荒船山〜もう一つの顔 初心者には手強い山

2018年11月04日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 11.9km
• 登り: 912m
• 下り: 911m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:34
• 休憩: 0:33
• 合計: 6:07

9:23 線ヶ滝
9:23 荒船山立岩登山口（線ヶ滝登山口）
9:25 威怒牟畿不動分岐
10:16 威怒牟畿不動星尾峠分岐
10:23 10:26 威怒牟畿不動滝
10:45 立岩入口
11:51 経塚入口
12:18 12:22 荒船山
12:35 相沢分岐
12:36 荒船山避難小屋
12:44 13:10 艫岩
13:12 相沢分岐
13:40 経塚入口
13:48 星尾峠
14:40 イモリの滝（蠑螈の滝）
14:50 田口峠分岐
15:10 荒船登山道 木橋崩落
15:28 威怒牟畿不動分岐
15:30 荒船山立岩登山口（線ヶ滝登山口）
15:30 線ヶ滝
15:30 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

線ヶ滝駐車場　8時の時点で満車

コース状況／危険箇所等

道が分かりにくいところ多数。
・全般的に赤テープがここぞというところに無い
・落ち葉で道が埋まっていて分かりにくい（星尾峠〜駐車場）
・道標が不親切（分岐に道標がなかったり、田口分岐周辺で現在地を示されてない道標で道を間違えやすい）
・仕事道？林業道がいくつか入り組んでいて、登山道かどうか分かりにくい

写真

11/4 9:23

久しぶりに遅い登山です。すでに満車。この後何台か来ました

11/4 9:24

木橋を渡ってスタートです。
今日は暖かいです

11/4 9:32

木が倒れてトンネルになってました。おそらくこの道はすでに間違い。そもそも道も奇妙でした。「道はあるが、枝が踏まれずに（折れずに）落ちてる」そんな道でした。

結局このまままっすぐ進み道がなくなってしまました。開始10分足らずで進退窮まるという、この先を予感させるような不安。。図らずも当たってしまいますが。。

11/4 9:56

道がなくなった辺りから少し尾根に登ってみたところあっさり道に戻ることができました

11/4 10:05

当初思い描いていた荒船の広くて歩きやすい道を快調に進みます。
テントが晴れそうな場所に到着

11/4 10:07

水場もありました。

11/4 10:16

快適な道を緩やかに登ると、「荒船山への近道」としきりにアピールしてくる看板に出会います。地図で見るとこの先は破線。そしてこの先は、下山時に迷うことになる沢に通じてる道です。できるだけこの「誘い」は断った方がいいでしょう

