31   0:49
犬越路      07:25   1:34   0:12
大室山      09:11   1:21   0:00
加入道山     10:32   1:12   0:03
シャガクチ山   11:47   1:13   0:00
畦ヶ丸      13:00   0:36   0:15
善六のタワ    13:51   1:25   0:03
西丹沢口     15:19   0:32   0:00
用木沢出合    15:51

移動時間合計:9時間24分 休憩時間合計:1時間22分
天候
過去天気図(気象庁) 2007年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
 東名高速道路を御殿場ICで降りて国道246号線を東京に向かう、なるべく遅いといっても80勸未覗るトラックの前を車間を空けて走る。 信号・清水橋で左折西丹沢自然教室を目指す、丹沢湖でユーシンへの道と別れ北上する、 西丹沢自然教室に4時半ごろ到着、夏季はこの先用木沢まで通行禁止と聞いていたが特にその様子も無い、白石峠か畦ヶ丸どちらから下山するか決めていなかったので取り敢えず用木沢まで行く。
コース状況/
危険箇所等
所在地 山梨県道志村、神奈川県津久井町
危険箇所 無
累積標高差+ 1,679m
累積標高差- 1,679m
沿面距離  18.1
大室山頂上
山梨百名山標柱
2007年09月04日 10:37撮影 by  ALPHA SWEET DIGITAL, KONICA MINOLTA
9/4 10:37
大室山頂上
山梨百名山標柱
畦ヶ丸頂上
西沢方向
2007年09月04日 11:20撮影 by  ALPHA SWEET DIGITAL, KONICA MINOLTA
9/4 11:20
畦ヶ丸頂上
西沢方向

感想

 用木沢にまだ暗いうちに着いてしまう、ゆっくりと準備し少し早すぎと思いながら歩き始めました、解説書に必ず書かれている青い橋を渡る、青いというよりは水色だとか、沢の中で幕営している人がいて増水したら逃げられるのか、なぞと要らんことを考えながら歩いている内に何か様子が変になって来た。 何が変だというと、道が沢の中を通る、沢が狭くなるのが早かった、踏跡が薄い、標識を見なくなってからだいぶ経つ。

 という事でGPSを確認、本沢を西方向に進むべきところを支沢に500m位入り込んでいた、引き返してみればなんと言うことの無い場所だった。 間違えた訳は、支沢の橋を渡ったのを右岸から左岸に渡ったと思い込んだ、本沢が暗く低い位置だったので見えていなかった、ルートのことは何も考えずにいた事だ。 明るいときなら絶対間違えない所です。。 閑話休題気を取り直して犬越峠に向かいます、沢を離れると傾斜がきつくなり、ガスの影響か笹の露で手足が濡れて不快です。 7時25分犬越路に着きましたがもうガスが上がってきていて遠景はガスの中でした。

 早々に大室山へ向かいます、笹の藪はまだ続きレインウエアを着けようかと思っている内にようやく尾根に出、笹が薄くなりました、尾根に出たからといってガスもあり展望がえられるわけも無く、ただひたすらに登ること1時間半漸く稜線に出ました。 稜線は三差路で右大室山左加入道山、大室山に向かいますなだらかな稜線を少し行けば大室山、頂上部分に木は無いのですが周辺は立ち木に囲まれ展望は有りません、大室指、大渡大久保吊橋からの登山道が登ってきています。

 大室山は鳥兜の群落があると記された案内書がありますが、稜線を歩いた限りでは鳥兜を殆ど見かけません、ほんのわずかぱらぱらと生えているのみです。 そういえば安倍山系の山で春に鳥兜の群落を見たので、花の時期に再訪したら完全な裸地の事がありました、鳥兜は何か利用価値があるのでしょうか。 加入道山への稜線を進みます、植生を保護するため桟道やロープで区分された道を行きます、しかし桟道外や区分外を見ても何ら特別なものは見当たりません、何を保護しているのでしょうか、今は季節外なのでしょうか、保護を訴える看板は多数あるも説明は一切無しです、多少の説明は必要でしょう。

 稜線上は橅、水楢、椛等が多いがまばらで明るく、春の若葉、秋の紅葉の時期は気持ちよく歩けそうです、ただ殆ど木々が途切れるところが無いので展望が無く残念なところです、もっとも今日は10時に近いのにガスが晴れません。 加入道山は平たい台地の端と言う感じで標識が無いととても山頂とは思えません、一段南に下がったところに避難小屋があります、白石峠に向かい300m地点に道志村(和出村)への分岐、更に300mで白石峠です。

 白石峠に到着しましたがこの先どうしましょう、予定では11時前だったら畦ヶ丸から西丹沢自然教室へ、11時過ぎだったら用木沢へ直接下山としていました。 時刻は11時数分前暫く悩みましたが当初の予定どうり畦ヶ丸に向かいます。

 白石峠から先が長かったこと長かったこと、道は相変わらずの小刻みのアップダウンが延々と続き、周辺は割合まばらではありますが木々に囲まれ、場所によっては露を含んだ笹藪も掻き分けていたとき、突然と言う感じでバン木ノ頭の標識に出会いました、ここは三差路になっていて神奈川県の野外活動センター(道志村)への分岐点でした。 シャガクチ丸は何時通過したのか全く記憶に有りません、モロクボ沢ノ頭が気になってはいましたが、何も表示されていなっかたものと思われます。

 昨年来たことのあるモロクボ沢ノ頭は軽い気持ちで通過、20分ほどで畦ヶ丸山直ぐ手前の畦ヶ丸避難小屋、大滝峠上への道を分けます、数分で畦ヶ丸頂上、後は西丹沢自然教室に下るのみ少し休憩します、畦ヶ丸の山頂も広さはあるのですが周りは完全に樹木囲まれ見通しは全く有りません、大きな白石峠改修の碑が何故かでんと経っています、白石峠は数キロ先不思議です。

 先ずは善六のタワへ向けて下ります、樹木の多いかなり急な尾根道です相変わらず展望は有りません、善六のタワは南側が開けたタワ(峠)でしたが南側に大した山は有りません。 善六のタワからは道は尾根を巻くようになりました、尾根の南面をジグザグを切ったりしながら降下していきます、多分30〜40分くらいで西沢に出ました左岸を下ります、下るにつれて沢の中を歩くようになります。

 沢には渡渉する箇所と木製の桟道がかけられた箇所が沢山あります、そして桟道には流れ止めのスチールワイヤーが片端に付けられていました、と言うことは増水して桟道が流されることが多々あるのだと思われます、よって雨降り時は増水が著しく沢ルートは利用できないものと推定されます。 岩の転がる沢を歩く事1時間弱でしたでしょうか漸く西丹沢自然教室に着きました、後は舗装道路を用木沢出合まで30分、登山前ならともかく下山後の道路歩きは辛いものでした。

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