【牛ノ寝通り】 裂石 - 大マテイ山 - 奈良倉山 - 鶴峠
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- GPS
- 08:45
- 距離
- 20.8km
- 登り
- 1,484m
- 下り
- 1,500m
コースタイム
08:10 千石茶屋
09:00 上日川峠
10:00 大菩薩峠
10:35 熊沢山
10:50 石丸峠
11:05 長峰分岐
11:50 榧ノ尾山
13:05 棚倉
13:20 大マテイ山
14:35 松姫峠
15:30 奈良倉山
16:25 鶴峠
地図上のコースタイム
大菩薩峠登山口-(2:10)-上日川峠-(1:15)-大菩薩峠-(3:25)-大マテイ山-(1:50)-奈良倉山-(0:45)-鶴峠 計9:25
実際のコースタイム 8:45
過去天気図(気象庁) | 2012年01月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
塩山駅→大菩薩峠登山口 http://www.vill.kosuge.yamanashi.jp/tourism/access/images/soneibus.pdf 鶴峠→金風呂(上記URLの10、11を使用) 小菅村役場or金風呂→奥多摩駅(西東京バス) |
写真
感想
今回は牛ノ寝通りへ行きたかったので、塩山駅から裂石(大菩薩峠入口)までバスで向かいました。
裂石からは千石茶屋まで舗装された道を進み、そこから登山道へ入りました。
途中、自家用車で乗り付けて準備をしている3人組に会いました。
登山道にはいきなり雪が積もっていたため、ロングスパッツと4本爪の軽アイゼンを装着してから入りました。
足跡の数から察するに、先週末は雪の中かなりの登山者が入ったようでした。
登山者の靴には6本爪や12本爪のアイゼン、中には未装着の登山者もいたようです。
以前自分は6本爪は使用したことがありましたが、紛失中のため4本爪で行くことにしました。
しかし、4本爪は土踏まずに装着するような形状のため、登りだすと足を踏み出す時につま先が引っかからないため、あまり効果を発揮しませんでした。
上日川峠からさらに福ちゃん荘へ進み、そこから大菩薩峠まで砂利道を進みました。
大菩薩峠まで来るとガスが出始めてきました。
急いで写真を撮り、小休憩をとってから石丸峠へ向かいました。
しかし、ほとんどの登山者は大菩薩峠から大菩薩嶺へ向かうようで、石丸峠へ向かうトレースは犬連れの一人だけでした。
熊沢山を抜け、防火帯のような場所を下れば石丸峠でした。
今回は牛ノ寝通りへ向かうので、ここから左折しました。
今の時期は小金沢山へ向かう人はいないようでトレースはありませんでした。
引き続き犬連れのトレースをなぞるように進みました。
長峰への標識がないかもしれないので注意していましたが、大きな標識が立ってました。
榧ノ尾山までに玉蝶山を通過したはずでしたが、気が付きませんでした。
登山道には人の足跡の他に、イノシシの掘ったと思われる穴や、シカがかじったと思われる木などがいくつもありました。
榧ノ尾山の山頂からは南北それぞれ一番手前の尾根が望めました。
北斜面は伐採されており、切り株がベンチにするにはちょうどいいサイズだったので、ここで昼食をとりました。
ここからいきなりスノーシューと思われる足跡が現れました。
自分はまだスノーシューは使ったことがないので一度は使ってみたいものです。
しばらくすると先行者のトレースが右往左往しだしたので自力で進むことにしました。
なんとか棚倉にたどり着き、大マテイ山まで直登して休憩をとりました。
大マテイ山には巻き道があり、山頂まで来る登山者は他にいなかったようです。
鶴寝山まではいくつもの分岐があり、山頂手前の分岐に気づかなかったため山頂に立つことができませんでした。
仕方が無いのでしばらく進み、松姫峠で休憩をとりました。
