妙義山 続きの続きそして「おまけ」-金洞山(東岳・中ノ岳) 星穴岳-
- GPS
- --:--
- 距離
- 4.2km
- 登り
- 856m
- 下り
- 857m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
中之嶽神社から大砲岩分岐までは一般登山道です。 ○大砲岩分岐〜金洞山分岐までのエスケープルート 大砲岩分岐からエスケープルートに入るところに進入禁止のテープが張ってあります。先週下りてきましたが、上から下りてくるところは止められていません。ロープ場、垂直に登る鎖場もあるので、一般ハイカーが入り込まないようにしてあるのだと解釈し、登りました。主稜のコルと中ノ岳の途中ですれ違ったご高齢のご夫婦は、ここから登りたかったけれど、テープが張ってあったので中之嶽神社まで戻って反対側から登ってきたとおっしゃっていました。通行できることを伝えると、東岳から折り返してこようと思ったけれど、通れるならそちらをまわって降りるということでした。 金洞山への分岐下の鎖場は垂直に近い岩場です。ホールドはしっかりしているので慎重に登れば問題なし。登ると横へ少し岩をへつるようにトラバースすると分岐です。 ○金洞山分岐〜東岳 痩せた尾根を進みます。見晴らしはとてもよいです。短い鎖場を登ると東岳山頂。山頂は狭いです。 ○東岳〜中ノ岳 東岳からはルンゼ状の垂直に近い鎖場を下ります。ホールドをしっかり探しながら降ります。尾根を少し歩くと、更に鎖場。「一般登山者は・・・」とこんな所に表示されてもという札があるピークを越えると中ノ岳への登りになります。中ノ岳山頂には小さな祠があります。 ○中ノ岳〜主稜のコル 中ノ岳からは垂直2段50mほどの鎖場です。今回のコースでは一番の難所です。が、ホールドはあるので、慌てずに丁寧に降りるとよいと思います。鎖場を降りて少し進むと右下にロープが張ってあるトラバース道が見えます。左上の尾根を進み小ピークまで出てそこから下っても、トラバース後の道と合流します。私は尾根からピークの道を選びました。岩場でありませんが少し傾斜がきついのでピークから降りるときに、滑らないように注意が必要です。更に進むと主稜のコルにでます。 主稜のコルから西だけ方面は柵がつけられ、遮断されています。 ○主稜のコル〜見晴らし分岐(一般登山道)〜中之嶽神社 しばらく左右の大岩の間を鎖を頼りにおりますが、ステップも切ってあり、斜度も割と緩やかなので落ち着いております。やがて、土の登山道になりますが、所々に根から倒れた大木が横たわっていて、道が荒れ気味です。分岐から中之嶽神社までは一般登山道です。 ○中之嶽神社〜星穴岳 階段上の中之嶽神社を左に回り込むように轟岩方面へ進みます。一般登山道ではありません。少し登って行くと「危険↑」と書かれた看板と「轟岩→」と書かれた看板が並んでいます。どちらも倒木で道が塞いであるように見えます。本当は轟岩方面へ進むのが正しいのですが私は試しに「危険↑」方面へ登ってみました。獣道なのか、人が踏んだ後なのか分からない、果たして道?と思えるような場所を登ると大岩の南側に出てそこから道が分からなくなってしまいました。途中まで引き返し、轟岩方面の道に合流するようにトラバ-スをしました。やっぱり轟岩方面が正しかったのですが、こちらも倒木で道が塞がれている場所があります。少し上をまわってトラバースするようです。 登って行くとさっきの大岩の反対側に出ました。ここには赤いリボンで目印がついていたり、虎ロープで道が示してあったりします。ただ、これらを探しながら慎重に登らないと、落ち葉で道がわかりにくくなっているので道迷いしそうです。私も1〜2度道から外れてしまいました。アップダウンを繰り返しながら、星穴岳の近くまで来るとロープを頼りに岩登りが連続します。ホールドをよく探し、木の根も安全を確認してつかみながら登ります。枯れ枝も多いので、しっかり確認しないと危険です。やがて大きな一枚岩の下に突き当たります。右側にも登れるようにロープが垂れていますが、突き当たって左側が星穴岳への道です。ルンゼ状の所をロープを頼りに登ります。やがて、左に回り込み、しばらく行くと結び穴に到着します。星穴岳はここまでで、更に上に行くにはロッククライミングの道具と技術が無ければ行けそうもありません。命がけになりそうです。 |
その他周辺情報 | もみじの湯 毎回ここです。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
ヘルメット
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感想
夏の続きとしてつないだ先週の「鷹戻し」越えのさらに続きのルートを登りに行きました。先週はエスケープルートから見晴らし分岐まで下りてきたので、今日はそこから下りてきた道を上り、金洞山の分岐から東岳へ向かいました。いくつかの鎖を登り、東岳山頂へ。そしてさらに「こぶ岩」を越えて中ノ岳へ。雲は出ていましたが、それでも展望は上々です。今回も簡易ハーネスを装備しましたが出番はありませんでした。
中ノ岳からの下りは垂直に近い2段の鎖場。長さは50mばかりあるでしょうか。先週の反省を生かし。しっかりと足場を確保しながら鎖を持つ手が疲れないようにして下りました。握力も落ちなかったし、腕も張りませんでした。まあ、先週の場所と違うのでなんともいえませんが。
主稜のコルから登ってきたご夫婦と途中ですれ違いの時に少しお話をさせていただきました。本当は私と同じルートで登ろうとしたけれど、大砲岩分岐の所のエスケープルートの登り口がテープで塞がれていたので、見晴らし分岐まで戻って反対方向から登ってきたそうです。奥様は膝のけがをなさっていてもう山へは登れないかと思っていたけれど、こうやって登れてうれしいと喜んでいらっしゃいました。エスケープルートは通れることをお伝えすると、それでは、そちらから下りてみようということでした。このご夫婦は、いろいろなコースで、もう、何度も妙義山へは登っていらっしゃるということでした。
中ノ岳を下山したら「おまけ」として星穴岳へ行ってみようと今日はオプションを計画していました。星穴岳に開いている二つの穴が遠くから見ると目に見えて、この山が鬼の顔に見えるのです。星穴岳は結び穴までしか行けないのですが、夏に相馬岳に登ったときに見えたあの穴が印象的だったのです。
オプションのために、ほとんど休まずサクサクと下山しました。5:40にスタートして中之嶽神社に9時前に戻ってきたので3時間20分ぐらいの行程でした。
中之嶽神社から星穴岳に向かいます。落ち葉が道を隠して分かりづらい登山道です。赤いリボンとトラロープが目印となっているので、時々立ち止まっては道を探します。
1時間半ほどで結び穴に到着。ここでゼリーを食べて写真を撮って下山です。先週よりも紅葉が進み、陽が当たってきれいでした。
下山も、帰りの高速が混まないうちにとサクサクと40分ほどで下りてきました。
帰りにいつもの「もみじの湯」へよって汗を流し戻ってきました。高速の渋滞にもあわず、午後2時前には帰宅できました。
これで、妙義山の稜線上のコースで残っているのは妙義神社〜タルワキ沢のコルまでの白雲山方面だけとなりました。いつになるかは分かりませんがきっとつないでみようと思っています。
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