雪の扇山(1138m)
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- GPS
- --:--
- 距離
- 11.8km
- 登り
- 842m
- 下り
- 841m
コースタイム
11:00 登山口
12:00 山の神
12:50 大久保のコル
13:00 扇山山頂
<お昼ご飯>
14:15
15:50 白馬不動尊
16:05 君恋温泉
17:10 鳥沢駅
過去天気図(気象庁) | 2012年01月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
今年に入って3週続けてでっかい富士山を眺めてきました。
1回目は「富士スピードウェイ」、2回目は「三ツ峠山」、そして、今回は扇山。
フォロワーさんと山に行こうと計画していて、雪がなくて富士山が大きく見える山を、ということで扇山(1138m)を選んでもらいました。
確かにこの標高なら雪はないはず、だったのですが、金曜日に寒波襲来。
関東甲信越の山沿いは雪が降り、扇山も例外でなく。
土日もお天気悪いので、中止にしようか、ということだったのですが、日曜日は天気が回復しそうということで決行しました。
新宿駅で合流して、ホリデー快速河口湖に乗って鳥沢へ。
そんなに高い山じゃないので、朝がゆっくりでよいね。
鳥沢到着は10時前。
雨は降っておらず、空も明るくなってきてお天気回復の兆し。
車道を1時間ぐらい歩いて、登山口を目指します。
標高が上がってくるにつれ、車道の積雪量が増えてきます。
気温は高く、風もなく、暖かい。
登山口の積雪はほとんどないものの、融けかけた雪で地面はぐちょぐちょ。
滑りやすいです。
そして、木の枝に積もった雪が融けて雨のように降り注ぎます。
ザックカバーを付けて、フードをかぶって登っていきますが、雨の中の登山のような感じ。
しかも、ときどき融けた雪がまとめてドサッと爆弾のように落ちてくるので、安心できません。
これは想定外でした。
1時間ほど歩くと、水場があって、赤い祠の「山の神」に到着。
そこからも急な九十九折りの坂が続きます。
雪は深くなってきますが、そこそこの登山靴であれば、アイゼンがなくても大丈夫。
気温が高いので凍結している箇所がないのが救いですね。
朝が早かったら凍結箇所があるかもしれません。
登りきると「大久保のコル」に。
そこから平坦な稜線を10分ほど歩くと頂上です。
雪で真っ白になった広い広場です。
普段は芝生になっていてお昼寝ができるそうです。
ちょうど雲が晴れて、富士山がきれい。
1週間前と比べて、はるかに雪の量が増えています。
真っ白になっていてとてもきれい。
やっぱり富士山はこうでないとね。
お天気悪く、富士山が見えることを期待していなかったので、すごい嬉しい。
お湯を沸かして雪見カップラーメンを。
フォロワーさんからコーヒーも頂きました。
日が照ってくると暖かくて気持ちいいね。
ずっとこの山頂にいたい感じ。
下山は君恋温泉方向へ。
ただ、じゅるじゅるの雪の下りはなかなかキツイ。
もっともコンディションの悪い下りですね。
もうちょっと積雪があったら、まだ歩きやすいのに。
アイゼンをつけるほどの積雪量でもないので、かかとに重心を置いて慎重に下ります。
最近手に入れたSCARPAの軽登山靴がとてもいい感じ。
しっかりグリップが効いてくれます。
そんな感じでコースタイムよりやや時間を超過して君恋温泉まで下りて来ました。
麓の近くには「白馬不動尊」というお堂がありました。
屋根に剣が刺さっています。
その下には滝もあります。
温泉に入ろうかと思っていたのですが、ここから駅まで歩いて1時間あるし、送迎もバスもないし、ということで温泉はやめてそのまま駅まで歩くことにしました。
お風呂に入ってしまうと、もう歩く気はなくなりそうだからね。
ということで夕陽に染まる富士山を眺めながら鳥沢駅まで戻ってきました。
お天気にも恵まれ、富士山も眺められ、雪道も歩け、とても楽しい山行でした。
ありがとうございました。
関西の山では富士山は見えないんだよなぁ。
これまで頂上に来ると、どうしても富士山か槍ヶ岳を探してしまうクセがついてしまっているので、富士山がみえないのはとても残念です。
また新しい楽しみを見つけないと。
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