松姫峠には舗装された道路があり、除雪されていたので、休憩中にも数台の乗用車が通過して行きました。
ここから林道に入り、奈良倉山を目指しました。しかしスタミナが減っていたせいか、山頂までの道のりがかなり長く感じました。
また、山頂までの道のりにはトレースがありませんでした。
ようやく山頂に到着すると、秀麗富嶽十二景の看板に2次元バーコードと一緒にご褒美画像なんて書いてありました。
他の山頂では見かけたことのないのでごく最近に貼りつけられたものでしょうか
とりあえずご褒美画像はダウンロードしておきました。
しばらく休憩をとった後、一気に鶴峠へくだることにしましたが、まったくトレースがない上に、道を見失ってしまったため、やってはいけないとは思いながら、まっすぐ下りることにしました。
しばらく下って行くとふたたび登山道にぶつかったのでなんとか鶴峠へ到着することが出来ました。
鶴峠には上野原駅からの春秋の季節運行バスがあるのは知られているようですが、ネットで検索すると鶴峠は季節運行のみと書かれていることが多く、小菅村からのバスは知名度が低いようです。
鶴峠からは小菅村営バスに乗り、小菅の湯で入浴後ふたたび小菅村営バスに乗り、西東京バスに乗り換える予定でした。
しかし、先週末の雪のため小菅の湯は4時で終了と聞き、ならば村役場で時間を潰すのがよいと運転手の方がおっしゃったのですが、思いのほか小菅村の話で盛り上がってしまい、バスに乗って小菅村を2周してしまいました。
結局2時間ほど話し込み、西東京バスへの接続バスに乗った後は、乗客が自分一人だったという事もあり、西東京バスの運転手の方とも奥多摩駅に着くまで山の話で盛り上がってしまいました。
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私は前日の土日(1/21,22)に小菅から石丸峠までトレースをつけたudokoと申します。
待望の南岸低気圧が来たので、雪見鍋だ!ビールだ!温泉だ!とお気楽な気持ちでテント背負って小菅からバス利用で入山。一日中雪が降り続き、重い雪の単独ラッセルに苦しみ、一日目は大ダワのちょい先の台地に泊まりました。(これは予定通り。)
途中ワカンに変えてみましたが、雪の抵抗が大きくかえって疲れちゃうのですぐに外しました。
一晩中ミゾレ混じりの雪が降り続き翌日も雪、更に積雪は増えました。なだらかなルートですが登り基調、しかしまったりした部分のラッセルが一番つらく、夏なら10分かからないところに一時間以上かかったりして苦労しました。膝程度なんですがなにしろ重い!
テン場から大菩薩の湯まで10時間かかりました。
石丸峠までは人間のトレース皆無。
石丸峠から直接上日川峠に下りましたが、ここは股ラッセル。
上日川峠からは日没との競争で、気温高く凍結無しの良く踏み固められた歩きやすい道を夏のコースタイムの半分で駆け下りました。
今山行ではアイゼンは不使用。
大菩薩側から入ると下り基調なのでラクですが、小菅側の交通が不便なのがちょっと心配かもしれません。
今回は夏道がほぼギリで拾えましたが、だだっ広いところはテープも無くルートは方角と木の切り口で判断。
もっと積雪が増えると特に下りにルートをとった場合は、トレースがないとルート取りに慎重を要する箇所がいくつかあると思います。
榧ノ尾山から長峰分岐にかけてはなだらかな登りのつづらが続いているので、新雪の中のラッセルはしんどいですよねぇ
自分は軽アイゼンのみ持参でしたが、雪が凍っており、雪に埋まるというよりザクザク踏みしめるような感覚で下れて楽しかったです。
ルートはトレースをつけてくださったお陰で無事迷うこともなく進むことができました。
小菅側に下山する場合は交通の便が悪いので鶴峠まで進まずに大マテイ山から下山し、小菅の湯で時間を潰すのが良いでしょう。
ただし今回は積雪後のために臨時休業でしたが・・・
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