11/4 10:21

東屋が見えました。威怒牟畿へと通じる道です

11/4 10:21

威怒牟畿のいわれです。そういえば山頂にもこう行った伝説があったのを思い出しました。山にこういう伝説があると楽しいですね

11/4 10:23

威怒牟畿。上から少量ですが滝が流れています。荘厳です。

11/4 10:25

威怒牟畿を過ぎると、急坂に。今まで比較的緩やかだったので、ようやく高度を上げられるとホッとしました。

11/4 10:27

威怒牟畿を横から見ます。歩いてあそこまで行けそうです

11/4 10:44

紅葉がとても美しいです。見頃ですね

11/4 10:45

威怒牟畿下降点に到着。左（南）に進むと立岩に行きます。
前回登山で戸隠に行ってるので岩場はパス

11/4 10:50

岩峰が見えます。

11/4 10:51

紅葉

11/4 10:54

尾根に到着

11/4 11:08

やや細いですが歩きやすい道。

11/4 11:18

立岩分岐でしょうか？道標が壊れていてよく分かりません。

11/4 11:18

右手には地図には道が無いのですが、綺麗な道が続いています。

11/4 11:19

左手にも道があります。道標が壊れてると不安になります。
地図でみると、ココア立岩分岐だと推測されるので、左手に進みます。

11/4 11:23

下ると、広い見通しの良い森になります。

11/4 11:33

快適な道です。経塚山への直登ルートを目指します

11/4 11:51

分岐が出て来ました。経塚山への直登ルートでしょうか？イメージしていた方角とは大分違いますが。。。

11/4 11:51

とりあえず登ります。かなり急勾配です。
この山の坂はどこもキツイです

11/4 11:57

少々歩きにくい階段。山頂に通じてる？

11/4 13:38

と思いきや、出て来た先は前回も通った艫岩と山頂の間の分岐。
どうも直登ルートの分岐を見落としたようです。

11/4 12:12

気を取り直して山頂に。10分ほどですが、やっぱり急坂でした

11/4 12:27

艫岩に向かいます。この道は最高に気持ちのいい道です

11/4 12:30

広々してます。
これで眺望があれば。。。

11/4 12:44

艫岩に到着。景色は最高。紅葉が綺麗です

11/4 12:44

一面の紅葉

11/4 12:49

眼科に内山峠に通じる道が

11/4 13:26

下山します。途中に天照大神の伝説が。

11/4 13:48

星尾峠まであっという間に来ました。ここまでは明瞭で歩きやすい道。

11/4 13:48

星尾峠は雰囲気があって、面白いのですが、分岐が多く分かりにくいです。兜岩と荒船不動尊への道標はあるのですが、これから私が下山する「線ヶ滝」方面の道標がありません

11/4 13:50

が、ちょっと先に進んだらありました

11/4 13:54

下ると、尾根をつづら折れになった道があります。落ち葉でやや不明瞭ですが、問題なく道は分かります

11/4 13:59

しかし沢に当たったあたりで、道がわからなくなりました。
幸い赤テープがあったので、それを拾って先に進みます。
沢沿いの道なので岩がゴロゴロ。歩きにくいです。

11/4 14:00

こういう明瞭な道になるとホッとします

11/4 14:01

しかし、大抵は分かりにくい道です。
地図と現状を見比べると、おそらく道というのはなくて、沢沿いを広く歩く、というスタイルなのではと解釈。。

11/4 14:12

鍋が出て来ました。他にもケルンがあったり。踏み跡は不明瞭ですが、赤テープを頼って行くととりあえず間違っていないようです。

11/4 14:19

分岐に出ました。左岸コース分岐です。
しかし「田口峠」と記載されてるので、実際にはこのさらに下にある「田口峠分岐」かと勘違いし、「線ヶ滝」方面に向かってしまいました。本当は田口分岐から川沿いをいく予定。

11/4 14:38

間違いと気づかず、実際には午前中にパスした破線の威怒牟畿に向かっています。しかし、道がどうも怪しい。踏み跡はあるのに下草が生えていて、あまり人通りが無い道なのではと怪しむ。。
この後イモリ滝が現れて、完全に間違った道を行ったことに気づきます。このまま行っても下山できるのですが、できれば破線ルートは行きたく無いので、戻ります

11/4 14:42

紅葉してますが、道が不明瞭で焦りが募ります

11/4 14:42

田口峠分岐、、、のような三俣になった分岐があったので、まっすぐ駐車場の方向に。結局はこの先は行き止まりでした・・・
こんなに広いのですが、間違いです。焦って、強行突破すると最悪です。間違えたと思ったらすぐに引き返す。。

11/4 14:50

ようやく本物の田口分岐を見つけてあとはもう大丈夫、と思ったのもつかの間。道は針葉樹の植林帯を進むのですが、どうも踏み跡が薄い。
今朝の威怒牟畿のような、「道はあるが、枝が踏まれずに（折れずに）落ちてる」道

11/4 15:13

この後、微妙な踏み跡とペンキを頼りに進んだ結果、道がよくわからなくなってしまったので、あたりを見回して、少しずつ進む。ようやく安心出来る道に出ました。

11/4 15:18

橋は壊れそうです。

11/4 15:22

鉄橋もあります。

11/4 15:27

下山しました

11/4 15:28

思った以上に苦労しました

撮影機器：

Canon EOS 60D Canon

感想

uneme

数年前に、荒船のスタンダードルートである内山峠から登山したことをきっかけに、今回は、別のルートから登ってみようと、南側の線ヶ滝から登ることに。
距離は10kmあれど、標高差もあまりなく、内山峠から登った時の印象から歩きやすい道を想像していたが、ルートの選定や歩き方など少しレベルの高い道だった。

まず、道が分かりにくい。道標の設置が不親切、赤テープが肝心なところに無い、作業道？が入り組んでる
1.立岩直登コース分岐から、威怒牟畿不動に向かってすぐ、登山道を歩いてると知らずのうちに作業道に入っていた。
2.立岩分岐から経塚山直登への分岐点が見つけられず。
3.立岩分岐への登りで赤テープがなくて道がわからない。
4.星尾峠から下ってしばらく、沢沿いの道がどこを歩いていいかわからない
5.田口峠分岐直前に二股分岐があり、どちらに行っていいかわからない（はじめはこれが田口峠分岐かと思った。実際には違った）
6.田口峠分岐からしばらく歩くと沢沿いを歩く。この間がとても分かりにくく沢沿いを右往左往した。この間赤テープが付いてたり付いてなかったり。付いてないところは大抵迷うが、木の裏に赤ペンキがある。しかしそれがどちらに行くのかわからない。結果的には登山道が崩落していたことで道が消えていただけで、沢から尾根方面へ道無き道を5mほど駆け上り登山道に出れた。

他にも細かいところで道が分かりにくくなっています。
気持ち的に、内山峠の延長でくると痛い目に会うかもしれません。
ひょっとしたら落ち葉が道を隠していただけで、夏だと大丈夫なのかもしれません。
ただ、あまり人が登ってない道だというのは分かりました。
荒船山唯一の周回ルートなだけにもう少し整備すれば人も登ると思います